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超動くマンカラ(0)~なぜマンカラ?

しんねーん。

今年もあいさつは通算3回目のこれです。
2020年には、ドミノでいろいろ書きました。

2021年は、トリテ(トリックテイキングゲーム)と連句でいろいろ書きました。
さらに、ボードゲーム小説『盤上の夜』のあれこれも書きました。

【余談】
トリテと連句の記事をまとめたマガジンを今までこしらえてなかったのですが、用意しました。

ということで、2022年もなにかひとつ、長期スパンてあれこれ書きます。
それが、

マンカラ

です。


なぜマンカラ?

いくつかのきっかけがありまして、それらが積もりに積もって、モチベーションになりました。

1つ目:半年前に書いたnoteの記事『ボードゲームのメカニズム「ワーカープレースメント」をアブストラクトゲーム方面から再解釈してみる

ワーカーのできるアクションの1つとして「移動」を取り入れると、どんな解釈ができるのか、考えました。
公開のあとしばらく経過して、ふと思いつきました。
「マンカラの動きも、解釈に入るよな」
2022年に書くテーマは未決定だったので、候補に入りました。


2つ目:日本にマンカラだけ書いた書籍が見当たらない。

海外には、マンカラについて1冊にまとめた本が、いくつかあります。

しかし、日本だと1冊の中での1章分とか、サブテーマ程度の文量です。
本当にないのか探し回ってみると、非常に面白いものを見つけてしまいました。

サークルInterdiceさんの書かれた記事です。
この記事から、マンカラが日本に知れ渡るようになったのは、非常に最近だったことがわかりました。
さらに、Interdiceさんは、つい先日(ゲームマーケット99)で、

マンカラまとめ本『マンカラの世界』を出しました。
直接入手したいのですが、なにせ海外(本州の外)在住なので簡単に会場に行けません。
この本があれば、もうマンカラの記事を書かなくてもいいのです。
……いや、書きますけど。
『マンカラの世界』を手に入れることができたら、またその記事を書きます。


3つ目:今まで書いたマガジンの両方取り。

2020年のドミノでは、あたらしく考案したルールを書きました。
2021年のトリテと連句では、考察や妄想などをメインに書きました。

マンカラは、そのどちらの方面からでも書きやすい素材です。
マンカラの仲間と呼ばれるルールは、古典的なものでも100以上あり、戦後でも現代的マンカラのルールは考案されています。

例えば、1964年に3Mから『Oh-War-Ree』が発売されました。
作者は、御大Alex Landolph(アレックス・ランドルフ)さんです。

日本だと、ちゃがちゃがゲームズさんの考案した『くだものあつめ』もマンカラを取り入れています。


マンカラの歴史的・考古学的研究で不明な点はたくさんあるので、妄想しがいがあります。
例えば、マンカラはアフリカ発祥が通説ですが、その大きな理由は、1番古いと思われるマンカラ用具がアフリカで発掘・発見されているから、です。
一応、ものがあるからそういうことで、となっています。
発祥もまた、妄想しがいがあります。

マンカラ情報のおすすめサイト

『Mancala World』というwikiサイトがあります。

世界中のマンカラのルールだけではなく、文献や資料の情報もまとめているので、非常に重宝します。
これから書き上げる記事も、このサイトに相当お世話になります。

締め

ということで、2022年はマンカラでいろいろnoteしていきます。
よろしくおねがいします。

では。


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