ここから二日間ベスト8をかけた熱き戦い！

第一試合　創成館vs沖縄尚学

失点の少ないチーム同士の九州勢対決！

2回戦　創成館6-3星稜
2回戦　沖縄尚学3-0いなべ総合

創成館は初戦で星稜から貰った四死球を効率よく得点し少ない安打で勝ち上がった。

沖縄尚学は初戦、無失点男エース東恩納が完封し、ディフェンス力の高さを証明した。

打線は共に活発では無かったが、知花、仲田の座る沖縄尚学打線は本来の力を発揮すれば大量点も期待できる。

創成館は制球力のある福盛、永本のリレーで交わしながら接戦に持ち込みたい。

九州での実績が上回る沖縄尚学の勝利予想

第二試合　広陵vs慶応

必見！3回戦屈指の好カード！

2回戦　広陵8-3立正大淞南
2回戦　慶応9-4北陸

優勝候補広陵は珍しく初戦リードされるも終盤に逆転し勝ち上がった。　
エース高尾、左腕倉重が強力慶応打線を封じられるか？がポイント。
打線はまだ本調子ではない真鍋も打点を上げた事で気分は上々。
1番田上、2番谷本、9番松下の巧打者達の活躍に期待。

慶応は振り切るスイングが徹底され強い打球で長打力に優れ県予選から調子は上々。
エース小宅も広陵高尾と同じ2年生右腕、春から夏にかけ制球力とストレートに力強さが増し、この世代を代表するレベルへ成長した。

投手陣は
広陵エース右腕高尾と左腕倉重
慶応エース右腕小宅と左腕鈴木
打撃陣は
1番田上に中軸は真鍋・小林・只石
1番丸田に中軸は渡辺・加藤・延末
互角の戦力、キーマンは下位打線に？
優勝を狙う両校にとって大一番となる。

個の長打力では慶応だが、負けない野球をするチームとしての完成度は広陵。

Enjoy Baseballを掲げ高校野球界に新しい風を吹かせる慶応松林監督、髪型自由、長時間練習なし、Thinking Baseballを実践し、選手は学力だけでなく野球脳も発達している。

監督歴33年目、甲子園通算38勝の中井監督は部員151名、全員丸坊主の選手達と選手権初制覇に挑む。

この先も見たい広陵の勝利予想

第三試合　文星芸大付vs八戸学院光星

こっちの仲井監督も優勝旗狙ってます！

2回戦　文星芸大付9-7宮崎学園
2回戦　八戸学院光星7-0明桜

文星芸大付は作新学院の化身のごとく、劣勢から見事な逆転劇を演じ、宮崎学園を撃破。
捕手の黒崎は三振取る度にピッチャー以上にガッツポーズを繰り返し元気いっぱい。

八戸学院光星は初戦エース洗平が完封、この試合はもう一枚の左腕岡本が先発でしょう。
洗平に引けを取らない好投手なだけに文星芸大付打線も苦戦を強いられるのでは？

共に打線は力があるので、投手力の差が試合を決める。

光星仲井監督はプロ入りした3番田村、4番北條を擁し2011年選手権から3連続準優勝の素晴らしい実績も未だ優勝旗には届いていない。

投打に優る八戸学院光星の勝利予想

第四試合　専大松戸vs土浦日大

経験か？勢いか？名将木内監督対決！

2回戦　専大松戸7-5東海大甲府
1回戦　土浦日大8-3上田西
2回戦　土浦日大3-0九州国際大付

秋季関東大会準優勝、選抜ベスト8、春季関東大会ベスト4と公式戦での経験豊富なこのチーム。
エース平野が投げなくても負けないチームになり、青野、渡辺以外に初戦登板の無かった本格派2年生梅沢も控える。果たして先発は？

開幕カードでタイブレーク勝利、2回戦完封勝利と勢いに乗る土浦日大。
投手陣は伊藤、小森の右腕が特に良い状態で打たれる気配が無いくらい安定感抜群。
今年の選抜で山梨学院が開幕カードに勝利して優勝まで登り詰めた再来に？

両校投手陣が豊富なだけに両監督の先発起用と継投が勝負を分けそう。

専大松戸持丸監督は名将木内監督の推薦で2003年に後釜として常総学院の監督に就任、2007年まで指揮を取った。

土浦日大小菅監督は取手ニ出身、名将木内監督に率いられ1984年PL学園を破り選手権優勝時の三塁手。

名将木内監督にゆかりのある2人の対決。
どちらがマジックを見せてくれるのか？

勢いに乗って選手が成長している土浦日大だが、攻撃のパターンが豊富な専大松戸の勝利予想