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㉔K-port

語り部を終えて、もう一つ行ってみたい場所があったのでそちらへ向かった。気仙沼市津波復興祈念公園である。

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この公園は石碑と犠牲者の名前が記された石碑がある公園。丘の上に立っており、気仙沼湾を一望できる。復興祈念公園として街全体が見渡せること、津波に巻き込まれることがないような高台に建てられた。シンプルな作りだが、余計な装飾はない方が、追悼する際にはいい。今日はあいにくの天気だったが、晴れていればなかなかの景色であることは間違いない。

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気仙沼いいとこだと思います。そして気仙沼には隠れた名所「k-port」という喫茶店があります。実はこの喫茶店、渡辺謙さんが作ったそう。本人も月に1回程度は店にやってきて、ウエイターとして働くのだそう。コーヒーを持ってきた店員さんが渡辺謙さんだったら普通に腰抜けそう。

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震災直後から気仙沼の支援を続けているそうで、定期的にFAXでメッセージなどのやり取りをしていると。すごいですね。そんなことがあるのか。

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「ホテル望洋、すでに閉館している」

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「エビスさん。なぜここに。実はエビスさんにゆかりのある土地だそうです。津波で消失したが支援により再建された」

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「追悼塔からの眺め 環境音も聞こえなくなり空間がしんとしている 自然と背筋がピンとなる」



※この東北見聞録ですが、一応㊵までには完結する予定です。もはや忘れかけていますが、気長にやっていきます。