先週娘たちの通う園からメッセージが届いた。


"こんにちは、ご家族の皆さん
4月8日（月）の日食についてご質問がありましたので、ご家族の皆様にメッセージをお送りしようと思います。
日食の間、お子様を室内でお預かりいたします。日食の前にお子様をお留守番させるか、お迎えに行かせるかは、ご家庭の判断にお任せします。
(翻訳アプリを使ってるから言い回しが多少異なります)"

"日食"とな？



そう。今年の4月8日は北アメリカ上空で皆既日食が観測出来る日だったのです。
テレビはyoutubeとアマプラを見る箱にしている我が家はカナダはおろか日本のニュースすら見ていないので日食のことなんてまったく知らなくて。(スマホでLINEニュースやYahoo!ニュースは多少チェックするけど)


友だちに聞いてみると、小中高の学校は日食のためお休みだそうで。


え、そんな一大イベントなの？


当日息子のクラスに行くと
「今日は日食前にお迎えに来る？日食後にお迎えに来る？」と聞かれる。
(えー？日食が何時かも知らない…)
と迷った表情をしていると
「全然どっちでも良いよ！メッセージ入れておいて〜」
と察してやさしい返答をくれる先生。


調べてみると
私たちが住んでいる地域だと15時過ぎくらいが観測予定時刻のようで。
それなら、いつも通りの時間(15時)にお迎えに行くね、とメッセージを入れました。


お迎えに行く途中も、家の前で椅子を出して座っている、おそらく日食を待っているだろう家族をちらほら見かけるほど。

本当にイベント事に対しての意欲が素晴らしいな、と。
何事もとことん楽しむって姿勢が良いよね。日々に忙殺されていると忘れがちだけれども。こちらの人ってほんと心にも過ごし方にも余白があってすごく見習いたい！！


園にお迎えに行くと、園唯一の日本人の母娘と一緒になって
「今から日食だよね？どーする？見ていく？」
天気が良いとそのままいつも公園で一緒に遊んで行くから、その公園に見に行こう！ということになりまして。


公園に行ってみると、日食を見にきている人で溢れていてびっくり！
皆、椅子を持ってきていたり、専用のグラスを持っていたり準備の良いこと！

しかも公園に着いて5分も経たないうちに辺りはまっ暗に！
なんてナイスタイミング！
私はその瞬間の湧きあがる「Fuuuuuuuu!」て海外特有のリアクションがライブみたいでテンション上がってた(笑)
母たちは日食にキャーキャー言っているのにお子たちはすべり台に夢中。(結局そんなもん)
天気も良かったので今回すっごく綺麗に見えていたのに。

2.3分も経たないうちに辺りは元通りの明るさに。
日本でもいつ見たか覚えていないほど昔に見たきりだったし、まさかカナダにいる間に見ることが出来るなんて！
とってもラッキーな日となりましたん。

帰ってから聞いたら
夫たちも会社で皆で並んで見てたらしい。(笑)



この辺りでも数十年ぶりの皆既日食だったようでかなり盛り上がるイベントとなりました。
結果的にだけど参加出来て良かったなー！



読んでくれた方の中にも見れた方いたかな？