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BONNIE&CLYDE ボニクラのライブ配信を見ました

ストルーエンセを受診し終えた後の、私のモチベはこのボニクラでした。

遠征は少し難しいので、ライブ配信での観劇です。今回は、考察ではなく感想に回っています。バリバリ雪担魂、あだ名での感想が出現しておりますが、ご了承ください。()は芸名です。

THE ミュージカル!

一通り観終わってまとめると、劇中歌がとても多くて楽しい!でした。
結構頭を空っぽにして見ていたのですが、それでもストーリーはスッと入ってきて、満足度の高い作品でした。なぜこれを大劇場公演でやらないのか。
御園座は敬遠される劇場で有名なのに…私も悔しい…

お似合いのトップコンビ

また、今回の別箱は咲ちゃんと夢白ちゃんの新トップお披露目公演でもありましたが、2人とも役にピッタリ!強気でチャキチャキしている娘役が本当によく似合います夢白ちゃん。ハツラツとした空気が舞台でも活かせる娘役さんはなかなかいないので、夢白ちゃんが娘役じゃないとできない作品をこれから振り分けてほしいなと思いました。

咲ちゃんは、またさらに歌が上手くなってびっくり。男らしさも兼ねながら、クライドが持つ本来のピュアな野望をストレートに表現していて感動しました。あの足の長さは生じゃなく配信でも分かりました笑

組子の底力

私が今回注目したのは、今現在の自分が把握できてる組子の演技!

個人的にブッ刺さってしまったのは
あす兄(久城あす)
かりあん(星加梨杏)
おーじ(桜路薫)
みちちゃん(愛陽みち)
みわちゃん(夢翔みわ)でした。

あすさんは正直そこまで出番はないのですが、出てくる度のインパクトがすごい!禊の為にそらバック(和希そら)の頭を滝に打ちつける場面は衝撃でした。それを笑いながらやってのけるのだから、当時のアメリカがどれだけ狂っていたのかという表れでもあるなと思いました。

私が1番狂うようにビックリしたのは彼女、星加梨杏。刑務所の刑務官として登場していましたが、クライドへの罵り方が本当に鼻につく笑(褒めてます)クライドが囚人から性的暴力を受けていたことを示唆したり、クライドに銃を渡す為に面会を希望したボニーの身体検査をするときのあの気持ち悪さ。観る側としては少し辛い場面ですがそれを良い意味で煽ってくる、アメリカの欲の塊のような重要な役を完璧にこなしていて脱帽しました。しかも最初、私はかりあんだと知らずに誰だこの才能は!?とオドオドすらしてしまったので、今後しっかりオペラグラスを追わせてもらおうと誓った瞬間でもありました。

フランク・ハマーのイケおじ役が似合いすぎていて、実は素で出ているんじゃないかと思わせるくらいの渋さの捻出度。さんちゃん(咲城けい)との対峙シーンでは、うむとこちらが唸る説得力まで。カメラでアップにされたおーじさんのビジュアルが強すぎて声が出てしまいました。

ボニーとクライドの子役として今回大活躍だった2人。みちちゃんは104期、みわちゃんは106期とまだまだ若い芽!とにかく聴かせてくれる歌の上手さ。下級生にもうこんな歌うまが存在していたのかとハッとさせられる存在でもありました。新人公演でこれからまた良い役を任せてもらえると良いなあ、と切に願っております。

私の推しカプ バックとブランチ

この2人、何が正しいのか分かっているからこそ、クライマックスになるにつれてどんどんこちらが苦しくなりました。夫婦としてしっかり愛し合っていて、普通の幸せを掴んでいたいブランチとそれを理解しているバック。それでも、クライドのことを気にかけ、道から外れることを決めるバックとバックを守る為に後を追うブランチ。結局、バックを看取り、見守る為についていったような結末になってしまったのが考えさせられる部分です。

それでも、フィナーレ素敵に2人で踊っていたので胸の痛みがじんわりと柔らかくなったような気がしました。

少しだけ言いたい

今回の別箱公演、2公演とも組子の采配が完璧で、かつ最高の作品ラインナップとなっております。(個人的感想)

ここからは完全に私の感想になってしまうので、ふーーんと思っていただけると嬉しいです。

ボニクラは、展開もすごく分かりやすくて最終的な幕切れを1番最初に持ってくるのは凄い演出だと思ったのですが、なんせラブシーンが多い。私が想像していたよりも何十倍も多かった。

一組のカップルに一場面のラブシーンならすごく見応えがあってキュンキュンするのですが、何回も何回も同じような場面があって「あれ、今これは何を観ているんだ?」と思う瞬間があったのが正直なところです。

ただ、これは完全な好みというか趣向の問題なので。私は、匂わせラブシーンが大好きです。(今回のバックとブランチの事後を匂わせるような場面の始まりみたいな)

プラトニックな部分がありながらも台詞回しや雰囲気でラブを感じ取れるのがベストだと思っているので、そういうような場面がたくさんあると思ったらかなりストレートだったので、びっくりしました。これは戸惑いなんですかね??雪組ラブシーンほぼ皆無に等しいので私のラブシーン耐性が無いだけなのかなとも反省。(最近話題の雪組のラブシーン希少価値高い案件)

ただ、せっかくの反社の雪組作品だったので、もっと犯罪臭プンプンの場面がたくさんあっても良かったなぁと感じてしまいました。

でも、これはあくまでもさきあやのお披露目公演だからボニーとクライドの恋愛多め作品だったなぁと思うことにいたします!!

雪組はやく集合しよう!?

二つの作品を見て満足度たっぷりの雪担は、もうこれ以上観劇することは叶わないので次の大劇場公演を待つばかりです!!待てるかな??(待ってもらわないと困る)

集合日という日を抜かして、早く雪組が一つになることを楽しみにしています!


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