花鳥虫月

【マクロ】ときどき【星景タイムラプス】たまに【ミニチュア風】。ロマン砲とMFと深度と感…

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【マクロ】ときどき【星景タイムラプス】たまに【ミニチュア風】。ロマン砲とMFと深度と感度を駆使して身近な自然と触れ合う爺の撮影体験をお届けしています。

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じゃじゃ馬で魔法のレンズ

【LENSBABY Edge 35mm】 35mmは絶妙な画角だ 広くも撮れるし狭くも撮れる 幅広い状況に対応できるスナップが楽しい画角 このレンズは特に面白い チルトをゼロにすれば隅まで割と普通に写る 開放ならふんわりとした描写 絞れば隅までキリっと締まる 35mmはまだパースが目立つ画角だが チルトを大きくさせると結構歪むし収差も出まくる そこそこ寄れるが、それも中途半端だ (これについては武器を手に入れたので次回) 自分が状況に的確に対応できないと 使えない写真が

    • 何の変哲もない踏切を何度も撮る

      隅々まで写るレンズでは絵にもならず、誰にも注目も評価もされることもなく、一度撮ればお腹いっぱいの風景は街中に溢れています。この踏切も、そんな誰にも注目されることのない風景の一つ。  前回も少しお話しましたが、ZのEVFで良く撮れたと思って帰り、PCで見たらピントの幅とピントのラインが理想とは全く違う。イメージは後ろ看板から線路の辺りまでピントが来てるはずだったんですが。レンズをどれだけ傾けるか?、どこにピントのラインを持ってくるか?、たかが踏切をイメージ通り撮るのがこれほど

      • 普通のレンズでは不可能な被写界深度を操る楽しみ

        Nikon Z 6Ⅱの高感度耐性があってこそ楽しめる夜のミニチュア風街角スナップ。35mm単焦点の画角の中で、どう構図を作り、どこにピントを合わせて風景をミニチュア風にするか?。これをブラブラ街を歩きながら突き詰めていると時間があっという間に過ぎる。  ただ、見栄えに定評があるNikon ZのEVFをもってしてもピント位置を理想の位置に合わせるのは至難の業。もちろん中央のピント位置は把握できますが、このEdgeというレンズの線上にピント位置が来るという特性上、どのラインをはっ

        • 俯瞰じゃないとミニチュア風に見えない?

          ミニチュア風撮影とは?  チルトレンズを使用し、被写体を適切な大きさで捉え、周辺をボカすことでミニチュア効果が感じられる写真になるんですが、理想なのは斜め上から見下ろすアングルで撮ること(模型を見下ろすような錯覚を得るためなので当然ですね)。  しかし、そんな都合の良い距被写体はほとんど存在しないので、必然的にミニチュア風撮影を目指しても、あっという間に限界を感じ長続きしないことがほとんどです。(SNSのようにど派手で映えるアウトプットを出して沢山のリアクションがないとモチベ

        じゃじゃ馬で魔法のレンズ

          ミニチュア風に【撮る】ということ

          スマホの高性能・高画質化、その携帯性・速射性・速報性によって、記録・発信することにおいては、もはや敵なし状態のスマホ。、追い打ちをかけるようにハードの高性能化によって高度な画像処理が、PCを介さずともスマホ内で完結できるようになり、誰でも簡単に多種多様な表現ができるようになった今日、暗所や超望遠といった特殊な場面以外では、もはやカメラはスマホに太刀打ちできなくなりました。カメラをお使いの方であれば、撮影に行く先々でカメラよりスマホが多い現実を実感なされていることと思います。

          ミニチュア風に【撮る】ということ