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「フレデリック」-1

<レオ・レオニ>シリーズ No.1

かいのどうぶつえん 園長です。
今回は、レオ・レオニ作(谷川俊太郎訳)『フレデリック』 (Frederick)の第1回目をお届けします。
サブタイトルは「ちょっとかわったねずみのはなし」。絵本は、1967年に発表されました。

牧場の石垣に5匹の野ネズミが住んでいました。冬に備えて4匹は重いトウモロコシを、せっせと巣に運んでいました。ところがフレデリックだけは、みんなに背を向けて、目を閉じて日向ぼっこ。
みんなは怒って
   「どうして働かないの?」
フレデリックは
  「さむくて くらい ふゆの ひのために、ぼくは おひさまの 
   ひかりを  あつめてるんだ」
いったい、“ひかり”をあつめて何をするつもりなのか?
レオ・レオニならではの、意表をつかれるストーリー展開と、カラフルな色彩表現については、次回ご紹介しましょう。

フレデリックは知らん顔で日向ぼっこ
重いトウモロコシをせっせと運んでいるのに!
グリーンバック

貝たちと園長は

「割らない」「塗らない」「削らない」と固く約束して制作しています

           <貝の配役>
★野ネズミ: ハナマルユキ/ウメノハナガイ/スガイ/フジノハナガイ/
      ムシボタル/ヤカドツノガイ
★石垣:ホラガイ   ★トウモロコシ: ヒメカノコ ★大地: ホタテガイ   
★樹:エダサンゴ/バフンウニ ★太陽:ナミマガシワ


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