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クラウドファンディングでけつバイク写真集を造るぞ! という物語(3)

 物語はまだ続く。
 打ち切りも覚悟の上だったが、なんとか続いている。
 CAMPFIRE側とのしつこいぐらいの応酬が続いた。ちなみにあんまりにもやかましいからnoteもTwitter(現X)も連携を切った。奴はただ一人虚空に浮かぶ存在。
 ともあれ経緯を綴っていこう。

この辺は予算による
流れによる
俺がいない間に面白いことをされたら困るし
バイク屋さんをスタジオにしようとしている
多分無理
多分というか絶対に無理
俺がそんな交渉する気がないから


このnoteも監視されている
どんどん見てくれ

 この辺のこともよく分からん。
 なんとなく言いたいことは分かるが、おおっぴらにやるなということだろう。CAMPFIREすっとばして金を預かるなということだ。手数料取れなくなっちゃうからね。その理屈は分かるんだが。明確なことを言わないのでめんどくさいから連携全部切った。
 察しろ合戦という頭脳バトル。

多分間違っている
俺が
間違ったままイラつき始めた
ダメ出しが曖昧すぎる
なんだよ、という感じになる
まあモノがモノなので仕方ない
それはそう
そこまでやられたら趣旨が分からん
その趣旨の問題だと言われればそれまでだが
これは多分、そう
しつこかったから、そう
ただはっきり言え
探したが大して変わらなかった
有名な分CAMPFIREが一番いい
俺の反骨精神が鎌首をもたげ始める
本当にクラファンに向いていない性格
本当に言うことがいちいち曖昧
あと何度も同じことを言う
結構頑張った
曖昧な中で頑張った
俺は偉い
違うことを考え始めた
別に面白くない
なんで面白いと思ったんだ
多分現実逃避
その気になっちゃったからね
そんなもんこそ通らん
NPOをなんだと思っているんだ
それこそ詐欺だよ
このラインは譲らないことにした
俺はそこまで嘘を吐きたくない
というか趣旨が変わるので許せん
衣装を用意する
そこまでは考えていなかった
ほんとは考えなきゃならない
ちょっと困ってはいる

 結局「不特定多数から出資を募る」という名分でクラファンちゅうのは成り立っているわけで、ちゃんとしたアテがあるなら別に手数料払ってまでやらんでもええ。とは言え、ああいうサイトやサービスは可視化されたお祭り感がある。
 なので祭代として納めても良い。
 ただ祭のルールをはっきりと言え。

脅し始めた
こんな企画者珍しいだろうな
なんなんだと我ながら思う
見ているなんて言うからだ
極端すぎる
あともう「造る」はおまけになっている
おもしろを見て欲しい
言わなきゃならん気がする
少なくとも公の場では

 CAMPFIRE側としては、体面だけでも体裁だけでも整えろということだろうが、俺は体面や体裁を整えるのが苦手なことで知られている。知られているじゃねえ。我慢して整えろ。

結構、返事は早い
二~三日とか
露出については一言も触れなくなった
まあ俺も触れないようにしたのだが
ライアーゲームは始まっている
散々著作権無視してきて何言ってんだよ
しかしそこはちゃんとしないと審査通らない
歯がみしながらしぶしぶ書いた
なんでだよ
俺はそういう男

 この辺も難しくて「金額が集まってから」じゃないとやりたいこともやれないのだが、だからといって現時点で曖昧なことをリターンとかで設定すると、嘘を吐いたみたいに思われる。
 どうも俺は、少なくとも俺を知っている人間しか想像出来なかったが、クラファンで見かけてふらりと立ち寄り出資するというパターンだとその辺は明確にしなければならないのだが想像してなかった。そんな人いるとは思っていなかったが、クラファンってそういう人を集めるためのものだぞ。

また変なこと思いついた
面白がり始めた
結局、企画に入れた
快諾してくれた

 またしてもこるもの先生からアイデアを頂いてしまった。
 俺はそういうのを考えるのが苦手なのだ。

なんか、良い
四文字熟語だし
なんかやべー奴みたいだが
最終局面、全然来ないけど
実際、かなり具体的なこと言い始めた
最初から言え
ほぼ完成という感じだった
だが素早く出さないと結果も素早く出ない
決めるのはあいつらの方だからな

起きたら通っていた
ほんとに「このまま公開出来ます」だった
遂にその日がやってきた
条約締結
スタートとゴールを勘違いしているタイプ
普通より難易度高いよ
ディズニーランドと露出関係ないもん
あるかも知れんが
それはCAMPFIREの関知するところではない
だから露骨にやるなってだけだ
体面と体裁を整えろ
企画書の提出、それは体面と体裁
納得した
とにかくスタートラインが出来た
ただ微調整で差し戻しになったかも知れんが

 ここまで来ると審査が早い。ほぼ翌日には返事が来る。
 かなり脳をフル回転させた。色んなことを試したり、試算を繰り返したりああだこうだ足掻いてみたり。なんだりかんだり。他人にも頑張ってアプローチしたりした。人生で一番頑張ったかもしれないな。
 頑張らなさすぎたのでは?

よろしくお願いします

 と、言うわけで!
 この連載はようやく稼働を開始しました!
 最初の難関であった「CAMPFIREの審査」をなんとか潜り抜け、祭の準備は整ったのであった。
 あとは推移である。
 鬱陶しいぐらいに告知した方がいいのか、どうなのか。またそれも考えどころではある。このnoteで定期的に推移を報告している方が鬱陶しくなくて丁度いいような気もするが。
 トップツイートの固定も変えたし。
 もうなんかバイクどうでも良くなってんな俺。
 どうでも良くないが。
 あれで写真集作るのがエンディングとして美しいのだが。美しいエンディングなど望んではいけないのかもしれない。そもそも俺はもうバイク二台持っとるし。だがしかし諦めきれないので、バイク屋さんには色々な不都合を乗り越えて完成させ、俺に渡して欲しいものだ。

 こうして俺の戦いは漸く始まった。皆様のご支援あっての戦である。どうか皆様、何卒、ご協力ください。
 よろしくお願いいたします。

 徳の将軍より

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