卯の花や古歌(ふるうた)腐らず文字と化す
ウノハナと思ったらネズミモチだった。卯の花は古くから和歌や俳句で詠まれてきたが「ネズミモチ」はどうなのだろう。一応季語にはなっているが、木の意味が鼠の糞という冬に実る実のことらしい。あまりいいイメージはないな。季語だと女貞(ねずみもち)と読ませるのは。実は薬にもなり貞操な女の意味だそうだ。実際にはトウネズミモチはネズミモチと違うそうなのだが。
例えばこういう花の勘違いはよくあることで、ほんとうはネズミモチだったのに卯の花で俳句を読んでしまったということはないのかな?
これ