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一点杖のある外出

このたびふくらはぎを痛めた。
歩くのがつらくなり、亡き母が残したダイソーで売っている予備の杖を使用していたが、2月に年齢的に大台になり、相応に見合えば自分の杖くらいあってもいいと思って調剤薬局併設のドラッグストアにあったアルミ製の杖を購入。

それまでに正式な一点杖の知識や使い方をネットで調べまくり、
①身長に見合った長さが調整できるもの
②杖先のゴムが滑りにくいもの
③アルミ製で手ごろな価格
この3条件で杖を選んだ。

あとになって、ふくらはぎ用のサポーターも購入し早速通勤や歯医者に行く際に使っている。サポーターを装着しながら杖で歩くとなんとなく躁状態にでもなったような歩きやすさになり、足取りも歩幅こそ小さいが早まっていた。

実際のところ、杖をつきながら歩いても早くなってしまう私。通常『杖』となると高齢者の道具に思えるが私のようなシニアの予備軍に足を突っ込みそうな年齢にもなると足の不調につけ杖は必要になることも。年齢云々の話ではなくなる。杖を買ってよかったことはこんな感じか。

・(ベンチからの)立ち上がりが楽。
・ふくらはぎや腰の痛みの緩和
・歩行の速度の調節が楽

本当に楽に歩こうと思ったら三点杖のような多点杖の規格が望ましいかもしれないが、そうなってくると杖の使用に至る持病次第では介護認定沙汰になる可能性もあるため(ちなみに実家の父は脳血管疾患で倒れた際室内ですら多点杖(四点杖)を使わなければならないレベルまでの廃用症候群になったため適用になった)、単に外出の補助用途であれば規格の選定も難しくなる。
あと、私の地元(北海道)の場合、冬期間の杖にピックを装着して凍結路面に対応している高齢者が多いが、買った当時予算的にも知識的にも回らなかったので先送りになった次第。

杖のおかげで足への負担は減ってきてはいるものの(オチかもしれないが)帰宅後にふくらはぎのサポーターを外すと痛みがぶり返してしまう。どれくらい続くかわからないが温かくなった際に杖がいるようならいよいよ整形外科のお世話になることは考えないといけない…

(本当だったら整形外科のお世話になるのが筋だろうが勤務だ歯医者だアメブロの原稿だ家庭内の調整だ入院中の実家の父の対応だで忙しすぎて受診する暇がない。整形外科に行ったところで何ともないか別の疾患でも見つかって追加で治療するだけ時間も金銭的にも余力が厳しくなりかねない。給料減額になりかねないので怖いのだ…)

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