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第105回選手権大会《決勝の展望》

決勝戦 仙台育英vs慶応

連覇?107年ぶり?選抜の再戦は如何に!

1回戦  仙台育英19-9浦和学園
2回戦  仙台育英8-2聖光学院
3回戦  仙台育英4-3履正社
準々決勝 仙台育英9-4花巻東
準決勝  仙台育英6-2神村学園

2回戦  慶応9-4北陸
3回戦  慶応6-3広陵
準々決勝 慶応7-2沖縄尚学
準決勝  慶応2-0土浦日大

『100年開かなかった扉』を開けた須江監督率いる仙台育英が南北海道代表駒大苫小牧の2004〜05年選手権連覇以来の偉業に挑む!

2006年決勝で駒大苫小牧の3連覇を阻んだのは早稲田実だった。この国の二大ブランド学校の早稲田と慶応、OB三田会を含めた圧倒的な応援でまたしても北国の連覇を阻むのか?須江監督の言う『2度目の初優勝』か?

慶応が優勝したのは歴史ある選手権大会の1916年第2回大会。出場校はなんと12校、
慶応普通部が市岡中を6-2で倒し初優勝。
1916年って、第一次世界大戦中よ、大正5年よ、大卒初任給が50円の時代よ、国内最高齢現在116歳の巽フサさんなら知ってるかもね。それ以来『2度目の優勝』を目指す。

選抜初戦で仙台育英に延長タイブレーク1-2のサヨナラ負けから投打に力を付けて最高の舞台でのリベンジチャンス。
エース小宅、左腕鈴木、右横手松井、核弾頭の1番プリンス丸田、スポーツメガネの5番ポイントゲッター延末、守備の要で主将の大村、そして1試合3本塁打の偉大な甲子園記録と前科も持つ清原和博の息子勝児とタレント揃いの慶応。

2019年の春選抜初戦で履正社は奥川擁する星稜に完敗し、そこから打倒奥川でチームを鍛え上げ、夏の選手権大会決勝戦で再戦、見事にリベンジを果たし悲願の初優勝を飾った。
このケースに良く似ているだけに慶応か?

昨夏選手権で鳥取商、明秀日立、愛工大名電、聖光学院、下関国際と5試合。
今春選抜で慶応、龍谷大平安、敗れた報徳学園と3試合。
今大会で浦和学院、聖光学院、履正社、花巻東、神村学園と5試合。
仙台育英1番橋本、2番山田、4番斎藤、5番尾形、9番住石、エース高橋、湯田、仁田は甲子園で14試合目となる最後のゲーム。
名だたる学校を倒し、素晴らしい指揮官に率られ経験も実力も兼ね備えたこのチーム。
相手が慶応でも負けるとは思えない…
でも、負けるのが高校野球か…
でも、何が起こるか最後までわからないのが高校野球…

須江監督の優勝インタビューでまた今年も名言を期待して最後の予想は仙台育英の2連覇!

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