VRChatでのフレンドに思うこと

VRSNS

はじめに

初めに筆者である私はVRChatをVRSNSと認識していることは述べておく。
少々今後文章内で固い表現を使ってしまうことあるが、論点のときははっきりと書いておきたいのでご容赦願いたい。
さて、SNSによくも悪くも人間は振り回されている。情報の正しさよりも拡散された数を信じることもままある。
人間関係が希薄だといわれるなかで、SNSは人の心の隙間を埋めるかのように人々に影響を与えている。

共有されつつも本質的には平行的なもの

とはいえ、SNSは基本的に一方通行のものであると私は考えている。共有されていく数多の情報は統一化を求めているように感じるときもある。
受け手が共感や反感を得て反応しているが、SNSは本質的に自分の中の情報や感情を吐露している場であると考えるからだ。どこまでいっても意見は平行線上を辿ることになる。
SNSをそのように仮定して、次に仮想空間でVR、特にVRChatで私が感じていることを記述していく。

VRChatでのフレンド

フレンドは友達ではない

今回noteにまとめようとした私の結論を述べさしてもらう。
VRChatでのフレンドは友達ではない。
あくまでフレンド、フレンドプラスなどのインスタンスに入れるための資格のようなものだ。
VRChatではイベントが毎日どこかしらで行われている。そのインスタンスに入るためにフレンド機能を利用する。
そう、フレンド機能なのだ。あくまでシステム上の物でフレンドの人は友達ではない。

人間関係の悩み

上記に記述したことを何を当然のことをいうのだろうと感じ取る人もいるだろう。
だがしかし、私の周囲や感知するところでは人間関係で揉めている人が多くいる。それもフレンドと問題が生じているという悩みが大半である。
私は占いを生業としているので悩みを聞くことが職業病のようになっている。
多くの悩みを聞くうちにVRChatのフレンドの位置づけが各々で異なり、かつ、異常な遠慮で問題が悪化している場面に遭遇することが多い。

よくあるのは誰かに嫌われた、迷惑行為をされたという悩みだ。
フレンド外の人であればシステムにある通りにブロック機能などを使って対処をするが、相手がフレンドだった場合、なぜか躊躇する人が多い。
理由としては共通のフレンドのインスタンスで会うときに気まずい、自分の意見が(実際はわからないが)正しく、あちら(フレンド)が悪であり、考えを改めさせたいなどだ。
一方的、もしくは高圧的に問題を解決させようとして衝突が多い。

ここはインターネット

昔のSNSといえば2ちゃんねるが代表的だった。
その頃によく書かれていたのがここはインターネッツ(ト)だ。
極論をいえばネットで出会う顔も名前も何もかもがわからない、例えオフ会で会ってもその人がどんな人生を歩んできたかもわからないのだから、決めつけで話をすることは傲慢である。
どちらの意見も聞くべきではあるが、そもそも合わない人間とそこまでして仲良くする必要があるのだろうか。別にVRChatは職場でも学校でもないのだから、フレンドを解除すればいい。視界にもいれたくなければブロックすればいい。
よく周囲が気にするというが、仲がよくない(合わない)人同士の会話を聞きたくもないし、そのあとに文句をいうのも幼稚であり、半年ROMれとはいわないが、インターネットであることは理解してもらいたい。

VRという仮想空間という場であるから

人の動きは無論、リアルタイムで聞こえる生の声によって、現実感がとても強い。
実際、話している人間は現実に存在している人間だ。
自分に都合のよい人間ではなく同じユーザーである。
現実の揉め事をVRChat内に持ち込むものではない、逆もしかりだ。
持ち込むにしても内々で始末をつけれないのなら、正直なところ、そういった人物は標的だけを変えて同じことを繰り返すだろう。
他にユーザーがいるということを考えるべきとはいわないが、自分が不快を感じているように、他者に不快を与えているかもしれないと考えれないのは社会生活をおくるうえで困難に直面するであろうと浅薄ながら具申させてもらう。

おわりに

VRChatでの人間関係は非常にくだらないものだ。
それでいい。くだらない方がいいと私は考えている。なぜなら仮想世界で現実と同じような苦しみを得たくないからだ。
堅苦しい関係よりも、砕けてくだらないこといいあう人間関係が私は平和であると思う。
もちろん、一線を越えて私はこれが苦手といって繰り返すフレンドは容赦なく解除する。
システム的に許可されたことであるし、自分の機嫌をとれない子供が人と密接に関わるべきではないと思うからだ。
もちろん、リアルでの関わりが増えてフレンドから友達になる人もいるが、人間関係で悩む人は一度、自分たちの関係が友達かフレンドであるか考えてみてはどうだろうか。
以上、最近の人間関係で思うことを述べさせてもらった。ここまで読んでくださり感謝を述べて結びとする。


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