見出し画像

フリーランスに向いてる人

フリーランスになって5年が経った。

僕のまわりでは多くの人がフリーランスになった。

そんな中、感じるのは
「フリーランスって向き不向きがあるな」
ということだ。

ちなみに僕は自分はフリーランスにそこまで向いていると思っていない。
それ以上に会社員に向いていないだけだ。

今日は僕が様々なフリーランスを観察してきて
フリーランスに有意な特性を書いていきたいと思う。

まず、承認欲求が強い人はフリーランス向きだと思う。
フリーランスのほとんどが屋号=自分であり
名声は自分に帰結する。

会社員と違っていい物をつくればダイレクトに返ってくるのである。

例えばイケてるwebサイトを作ればTwitterなどで知らない人がツイートしてくれたりする。
はじめてそんな事が起きた日にはドーパミンどばどばだ。

承認欲求は破裂寸前に高まる。
しかし承認欲求は満たされることのない空腹だ。

この承認欲求を前進力に転化できる人はむちゃくちゃ働くし稼ぐイメージがある。

似たような特性だけど
ナルシストも強力な要素だと思う。

「自分が物語の主人公である」
という根拠のない自信は、不安定なキャッシュフローや先行きにおいて無駄なストレスを溜め込まないし積極的に行動ができる。

フリーランスはスキルも必要だけど、それ以上に営業力が必要だ。
仕事がなければ活躍する機会もない。

この営業力を支える大きな柱の一つが
「自信」だと僕は思う。

自信がなければお客さんは不安になるし
外注先として使ってもらえる可能性も低くなる。

スキルがあればその内評判は上がるだろう!
という考え方もあるが、それは中長期戦になり資金的に恵まれている環境が必要だ(家賃がいらなかったり、共働きだったり)

とにかく、最初は仕事をいただく必要がある。
その為には「なんでもやります!」という自信と勢いが人に安心感を与える。

最後は「精神的ディフェンス力」が高いことだ。
俗に言うメンタルが強いと言われる人には2つのタイプがある

①鈍感でストレスを感じない人
②ストレスを避けるディフェンスが上手い人

この②のタイプの人はフリーランスに向いていると思う。
ストレスの落とし穴に気づき躱す(地雷案件を受けない)
キャッシュフローを安定させたり苦手なタイプの定期案件は無理して受けないなど長期的ストレスの要素を潰すなど

無理せず永続的な働き方が可能になる。

フリーランスが気をつけなければならない要素の一つがワーカホリック(仕事中毒)である。

自らメンタルが強いと思っている人はこのワーカホリックになりやすい。
①の鈍感なタイプに多いと感じる。

しかし、メンタルはフィジカルと違い鍛えてもその刺激になれるだけであり基本的には絶対力は増えない。
つまりワーカホリックはいつか崩壊する。

②のタイプはそこを理解しているため、ディフェンス技術を磨き続ける。
無駄なストレスを避け、無理無茶は短期的にしか行わない。
フリーランスは心と体を壊したら終わりなので
この特性は非常に重要だと思う。

幸いメンタルディフェンスは考え方やテクニックの側面が強いので後天的に学ぶことができる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?