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小学8年生2022年2・3月号の付録『くるくるナイン』について書いてみる。


ちょうど1年前になんでもないようなことが幸せだったと思う、というわけでもないのですが、こんなnoteを書きました。

小学8年生の付録です。
何号かに一回、パズル・ボードゲーム関係の付録がついてきて、本当になんてことをしてくれる、といい大人が衝動買してしまうのですが、今年もやりやがりました。
感謝。

正月の七草に、こんなTweetがタイムラインで流れてきました。

迷ったんだけど、こういうゲームって一期一会なんだよなーと思って買っちった^^;

思わず、引用リツイートしてしまいました。

な、何?!
この付録。

小Orionじゃないの!!!


『Orion』とは

ビックリマーク3つもつけて驚いているわけなんですが、『Orion』を知らない方も多いと思います。
それもそのはずで、1971年にアメリカで販売されたボードゲームなのです(写真はBGGより引用)。

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『Orion』のゲーム盤面は5×5に並んだダイアルで構成されています。
『くるくるナイン』はふたまわり小さい3×3に並んだダイアル構成で、まさに『小Orion』なのです。

『Orion』は、単体のゲーム名『Orion』もありますが、数種類のゲームを遊ぶことのできる「Game System」でもあります。
けがわさん主催のアブストラクトゲームを遊ぶ「土嚢の会」の記事も掲載されている「play:game」に、『Orion』で遊ばれたいくつかのゲームのプレイレビューが書かれています。

上の記事では「Auriga(ぎょしゃ座)」「Draco(りゅう座)」「Lepus(うさぎ座)」。
上の記事では「Bootes(うしかい座)」「Orion(オリオン座)」。
上の記事では「Cassiopeia(カシオペア座)」。
上の記事では「Hydra(うみへび座)」。

何度かプレイしているので、他のいくつかの記事にもレビューが書かれています。

かなり古い情報ですが、個人が『Orion』について書いた非公式ページもあります。

『Orion』は、日本でも輸入販売されていました。
復刻してもらいたいゲームの1つです。

『くるくるナイン』

話を『小Orion』……いや、『くるくるナイン』に戻しましょう。

引用リツイートした当日の夜に、書店に駆け込み、無事小学8年生を購入しました。
本書に挟まっている付録『くるくるナイン』はこちら。

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印刷コストを抑えた1色刷り。
中を開けてみます。

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透明のゲーム盤です。
盤の下には、さまざまな台紙を入れて、押さえることのできるツメが上下左右にあります。

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透明なので見ずらいですが「小学8年生 2022年2・3月号」と盤面に盛られています。

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その他のパーツです。
左が盤面にはめる(というかほぼ置く)ダイヤルで、右がマークです(表には△、裏には○がしるされています)。
手で適当にパーツをランナーから外しても、ほとんどバリが出ないのがありがたいです。

実際に動かすと、こんな感じです。

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真ん中のダイヤルを、右に90度まわしてましょう。

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はい、回してますよ。

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はい、回しました。
…3枚も写真を使うほどでもないですが。

「小学8年生」で掲載している『くるくるナイン』のゲームは、
(1)同じマークを1直線に並べる「三目並べ」
(2)早く反対側に、自分のマークを到達させる「陣取りゲーム」
があります。
また、パズル・ナゾトキは、
(3)文字の書かれた台紙が用意された「動物ナゾトキ」
(4)台紙が用意されて、同じ色のマスにマークを運ぶ「色合わせゲーム」
(5)台紙に色をぬって池を作り、池を避けてスタートからゴールへむかう「池の迷路」
(6)初期配置から、最短手数で目標の配置にする「もよう作り」
があります。

また、(5)「池の迷路」と(6)「もよう作り」は、本誌掲載よりもレベルがアップした問題がホームページにあります。


終わり

ということで『くるくるナイン』でした。
松丸亮吾さんがナゾトキの問題を成作していますが、『Orion』遊んだことあるのでしょうかね。

では。

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