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麒麟のように美しいトラ、駆け抜けるウマ

最近、自分と向き合う中で、トラウマについて考えることが多く、改めて意味を調べてみた。
Google先生によると、
トラウマとは

個人が一般の生活では経験しないような死に直面するような心理的に強い負荷となる出来事のことを指します。 この出来事には、戦争や交通事故等による生命の危険、他者からの個人の尊厳の強い毀損等があります。

だそう。

概ねネガティブな意味なんだなぁ。しかも軽々しく使わない類の。
そう思うとそれについて考える私はネガティブな人間?

確かに自らであれば、生命の危険は潜り抜けてきたし、尊厳もそれなりに傷ついた。

そこで思うのは、トラウマの対義語ってなんだろう。
ということ。

思い出?美談?

そこで私は、今までの正しい意味とか対義語とか無視して、ひっぺがして、無意味にして、
全部含めてトラウマと呼びたいなと思う。

生命の危機も、尊厳の損傷も、悪いことばかりではないと思うからだ。

そして、美しい思い出も、心にずっと残るものなら美談だし、思い出だし、トラウマだ。勝手に。

トラウマトラウマと唱えていると、ただの虎と馬ではなく、想像の中で、
美しい麒麟が頭を駆けていった。

麒麟のように美しい毛皮をそなえた虎、颯爽と駆け抜ける馬。

強く印象に残り、人生を駆けてゆく。

トラウマ、いうて悪くないかも。

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