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読みものレシピ❁サーモンのミキュイのブルスケッタ

9/6.7に行ったイベントレシピを公開します\(^^)/
レシピが完成するまでのストーリー、ペアリングワインの情報も載せていますのでぜひお楽しみください〜


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この記事は無料ですが、一定期間後
有料マガジンとして販売予定です。

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前菜として提供したひとさら。
サービスの服部さんが作る全粒粉パンとのコラボです。

ミキュイはフランス語で"半生"のこと。
低温でじっくり火入れすることで生でも焼きでもない、とぅるんっとした食感が完成します◎

知り合いのお店ではじめて食べたミキュイに感動して、家でも作り出したのがはじまり。
なにこれー❤︎❤︎って言いながら友達と食べたのを覚えてます。
実際イベントで提供したときも、サーモンがとろとろ!!なにこの食感!!と感動のお声をいただきました🥺❤︎
感動の連鎖ができたかなあ、とすこし嬉しく思ったイベント当日でした。

温度や時間を微妙に調整することで、自分好みのミキュイを作ることができます。
ほとんどレアな感じか、少し火の通りを感じられるミディアムレアに仕上げるか。。
わたしのはややレア寄り。
皆さんもぜひ、おすきな加減を見つけてください◎

あと、低温調理機は使用していません。
最近は一般家庭にも普及してきていますが、やっぱりあれもってるのってある程度のお料理好きさん。そうじゃなくても気軽にトライできるレシピがいいよな〜と思って。

合わせたのはパセリのソースとクリームチーズ。
身近な食材で簡単に。

ではレシピです⬇︎

✦材料 3〜4人分✦
・サーモン(生食用) 200g
・ブロード液(塩36g、砂糖18g、冷水360g)
・オリーブオイル 100mlほど
・パセリ 10g(葉っぱ1/5房分くらい)
・オリーブオイル 35g
・パルミジャーノチーズ 7g
・にんにく 1/2片
・塩 小1/4

✦つくりかた✦

まずはブロード液をつくってサーモンを浸けます。深さがやや足りなかったりサーモンが浮いてしまう場合は、キッチンペーパーをかけておくと全体に液がまわってくれます◎
そのまま冷蔵庫で45分。

⌖補足⌖
これとは別で、短時間でマリネする方法も。
塩 : 砂糖を2 : 1で混ぜて、そのままサーモン全体につけます。そこからタイマーで8分。
時間が経ったら洗い流してキッチンペーパーでふいて完成。
わたしは一気に色々な料理を作りたかったので(間の時間にほかの調理)前者の45分のレシピを使いましたが、そこまで考える必要がなければ後者でも。
後者のマリネをしたあと、香草をまぶしてひと晩おいておくのもおすすめです。
このときはぜひ脂身の多いサーモンを使って。
香り成分は基本的に脂溶性なので、その方が香りを移しやすいんです。
⌖ ⌖ ⌖ ⌖ ⌖

少し脱線しましたがレシピのつづき


45分経ったらブロード液から取り出して軽く洗い流し、キッチンペーパーで水気をふきとります。


ジップロックなど袋に入れ、オリーブオイルを注ぎます。
この後水圧を使って密閉するので、全体に薄く行き渡るくらいの量でok

④40〜45度のお湯にジップロックごと漬けて45〜1時間。このときジップロックの口は空気が抜けるように空けておきましょう〜
わたしはレアよりがすきなので、40〜42度で45分を目安にしていましたが、ここはお好みで調整してみてください。
ボウルに温度計をさして温度管理します。ポットや小鍋にお湯を沸かしておいて、5分ごとくらいにチェックして温度が下がっていたら少しお湯を足すのを繰り返します。少し面倒な作業ですが、今サーモンに良い感じに絶妙に火が入ってる〜っていう妄想を楽しみながらすごしましょう〜笑
面倒!無理!って人は低温調理器買うのもありですね。
時間が経ったらお湯から取り出し、ジップロックのまま冷蔵庫で寝かせます。
ひと晩おいて塩分を浸透させるのが理想ですが、1時間くらいでも問題ありません。


パセリソースをつくります。材料のパセリ以降のものを全て混ぜ合わせるだけ。
パセリは葉の部分だけを細かいみじん切りに。にんにくもみじん切り。
手がにんにくくさくなるのが嫌な方は、全てミキサーに入れてしまってもok

⑥ブルスケッタにパセリソース、クリームチーズ、サーモン、パセリソース、の順にのせたら完成です👏

ミキュイは崩れやすいので切るのに少し慣れが必要ですが、出来るだけ力をいれず、包丁を一方向だけに動かしてきりましょう(板前さんになったつもりで〜)

とぅるんとぅるんのサーモンと、パセリやクリームチーズ、全粒粉の風味の融合が楽しいひとさらです。


ః◌꙳✧ంః◌꙳✧ంః◌꙳✧
ワインペアリングのすすめ
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さて、おつまみと言うくらいですからお酒と合わせたいですよね。
イベントでサービス服部さん(さっきからさらっと登場させていますが、ワイン知識豊富でおもしろい海坊主みたいな(笑)レストランのサービスさんです)が合わせてくれたワインもご紹介します。

こちら。

✦ Brut Grand Cur / Paul Clouet ✦
・産地 フランス シャンパーニュ
・品種 ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%

・服部さんより
💭前菜ひと品目ということでゴージャス感を意識しました。
Paul Clouetは、普通のシャンパンよりも熟成感のあるシャンパンを作る作り手さん。
全粒粉パンやクリームチーズ、にんにくの入ったパセリソースに重さを感じたので、そこに近づけるような形でこのシャンパンを選びました。
きめ細やかさや熟成感、ゴージャス感のあるワインです。


ちなみに最近下戸なわたしは、ソフトドリンクとのペアリングも考えたいなぁ〜なんて思っているので色々考えました。
...辛口のジンジャーエールとか??
うーむ、まだ発想力、というか知識が足りないのでもっといろんな飲み物をしりたいです。修行します。

ぜひ合わせてお楽しみください❤︎

次回はキウイときゅうりとミントと生胡椒の塩漬けサラダ。そしてもちろんペアリングワインも。


※わたしのレシピは料理人樋口さんから大きく影響を受けております。もちろんそのまま転載ではなく、自分が試して自分の好みで自分なりのレシピにしていますので、みなさんも色々おためしください〜

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