文字を書くことと物を書くこと

どうも雑水です。今日は文章系の話をしようと思います。
まず初めに自分は文章を書くということを生活の一部にしていました。その経験などを踏まえてこの記事を書いていきます。

読める文章と読みやすい文章

とある出版社の編集さんからいわれた言葉です。
「漢字や表現はできるだけわかりやすいものでお願します」
この理由というのが読者が求めているのは読みやすいものであるということです。

確かに独創性を求めようとすると難解な文章、詩的表現。難読漢字などを使いがちですが、読者の立場で考えれば、くどい表現や頭にすっと入りにくいものは読みたくありません。
かといって情緒もない文章は人を引き寄せるものでもありません。

例えば
『耳の削げた強面の男が立ちふさがり、剣を抜いた。』と『男が剣を抜いて立ちふさがった。』

文章の流れでどちらかを選択していくことになりますが、前者はそのあとも登場する人物、後者はその場にしか現れない人物という風にも取れます。あくまで一部の文章で、次につながる文章で立場が変わるかもしれません。
ですが、読める文章と読みやすい文章になるとどちらかということです。

実は後者の方が読みやすい文章になります。
なので六割ぐらいは読みやすい文章、四割は読める文章にして構成するとわりと人が読んでくれます。

これは集中力の問題です。読む側は脳内で想像を掻き立てられて物語を読みます。この時に過度に情報を渡すのではなく、想像の余地を渡す方が次を読みたいという気がします。

絵本を参考に文章を書くと読みやすい文章を作ることに繋がると思いますので、文章がかたくなりがちな人などは一度絵本を読んでみるのがいいかもしれません。
最強なのは児童書です。

プロットの有無

プロットを書かないという人もいますが、自分はなるべく大筋結末だけは書きます。
これは論文や記事を書くときもそうなんですが、テーマとそこを書くために必要な補足説明がなければ、読んでいても楽しめないからです。
起承転結だけでも書いておくのはいいとは思います。

自分の場合はソフトで管理していて、時系列や比較などの確認をして頭の中を整理しています。
書いている本人がぐちゃぐちゃなら、読み手も同じようになっているでしょう

執筆時間

執筆時間は長ければ長いほどいいですが、集中力の継続という点では長時間は厳しい面もあります。

なおで、ポモドーロを取り入れています。
25分作業したら、5分間体を動かす、例えば飲み物を用意するなどをして集中力の継続を促しています。
この記事もそうですが、浅めの休憩を取り入れることで疲労の軽減と時間の管理ができるので、後半からのだれが少なくなっています。

おおよそ8時間を基本とした場合、8時間集中するより、25分間集中する方が質も高いですし、集中しすぎて結果として作業パフォーマンスが下がることもありません。もちろん、謎のゾーンに入っているときは手が止まらないという風になって、休憩は不要となることもありますが、それが毎回なるのか?というのもあります。
継続していることの方が成果に繋がるものです。

おわりに

文章を書くことはおそらく死ぬまで続けることになるでしょう。それはどんな人でもそうです。
だからこそ文章を書いていて意図していない方向でとられたくない。そう思いつつ、今まで何度もミスをしてきました。
それはたぶん読める文章でしかなかったのでしょう。
読みやすい文章は、そこから伝わるものも含めての文字になると思います。

少しでも文章が上手くなりたいと思うので、こうして文章を書き起こしました。
執筆時間をみつつ、文字数も1500程度にして書いています。予定通りに書けたので次の物を書くときに頑張れそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?