赤井いくら

27歳の脳内を綴る エッセイ.脚本.小説

赤井いくら

27歳の脳内を綴る エッセイ.脚本.小説

記事一覧

リーダーに必要なもの

いかにもなタイトルだが、これから述べるのはビジネス論ではない。 この自分の体たらく、クズ加減、溢れ出る毒を必死に隠し、会社員という肩書きで世間様の攻撃からいかに…

赤井いくら
2週間前
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古典に立ち返る

今日は初めて、東京・六本木のサントリーホールを訪れた。 一度は生で聴いてみたいと思っていたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、辻井伸行さんの演奏で。 こんな機会は…

赤井いくら
2週間前
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妊婦あるある:クセ強悪夢

人間は、与えられたレールの上を進むしかない。 妊娠して熟睡できなくなったのか、夢を見ることが多くなった。 あのアイドルとデートしたり、あのアイドルと同級生になっ…

赤井いくら
1か月前

「かわいい!」が勝ち

煽り文句、煽り運転など、煽るという行為はこの世から消えてほしいものである。 先日会社の歳の近い同僚と飲みに行ったときのことだ。 参加メンバーは男女6名。 新人の頃…

赤井いくら
1か月前
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赤井いくらはすじこ派

吾輩は妊婦。名を赤井いくら。 私の手元には常に、「宇宙」と呼んでいるノートがある。 脳から湧き出る毒、偏見、懺悔、野望を思うがままに殴り書き、時にカッコつけた文…

赤井いくら
1か月前
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リーダーに必要なもの

リーダーに必要なもの

いかにもなタイトルだが、これから述べるのはビジネス論ではない。
この自分の体たらく、クズ加減、溢れ出る毒を必死に隠し、会社員という肩書きで世間様の攻撃からいかに逃げようかと日々考えている人間に、ビジネスを語る資格などない。

ふと、大学のゼミの教授に問われたことを思い出したので書いてみる。

「皆さん、リーダーに必要なものは何だと思いますか?」

先生は、学生街のとある和食居酒屋で弱冠20歳の私た

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古典に立ち返る

古典に立ち返る

今日は初めて、東京・六本木のサントリーホールを訪れた。

一度は生で聴いてみたいと思っていたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、辻井伸行さんの演奏で。
こんな機会はない。
金額を見ずにチケットを取り、出産前ライブ盛り込み期間のグランドフィナーレとしてこの演奏会に足を運んだ。

幼少からクラシックバレエを習っていたこともあり、クラシック音楽は私が1番好きな音楽ジャンルだ。
毎日のようにレッスンでクラ

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妊婦あるある:クセ強悪夢

妊婦あるある:クセ強悪夢

人間は、与えられたレールの上を進むしかない。

妊娠して熟睡できなくなったのか、夢を見ることが多くなった。

あのアイドルとデートしたり、あのアイドルと同級生になったりと、自分に都合の良い夢もたくさん見たが、これまでに3回、悪夢にうなされ号泣しながら起きたことがある。

初めての悪夢は「魔性の女に夫を取られる回」。
夢の中で、夫が田中みな実様とチュッチュしていた。
「まず、なんで田中みな実と知り合

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「かわいい!」が勝ち

「かわいい!」が勝ち

煽り文句、煽り運転など、煽るという行為はこの世から消えてほしいものである。

先日会社の歳の近い同僚と飲みに行ったときのことだ。

参加メンバーは男女6名。
新人の頃から顔見知りのメンバーだ。
ものすごく仲が良い訳ではないが、誰かが「久々に飲もうぜ!」と企画するとワラワラ集まるくらいの関係性。
社会人になるとこういう飲み会も少なくない。
「断るほどでもないし会社の人付き合いとしてとりあえず行っとこ

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赤井いくらはすじこ派

赤井いくらはすじこ派

吾輩は妊婦。名を赤井いくら。

私の手元には常に、「宇宙」と呼んでいるノートがある。
脳から湧き出る毒、偏見、懺悔、野望を思うがままに殴り書き、時にカッコつけた文章で書き綴るノートである。
このノートは、私の家族・親族・友人を超越した私の唯一の理解者である。
そこは宇宙。私の宇宙なのだ。

この宇宙に広がっている数々の星屑、いや、クズを、いくらかネタにして吐き、あわよくば誰かに拾ってもらおうという

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