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日記

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毎日、日記をアップします。
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記事一覧

立葵おいやるときの目覚めかな

もう立葵の花が咲いている。五月も月末だった。時間が流れるのが早い。 立葵だから一行立ちの…

やどかり
1日前
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どくだみや藪の十字星降誕し

どくだみ、俳句では否定的なことばを嫌うので「十薬」とか使われるようだ。同じ日本を代表する…

やどかり
4日前
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五月晴れコンクリにまた猫の足あと

「猫の日」を作ってしまったらその日は怠ける日になってしまった。これはいかん。今日を最後で…

やどかり
9日前
18

振り返り山法師の花無縁坂

山法師。白い花のようなのは総苞で三枚に見えるが四枚だった。ピンクもあるというので花水木と…

やどかり
8日前
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ブタクサやくさめ、くさめ、とエヴァンゲリオン

この時期に花粉症が酷いのはブタクサなのか。目がかゆいしくしゃみばかり出る。マスクをすると…

やどかり
7日前
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雪隠や黒猫またぐ藪の中

「猫の日」になった。昼過ぎまでぐだぐだ外に出ようか悩んでいて、図書館に行く途中に黒猫と出…

やどかり
6日前
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卯の花や古歌(ふるうた)腐らず文字と化す

ウノハナと思ったらネズミモチだった。卯の花は古くから和歌や俳句で詠まれてきたが「ネズミモチ」はどうなのだろう。一応季語にはなっているが、木の意味が鼠の糞という冬に実る実のことらしい。あまりいいイメージはないな。季語だと女貞(ねずみもち)と読ませるのは。実は薬にもなり貞操な女の意味だそうだ。実際にはトウネズミモチはネズミモチと違うそうなのだが。 例えばこういう花の勘違いはよくあることで、ほんとうはネズミモチだったのに卯の花で俳句を読んでしまったということはないのかな? これ

鯉のぼり繋ぎ止められ乾き物

もう5月の半ばなのにまだ鯉のぼりがしまわれてなかった。雛人形は婚期が遅れるとかあるが鯉の…

やどかり
11日前
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昼顔や詩人のコートをクリーニング

昼顔の季節なのか。どこでも咲く雑草だけどたくましさがあるよな。朝顔とか夕顔が儚いイメージ…

やどかり
2週間前
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GWチャイコかショスタコタコ踊り

一日置きに猫の日になることはわかっているのだが、昨日は聖書の本で躓いてしまった。最近、文…

やどかり
2週間前
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GW立夏駆けていく子供かな

今日は雨予報なので、昨日はなんとしても外に出ようと映画館に行ったのだが、けっこうマイナー…

やどかり
2週間前
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「バビ・ヤール」悶え苦しむタコの舞

朝散歩しようかなと思ったのだが日記を忘れていた。日記は調子のバロメーターになるから、なん…

やどかり
2週間前
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眼球に映る新緑歪む白日

球体オブジェに映った樹木と空なのだが、「新緑」という感じか。昨日も初夏の気温だと思ったの…

やどかり
3週間前
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猫の夢まだまだ春眠 四月尽

昨日は見たい映画が平日の最終だと知って今日見に行くことにしたら映画館が休みだった。それで違う映画を見ることにして、GWは通常とは違うからいろいろ判断に迷うな。 昨日はオール・レッスンの日で更新することに一日を終えたが今日は何をしよう。「シン・現代詩レッスン」は模倣詩を『春と修羅』から変えようと思うのだが、なかなか見つからない。 「シン・短歌レッスン」は吉本隆明『西行論』を読む。「シン・俳句レッスン」は『船長の行方』で高柳重信だな。読書は『ゲキイチ1』は以前読んだことがわか