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【雑記】無題.txt

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誰にも届かない言葉とか
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偶像崇拝をなぞる

偶像崇拝をなぞる

誰かの何かになりたい。いつからかそう思うことが強くなった気がする。でもそれは人を助けたいだとか、夢を導く存在になりたいだとか、そんな高尚なものではなくて。

きっと、頭の中に『確固たる自分』というものをうまく描けないから、誰かに勝手なイメージ像を作ってもらいたいだけなんだと。勝手なイメージ像を、勝手になぞっていれば、勝手に勘違いしてくれる。と、勝手に勘違いできる。

何者でもなければ期待を裏切るこ

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アキペディア ver.1.1.0

アキペディア ver.1.1.0

秋助百科事典【Akipedia(アキペディア)】
秋助に関することをまとめたデータベースです。

【あ行】
・秋助
アキペディアの投稿者。人物像などはこのページを参照。

・アトピー性皮膚炎
覚えている限りでは5歳ごろから発症。卵アレルギーもあり、大好きな卵かけご飯がなかなか食べられずに涙を流す。肌を掻かないために冷水を浴びて痒みを麻痺させたり、よくわからない民間療養で変なべたべたな液体を塗られた

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公募ガイド『ゾゾゾッ小説大賞』で大賞をいただいた話

公募ガイド『ゾゾゾッ小説大賞』で大賞をいただいた話

少し報告が遅くなりましたが、この度、ありがたいことに公募ガイドの企画する『ゾゾゾッ小説大賞』にて大賞をいただきました。

(注:2枚目は公式サイトに掲載されている画像です)

「100字以内でゾッと汗をかかせる」をテーマに超短編を募っていたのですが、私は前々から140字小説が好きで600作ほど投稿しているので、大賞をいただいたときは本当に本当にありがたかったです。

朝、なんとなくポストを開けてみ

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第34回サラリーマン川柳に入賞した話

この度、なんと『第34回 サラリーマン川柳』の第34位に選んでいただきました! 別名義ですが本人です。ありがたいことに一般流通本『サラリーマン川柳 いっしん傑作選』と小説、さらには米沢牛400gもいただきました!

ベスト100以内で記念品を送ってもらったということは、少なくとも100人に同じものを送っていただいているということですよね。なかなかに太っ腹で戦々恐々としています。米沢牛、初めて食べる

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ネット小説の樹海を彷徨う

ネット小説の樹海を彷徨う

SNSに書き途中の小説や構想中の話を聞くのが苦手だ。これは自分の感覚の話であって『そういうのが嫌い』うんぬんの話ではない。物語を少しでも文章にした瞬間、言葉は風化してしまう。自分の中だけで溜め込んでいた物語の質や密度が薄くなってしまいそうな感覚があって、SNSに「今、こういう物語を書いています」と宣言するのが苦手なのだ。

商業作家ならいざ知らず、無名な自分が「今、こういう物語を書いています」と言

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飽きましてメーデーございます

飽きましてメーデーございます

新年を迎えてから初めて外に出るときの気分は、成績表を開いたあの瞬間にも似ていた。おみくじを引いて、お賽銭を入れて、また今年を祈る。祈るだけでどうにかなるのであれば、信仰なんてふわふわしたものは、ずっと、人に根付いていたのだろう。こうして祈る度に、成績で3かそれ以下の数字を貰ったような焦りを覚える。先生からのコメント欄に「去年、何かした結果があの子です。去年、何もしなかった結果があなたです」と書かれ

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蜃気楼の見る夢

蜃気楼の見る夢

最近の世の中は色々と立ち止まらないといけない日々が続く。それでも自分にはどこか縁のない話だと思っていた。音楽ライブは今まで一度も行ったことがないし、映画館はテレビやDVDで済ませてしまうし、カラオケやゲームセンターはあまり好きじゃないし。

エンタメが規制されても自分にはさほど変化がなくて、元々、ネット上で完結する言葉のお仕事を続けてきたから、なおさら外界との隔たりが大きくなっていたのもある。けれ

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ブラック企業を辞めてから一年が経った話

今日、10/23をもってブラック企業を辞めてから1年が経つ。

最初の2ヶ月はとにかく好きなことをしていた。カードゲームやボードゲームで遊んだり、友人に焼き肉や牛タンをご馳走になったり、バーベキューをしたり。

年が明けてからはハローワークで仕事を探したわけだけども、ブラック企業で受けた暴力やパワハラで社会生活が面倒になり、働く意味もわからなくなって文章系のフリーランスを始めることになった。まぁ、

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エスカレーターで後ろに倒れ込む話

エスカレーターで後ろに倒れ込む話

いつからか忘れてしまったけど、自分はエスカレーターに乗るのが苦手だった。全然関係ないけど一瞬「エスカレーター」と「エレベーター」ってどっちがどっちだっけと悩んで、その度に「話が段々エスカレートする」という言葉を挟まないと思い出せなくなってしまった。

閑話休題。エスカレーターに乗ると、なんだか誰かに後ろから引っ張られている感覚に陥って倒れそうになるのだ。もちろん、本当に誰かに引っ張られているわけで

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公募ガイド「せきしろの自由律俳句」で佳作をいただいた話

先日、11月号の公募ガイド連載「せきしろの自由律俳句」にて佳作をいただきました。そもそも自由律俳句ってなんなの? と思う人も多いかと。自分だって公募ガイドを買わなかったらその存在は謎のままだったと思う。

自分でもその定義は曖昧だったので改めてウィキペディアで調べてみると『五七五の定型俳句に対し、定型に縛られずに作られる俳句を言う。季題にとらわれず、感情の自由な律動(内在律・自然律などとも言われる

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募金する感覚で、いつかきっと自殺する。

募金する感覚で、いつかきっと自殺する。

コンビニへ行って買い物をしたとき、もらったお釣りをたまーに募金箱へ寄付をする。そのとき、頭の中では特になにを考えているでもなくて、ほんと、なんとなく。寄付をするというより「寄付をした」という概念だった。

どこの、誰かの、なにかにそのお金を使われるのかも知らないで、目的や意味や大義もなく寄付をする。そんな感覚で、いつしか「ふらっと死んでしまうのだろう」という概念が芽生え始める。

「死ぬことより生

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遺すための遺書を書く

遺すための遺書を書く

遺書を書いた。と言ったら物騒に聞こえるかもしれないけど、これは大学時代からの儀式のようなもので死ぬつもりは今のところないし、大学時代に何かあったわけではなくて、なんとなく遺書を書き始めるようになった。

半年に一回、自分が亡くなったことを知らせたい人、逆に絶対に教えたくない人。1人1人の思い出やどうしても伝えたいこと。託したい遺品などを詳細に書き込むというもの。

また、mixi、ツイッター、LI

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一生の内にやりたい100個リスト(仮)

一生の内にやりたい100個リスト(仮)

現実的・非現実的、お金があるかどうかは置いといて、とりあえず27個ほど考えました。◯は考えている内に達成したものです。

001.ネカフェで泊まる
002.読書カフェに行く
003.ディズニーシーに行く
004.茶髪にする
005.眼鏡を買う ◯
006.自転車を買う
007.登山をする
008.二木のお菓子パーティーをする
009.バケツフルーチェを作る
010.速読に挑戦する
011.クジラ荘

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