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【Day4】B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-


5週連続配信無観客ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』を個人的な感想で振り返ります。

◆会場はZepp Haneda(TOKYO):開催中はどこもかしこもB'z仕様です。
※Day5が終了した現在は、すでにこの景色を見ることができなくなってしまいました。

貴重な映像となりますので、ぜひご覧ください。


早いもので4週目です。

今回は、2004~2010年からの選曲となり、アルバムでは『THE CIRCLE』〜『MAGIC』となります。

良い意味でアルバムとしてまとまりのないこそ各曲の魅力が際立つ『THE CIRCLE』。
バラエティに富んだまさにモンスターアルバム『MONSTER』。
全17曲収録のメモリアルイヤーのツアーともなったアルバム『ACTION』。
メモリアルを経ての原点回帰と底抜けに明るい新境地を表現した『MAGIC』。

こんなにも良作がまとまった年代はありませんので、とても楽しみでした!

楽しみ…でした。。。

01.ARIGATO (2004)★☆
02.Fever (2005)
03.SPLASH (2006)★☆
04.永遠の翼(2007)★☆
05.ゆるぎないものひとつ(2006)★☆
06.DIVE(2009)★☆
07.パーフェクトライフ(2007)
08.MY LONERY TOWN(2009)★☆
09.OCEAN(2006)★☆
10.BURN~フメツノフェイス~ (2008)★☆
11.イチブトゼンブ(2009)★☆
12.衝動(2006)★☆
13.BANZAI(2004)★☆
14.愛のバクダン(2005)★☆
15.いつかまたここで(2008)☆
★シングル曲(12/15曲)
☆ベストアルバム収録曲(13/15曲)

今回の配信のセットリストは、非常に賛否両論がはっきりと分かれるものだったかと思われます。
今回のライブ配信企画の意図が、どのようなものであるのか。ファンの汲み取り方が、感想の二分化を起こしているのかもしれません。

今までの活動を5つの時代にわけ、その時代を彩るというこの情勢だからこそ実現した今回の企画。

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ファン歴の浅い方や最近興味を持たれた方のために簡単に説明をしておきますと、B’zのライブには種類が3つほどございます。

1.B’z LIVE-GYM アルバムツアー
基本的なツアーはこちらです。その年にリリースされたアルバム、またはシングルをタイトルとして開催されるアリーナ、スタジアム、ドームなど大規模な会場を主としたツアーです。
魅力としては、その時にしか聴けない曲(アルバム曲)です。

2.B’z LIVE-GYM Pleasureツアー
基本的には1.と同じなのですが、ベストアルバムのタイトルにもなった『Pleasure』を冠としたこのツアーは、まさにベストアルバム的な選曲を楽しめ、ある意味では年代が関係ない今回の『5ERAS』の凝縮版ともいえるかもしれません。

3.B’z SHOWCASE
さて、今回の『5ERAS』がこちらの分類です。
1,2.のツアーのスタート直前に開催されるウルトラ高クオリティの公開リハーサル的な単発ライブです。
『横須賀MONSTER』,『下関有頂天NIGHT』,『必殺日置人』,『清武ACTION』など、開催地に因んだタイトルに遊び心を持たせ、メインツアーからの選曲に加え、なぜかメインのセトリから消えるレア曲を演奏することでも知られています。

小規模なホール、ライブハウスでの開催に限定されるため、チケットはプラチナ以上の価値です。
ときに『SHOWCASE』ツアーも開催され、レア曲セットリストの日替わりなど、歴の長いファンほどヨダレもののライブなのです。

そして、今回のツアータイトルは、『B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』なのです。

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ということを踏まえて、今回のDay4のセットリストを見返しますと、私の言いたいことは伝わるかと思います。

と言っても、低クオリティなライブでは決してなく、低く見積っても最高なので、気を取り直して参りましょう!

01.ARIGATO (2004)★
シングル曲。松本さんのソロから始まったオープニング。なかなかメインツアーでは、体験することの出来ないパターンの選曲ですね!
奇跡的にも2007年のSHOWCASEにて、生で演奏を聴いたことがあります。
13年ぶりの演奏です!

02.Fever (2005)
シングル「愛のバクダン」の2nd beatであり、アルバム「THE CIRCLE」収録曲。
イントロからのワクワク感がたまらないです。ぜひとも今後のツアーでもたまに披露してほしい曲のひとつです。
アルバムツアー以来、15年ぶり!

03.SPLASH (2006)★
シングル曲。英詞版のリリースに伴い、演奏されたツアーもありましたが、オリジナル版としては意外にもリリースされた年以来、14年ぶり。
歌詞の内容もさることながら、めくるめくメロディラインなど完全再現してくるあたり、最高です。

04.永遠の翼(2007)★
シングル曲。12年ぶりの演奏となるのが信じられないくらい印象に残っている曲。おそらくは、01.と同様、2007年のSHOWCASEにて聴けたこと、翌年のアルバムツアー(ACTION)でも聴けたことからだと思います。
このシングルの2nd beat「ロンリースターズ」もトップクラスにかっこいいので、もっと知ってほしかったという意味では、こっちじゃない感は少しあります。笑

05.ゆるぎないものひとつ(2006)★
シングル曲。アコースティックアレンジから始まり、サビでのメロディアレンジなど切なさをプラスオンした雰囲気は、なかなかレアな演奏だったかと思います。
こちらも意外とやってそうなのに、14年ぶりの演奏です。

06.DIVE(2009)★
シングル曲。「The Wild Wind」的な雰囲気から、一気に激しくイントロに突入するアレンジがナイスです。
ライブで盛り上がることは必至。ですが、程よい感覚でしか演奏されないので、お馴染みに成りきらない絶妙な曲です。聴けたら、そこそこレアかも!
2年ぶりです。

07.パーフェクトライフ(2007)
「ACTION」収録曲。間髪入れずにこちらの曲に!!!そうそう!!!
こういう選曲を待ち望んでいるんです!時代を彩る名曲は、アルバム曲にこそ、その景色が色濃く残っているのだと思うのです!
2008年と2013年(小規模公演のみ)に演奏されて以来、7年ぶり!

08.MY LONERY TOWN(2009)★
シングル曲。廃墟好きな私としては、MVの最後の軍艦島に灯りがともるシーンは鳥肌モノですね。
松本さん曰く、会心の出来でありながら、なかなか演奏されないという不思議な曲。
2017年のSHOWCASEツアーなどで演奏されているものの、大規模な露出としては実質リリース時以来10年ぶりくらい。

09.OCEAN(2006)★
シングル曲。割と演奏されていて、しかもほとんどの映像作品に収録されているのでお馴染み曲といえるかも。
大幅なアレンジはされることがないので、まさに完全再現を維持している感じです。完成されているといえばそう、変わり映えがないと言えばそれもそう。笑

10.BURN~フメツノフェイス~ (2008)★
シングル曲。5年ぶりに演奏の個人的にはライブ向けだと思う結構好きな曲。ライブアレンジは特にないけれど、印象的なイントロのギターフレーズとAメロ、そして『BURN』の連続は稲葉さんだからこそできる芸当かと!
何気に聴けたらラッキーな曲。

11.イチブトゼンブ(2009)★
シングル曲。イントロに「名探偵コナン」のBGMアレンジを隠し味に。
もうド定番になっているので、これが聴けないライブに行った方がレアです。笑
聴きすぎるよりも、ときに聴いた方が新鮮で魅力が際立つと思ってます。

12.衝動(2006)★
シングル曲。これも意外に大規模ツアーではあまり披露されることがないレア曲(この条件に限れば、14年ぶり)。小規模なライブやフェスではやるんですけどね(3年ぶり)。
リリース当時のライブでの『愛のバクダン』へノンストップで繋ぐアレンジが好きです。


13.BANZAI(2004)★
シングル曲。2年ぶりの演奏で、メモリアルイヤーのツアーなど節目節目に登場。
「BANZAI」の掛け合いで、ライブでも一体感を作り上げ、今回はライブのスタッフ方を巻き込んでの「BANZAI!」
増田さんのみ「スパシーバ!」。

14.愛のバクダン(2005)★
シングル曲。こちらもド定番曲。底抜けに明るいメロディと、実はかなり奥深い歌詞がタイトルの味を引き立てます。
2年ぶりです。紙吹雪や風船でしあわせ感満載。

15.いつかまたここで(2008)
ベストアルバム「B'z The Best ULTRA Treasure」3CD版 収録曲。
発表当時のツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」で披露されて以来、12年ぶり。その際は、ギターと歌の構成だったので、オリジナル版の演奏は実質“初披露”です。
歌詞が映像に映し出され、今この時期だからこその味わいがあり、多くのファンの心に刻まれた歴史的演奏だったと思います!


シングル比率が非常に高かったDAY4。
次の曲はなんだろう?というワクワク感に込めた想いが今までのライブとは違ったので、ちょこっと際立って気になるセトリに思えたのかな。

今後全てをセットにして商品化されたら、全体のバランスとしてばっちりになるんだと思います!(たぶん!)

心身の健康と調和をテーマに、“ベジ”を中心としたライフスタイルの提案に尽力します。