Shotaro Miyazaki

1999年生まれ。生まれも育ちも東京の下町だけど新卒から地方移住した社会人。最近はバン…

Shotaro Miyazaki

1999年生まれ。生まれも育ちも東京の下町だけど新卒から地方移住した社会人。最近はバングラデシュとイスラム文化にハマっている。Noteでは地方移住や自身の異文化体験、日々の学びなどを書き綴っていきます。

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エリートの言う「海外は~」「世界は~」に違和感を感じる理由

大学教授やニュースのコメンテーター、実業家など社会で一般的にエリートまたは知識層と言われる人たちに出羽守が多く、僕は昔から何とも言えぬ違和感を感じていた。 例えば僕の学生時代の体験談を書こうと思う。 1年生のころに、海外志向の強い(意識高い)学生が多く集まるゼミに参加した。 このゼミを主宰していた教授はアメリカの大学院で博士号を取得しており、グローバル人材を育成する社団法人の理事長もしていた。 人生経験豊富で、人柄優れる方ではあったがこの教授が「海外は~」「世界は~」と海外

    • 僕が「外国」というものに出会ってからのこと

      自分は小さい頃から内向的な子供だった。 正しく言えば、友達がいなかったから一人で完結する趣味を持つしかなかった。 日本の歴史を学んで城跡をめぐったり、地図を見て気になって場所へ自転車で片道2時間かけて行ったりしていた。 17歳の秋に初めて高校の修学旅行でシンガポール・マレーシアに行くまでは海外というものに全く関心はなかった。 そして初めての海外がその修学旅行だったという訳だ。 パスポート、外貨、見たことない景色、何から何まで新鮮だった。 そして何より現地へ渡航する前に3週間

      • 社会人1年目に200万円を貯めるメリットと方法

        近年はNISAを中心に老後を見据えた資産形成が流行しています。 そのため、大学生でも証券口座を持つ人が増えてきており、自分としては「若いうちからお金の勉強をしていてえらいな~」と関心しております。 かく言う自分も大学生の内から証券口座を持っていたし、タイトルの通り貯金もしていたが、それは決して自発的・前向きな理由ではありません。 証券口座は大学4年生の時に父親から「これはお前名義の口座だ。30万円入っているから運転免許の取得に使い、残りは自分で運用しろ。」と譲渡されたのが始

        • タイ社会の残酷な美白信仰について

          去年はタイのバンコクへ行く機会に多く恵まれた。 旅行で1回、海外出張で1回、他国へのトランジットついでに2回、合計4回バンコクに訪問した。 同じ都市でも訪問する回数が多くなればなるほど、新しい発見や前回訪問では気が付けなかった点が分かるようになる。 今回の記事ではタイ社会における美白信仰について書きたいと思う。 近年のタイはバンコクを中心に急速な経済発展をしている。 あくまでもバンコクに限るが5Gは通じるし、キャッシュレス決済もできる。それに海外の高級ブランドを買いあさる

        エリートの言う「海外は~」「世界は~」に違和感を感じる理由

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          ラマダンの夕食会に招待されました!

          2024年のラマダンは3月10日から4月8日までの約一か月であるが、その間は世界中のムスリムたちは断食をする。 断食と言ってもまったく食事をしないのではなく、日中だけ一切飲み食いをしないというものである。 だから彼らは日の出前に朝食を済ませ、日没まで空腹をこらえる。 そうすることでお互いに信仰心を深めて、貧しい人たちへの共感を感じられるようにするのである。 ラマダン明けの夕食のことを「イフタール」というのだが、今回のこのイフタールについて書こうと思う。 近年、東広島市では

          ラマダンの夕食会に招待されました!

          「幸せの定義」とは?バングラデシュ一人旅で感じたこと 

          バングラデシュという国は知っているだろうか? 日本と国旗のデザインが似ている国、アジアの貧しい国、ローラの生まれ故郷、ユニクロとかのアパレル製品が多く生産されている国といった具合が大方の日本人が持っているバングラデシュに対するイメージだろう。 実際にはあまり多くの人はバングラデシュがどこにある国かすら知らないかもしれない。 しかし、近年は1億7千万人におよぶ人口と若さ(平均年齢27.6歳、JICA調べ)で高い成長率を誇る国として注目され始めている。 今回は2023年の8月にバ

          「幸せの定義」とは?バングラデシュ一人旅で感じたこと 

          「好き」「やりたいこと」に夢中な人の魅力 ~RingNeフェス参加体験記~

          世の中にはなぜだか分からないけど応援したくなる人、助けてあげたくなる人、何かと気になる人っていますよね。 そんな人には不思議な人を惹きつけるオーラがあって、そういうのを人間的な魅力だというのだと思う。 今回はその人間的な魅力ってどこから来るのか?という自分の問いに一つの答えが出たRingNeフェスの参加体験記を書こうと思います。 RingNeフェスとは何なのか? 「時は2044年、人は死後、植物に転生することが科学的に解き明かされました。それにより植物と人間の関係は一変

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          『深夜特急』はじまりの地 重慶マンション滞在記

          社会人1年目が過ぎた4月、無性に海外に出たいと思うようになった。 一年目の頃は自分の能力、社会人としての暮らしに不安があり貯金ばかりしていた。 もちろん貯金は良いことではあるが、20代の今は自分自身の経験に投資する必要もある。だからお金の貯めすぎも良くはない。 そんなこともあり、ゴールデンウイークを利用して香港とフィリピンへバックパッカーに出た。 今回の記事では香港でのことについて書こうと思う。 僕が香港について知っていたことと言えば沢木耕太郎の『深夜特急』の始まりの地だ

          『深夜特急』はじまりの地 重慶マンション滞在記

          3年半ぶりの海外in タイ

          久しぶりにnoteに投稿しますショウです。 先週、3年半ぶりの海外としてタイへ弾丸旅行に行ってきました! 今回の記事ではその旅行について書いていきたいと思います。 経験に投資をすると決めた2023年 そもそもなんでタイなのか? 急に思い立ったからです(笑) というのも2023年になり、各国が新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、海外旅行がコロナ前と同じくらい容易になってきています。 2023年のお正月、僕は新年の目標として「経験に投資する」という目標を立てました。

          3年半ぶりの海外in タイ

          第二の故郷 広島に抱く感情

          今日は久しぶりに実家のある東京へ帰省します。 この記事は東京へ向かう新幹線の中で書きました。 僕は今年の4月、正確に言えば3月末に東京の大学を卒業して、その3日後に広島へ居を移しました。 あれから7か月広島で過ごす中で徐々に広島を「第二の故郷」だと認識するようになってきました。 2~3か月に一回は東京へ帰省しますが、広島に戻ってきて紙屋町や本通りの景色を見るとなんだか安心するんです。 地元に帰ってきたようなあの安心感です。 グローバル企業での仕事にも少しずつ慣れてきて、行

          第二の故郷 広島に抱く感情

          学歴社会クソくらえ!広島で出会ったすごい大家族の話

          僕はある日の仕事終わり、とある居酒屋に一人で飲みに行きました。 その居酒屋を経営していたママとその家族がとてもすごい人たちで、これが本当の「生きる力」だと感じる出来事があったので、そのことを書きたいと思います。 東京の価値観にうんざりしていた自分 皆さんは自分自身の学歴を気にするタイプですか? 特に有名な大学、有名な会社に行きたい人、すでに入っている人ほど気にする人が多いと思います。 外資コンサル、外資系金融、商社、ベンチャー、港区○○(笑) 確かに優秀で華やかな人は多い

          学歴社会クソくらえ!広島で出会ったすごい大家族の話

          【短編小説】語学オタクとカフェテリア

          俺は大学生活のほとんどを大学のカフェで過ごした。 過ごしたと言ったら、さぞかしずっといたのかと思うかもしれないが、時間があるといつもそのカフェにいた。 カフェといっても普通のカフェではない。 学食の脇に併設されている国際交流カフェだ。 休み時間になるといつも外国人留学生でそのカフェはいっぱいだった。 日本人の学生はというといつも俺一人だった気がする。 あまり外国人が多いものだから英語に自信が無い人には気まずいのだろう。 かたや留学生の方はというと正規留学生はネイティブ並み

          【短編小説】語学オタクとカフェテリア

          【大学生向け】学生時代に中国語を学ぶメリット

          こんにちは! 今日は久しぶりに中国語に関する記事を書いてみようと思います。 学生時代の僕は同じ大学学部のある中国人留学生の女の子が好きで、中国語の学習にはまっていました。 台湾へ語学留学に行ったり、アメ横でたくさんの中国人観光客に話しかけたり、スピーチコンテストに出場したり、留学生たちと国際交流サークルを作ったり、、、、、。 これまでの自分ではありえないほど能動的に中国語を学んでいて、就活の時には2年に及ぶ中国語学習でのエピソードをガクチカとして話していたほどです。 や

          【大学生向け】学生時代に中国語を学ぶメリット

          宝くじに当たっても僕は仕事を続ける

          最近僕は、趣味が無いことに悩んでいます。 平日は仕事から帰ってきたら、食事して、風呂入って、YouTubeで「レジスタンス」と「チャンネルがーどまん」を見てから寝る。 土日は特にすることもなく、掃除をしたり、ジムで体を動かしたり、部屋でボーっとしていたり何もできていない、何も考えられないことが多くありました。 東京から広島に移住してきたばかりで、マッチングアプリでできた付き合って5カ月の彼女以外に気兼ねなく話せる人がいない。 こんな生活を続けていると、どんどん頭が馬鹿に

          宝くじに当たっても僕は仕事を続ける

          目標を宣言して自分にプレッシャーをかけよう!

          こんにちは! 新社会人になって4カ月が過ぎよう過ぎようとしているショウです。 今回は目標を宣言していくことの大切さについて書いてみようと思います。ところで皆さんは目標達成、または目標達成のための行動はできていますか? 正直言って、僕はできていません(笑) 社会人になって色々な目標を立てては三日坊主で続きませんでした、、、。 例えば 日商簿記2級に合格する。 TOEIC860点を取得する。 ジムに週4で通う。 FPに合格する。 HSK6級に挑戦する。 などなど

          目標を宣言して自分にプレッシャーをかけよう!

          広島に移住して良かったこと

          こんにちは。 広島で新社会人を初めて3カ月が過ぎましたショウです! 22年間生まれも育ちも東京だった江戸っ子の僕が、新社会人として広島に移住して良かったと感じたことを書いていきたいと思います。 家賃相場が東京の半分なにより家賃の安さは素晴らしい。 自分は現在、1LDKで家賃6万5000円のきれいなアパートに住んでいます。 もちろん風呂・トイレ別々、インターネット付、ダイニングキッチンもあるので快適です。 家賃については会社の補助が4万2000円あるので、実質2万2000円

          広島に移住して良かったこと