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第96回選抜大会《6日目を終えて》

第一試合 日本航空石川vs常総学院

    	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
常総学院	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
航空石川	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

一死三塁の攻防に差が!

雨で2日順延し、長いこと待たされた両校。
投手陣は調整が難しい試合に。

航空石川は猶明、常総はエース小林の先発。
両投手とも落ち着いたピッチングで0を並べる。

6回表、常総は先頭打者が四球、ボーク、送りバントで一死三塁とこの試合初めて三塁へ走者を進めると4番武田が右飛で先制。

7回裏、航空石川は先頭打者二塁打、送りバントで一死三塁を作ると下位打線7番加藤に代打竹中。雨でグランドもぬかるむ中、スクイズ、内野ゴロゴーなど攻撃の選択肢はあったが、中村監督は無策で三振、後続8番冬木も一塁フライで無得点。
ここは絶対に追い付いておかないといけない場面でしたね。

1点を追う9回裏、航空石川は先頭打者四球、ここで中村監督、盗塁を仕掛け無死二塁を作り凡打、ヒットで一死一、三塁とこの試合2度目の一死で三塁に走者を置く。
一打同点の場面で打順は6番河田、ここまで三振、三振、送りバントと当たっていない選手に強攻させ、なんと初球を打って6-4-3の併殺打で試合終了。ここで初球を打つ?

一死二塁から深めのライト前ヒットで生還出来ない走塁や大事な一死一、三塁で無策。
こういうとこでしょうね。
星稜を越えられないのは。

常総はエース小林が被安打5、奪三振9、与四死球2で見事に完封、打っては4番武田が殊勲打となる犠飛を放ち、投打の軸が活躍。

勝った常総は中1日で2回戦、連戦で準々決勝、中1日で準決勝、連戦で決勝戦と過酷な日程ですね。

第二試合 八戸学院光星vs星稜

    	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
八戸光星	0	0	2	0	0	0	0	0	0	2
星 稜 	2	0	0	0	0	1	0	0	×	3

山下監督がスタメン起用の選手が決めた!

2日間雨天順延になった為か?光星エース洗平が中6日となり先発。星稜はエース佐宗。

初回、星稜打線が魅せる。
1番四球、2番送りバント、3番タイムリー、4番ヒット、5番三振も6番タイムリー。
ヒット3本を集めて好投手洗平から2点先制。

追いかける光星は3回、死球、ヒット、四球で二死満塁から4番山本が2点タイムリーを放ち同点に。

洗平は立ち直りを見せていたが、星稜は6回、今日はスタメン出場の8番中島が二死二塁からレフト前へ勝ち越しポテンタイムリー。

星稜山下監督、初戦途中出場で2安打した中島を今日は先発出場させ、決勝打を放つ活躍、選手起用が当たりましたね。

星稜佐宗は141球で完投、調子はイマイチに見えるが大崩れはしない。
この先は右腕道本、戸田が重要になる。

光星エース洗平は完投し、被安打7、与四死球僅か1つと好投したが勝ちきれず。
仲井監督もエースの好投に岡本と森田の好左腕を投入する機会がありませんでしたね。

星稜は2試合接戦を制し、2試合連続無失策でベスト8一番乗り。

第三試合 熊本国府vs阿南光


    	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
熊本国府	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
阿南光 	2	0	0	1	0	0	0	0	×	3

吉岡暖!14奪三振5安打無四死球完封!

阿南光は初回の守りで一死二塁のピンチを連続三振で切り抜けると、攻撃は一死二塁のチャンスに3番福田がライトオーバーのタイムリースリーベースで先制、ピッチャーフライを落球でラッキーな2点目が入る。

今日の阿南光吉岡にはこれで十分だった。
5回までに毎回の9奪三振、6回以外は毎回の14奪三振、圧巻は無四死球で完封。

熊本国府は球数を投げさせて後半勝負と考えて居たんだろうが、制球の良い吉岡にどんどん追い込まれて、何も出来ませんでした…

東海王者豊川、九州王者熊本国府を徳島の県立校が撃破し見事に初のベスト8進出!

ゾウさん予想は13勝5敗

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