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広告費はダメなプロダクトへの罰金なのか

歯に衣着せぬ発言、通称マジレスで時々炎上を起こしている田端さん。 そんな田端さんのツイートと、まさに今週話題になった2つの正反対の事象がどうも自分の中ではリンクしてしまい、少し記録しておこうと思う。 1.アサヒビール スーパードライ "生ジョッキ缶” 『缶のふたを全開すると泡がモコモコわき上がり、飲食店の生ビールのような味わいが楽しめる商品』で、発売2日で想定の1ヶ月分を売り切り、出荷を一時停止。SNSでもこの商品関連の投稿を多く目にした。 そして、私自身、ニュースを見

    • 企業の音声メディア活用のポイントは、“商品を売る”ではなく、“仲間を作る”、“同志を探す”

      0.はじめに「音声メディアが盛り上がる!」 ここ数年ずっと言われてきていたことが、Clubhouseの突然の襲来によって、一気に加速したのは、ご承知の通り。 私は過去10年以上、音声メディアのセールスに関わってきましたが、音声と言うジャンルがこんなにも注目されることはありませんでした。 ただ、今盛り上がっているのは、有名経営者、タレント、インフルエンサーといった発信者側とそのコンテンツに触れたいリスナーの話です。 Clubhouseでは、すでにインフルエンサー、そしてD

      • キーワードは「アテンション」と「リテンション」D2C最強のパートナー“音声メディア”

        1.はじめに私は広告代理店で10年以上、音声メディア(主にラジオ)の広告セールスや、番組・イベント企画、連動したプロモーション企画に携わってきました。 これまで自動車、飲料・アルコール、住宅、化粧品、食品メーカーから、通信事業者、アパレルブランド、通販事業者などとありとあらゆる業種の広告主の「音声を通じた」広告コミュニケーションを行っていました。 ラジオに限って考えると、2000年には2,000億円程度であった市場規模から、現在は1,200億円程度と約4割も市場規模を縮小

        • 2021年は音声マーケティングの新しい1年になる。

          音声の時代が来る。 2020年にはずいぶんとこういった声を聞くようになった。 ラジオは時代遅れのメディアだ。 新卒以来10年以上ラジオ広告のセールスに携わってきた私としては、音声メディアにここまで注目が集まることは非常に嬉しいです。 1.音声メディアの動向デジタルインファクトの調べでは、2025年にはデジタル音声広告市場が、2020年の約25倍になるといった調査結果も発表されています。 VoicyやStand fmなどの音声プラットフォームもユーザー数を大きく伸ばし、S

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          やはり結局広告とメディア野郎だった。

          2020/12/11に、音声メディア関連の何でも屋、Tune in Inc.という会社を設立しました。 ・これから音声メディアへの参入を考えている配信者のサポート ・盛り上がりを見せる音声メディアへの広告出稿を検討している広告主のサポート ・さらに事業を伸ばしたい音声メディア事業者の方々のサポート を、事業にしていきます。 ここ5年で25倍以上にも市場規模が拡大されると言われているデジタル音声広告市場。 今、プラットフォーム側も、配信者側も急速に参入するプレイヤーが増

          やはり結局広告とメディア野郎だった。

          フォロワー増やすにはTwitterかもしれないが、ファンを作るには音声メディアかもしれないという話

          ちょっと今日はゆるめのお話を。 働き方・生き方が多様化し、個の時代と言われる中で、田端信太郎さんも「フォロワーは持ち運び可能な資産であり、資本だ」と著書でおっしゃっているように、フォロワーを獲得する為に、ますますTwitterが盛り上がっている印象です。 でも、その人たちの本当の目的ってなんでしょう? フォロワー数を単純に増やしたいだけでしょうか? 違いますよね。 最終的には、自分の考え方、生き方、スキルに対しての共感者(=ファン)を増やし、ビジネスにつなげるなり、交

          フォロワー増やすにはTwitterかもしれないが、ファンを作るには音声メディアかもしれないという話

          ラジオの番組表から音声コンテンツのヒントを探ってみた話〜その1〜

          先日 #ソシャ研 というSNS好きの人たちが集まるオンラインサロンの、初めてのオフ会が開催されたので、参加してきました。 Twitter、Instagram、Youtubeそれぞれ数万フォロワーを抱えるような方々がたくさんいるコミュニティで、多くの人が新しくチャレンジしているのがVoicy、Stand.fmなどの「音声メディア」でした。 自分は新卒で入った広告代理店で入社以来丸10年間(!)、ラジオ広告をセールスする部署にいたので、本当に全業種と言って良いくらいの多種多彩

          ラジオの番組表から音声コンテンツのヒントを探ってみた話〜その1〜

          悩まなくても30分で獲得CVを倍増できる話

          先日、WEBサイトのリニューアル時にBtoB企業の為のweb制作会社、baigie(ベイジ)さんに依頼したら、断られたので自力でやって成果を出した話を書いたら、多くの方に読んで頂きました。ありがとうございます! その際に、リニューアル直後の成果として、 ブログサイトからのフォーム送客率は前月比252%増! 商品サイトからのフォーム送客率も前月比189%増! という成果をリニューアル直後の成果として記載させて頂きました。 今回は、その後の3ヶ月間の取組の中で、 とても簡単に

          悩まなくても30分で獲得CVを倍増できる話

          baigieさんに依頼したら断られたので、自力でやったら成果が出た話

          今、TwitterのBtoBマーケ界隈の人なら知らない人はいないんじゃないか?と思うくらい常に有益なツイートで注目を集めているBtoB企業の為のweb制作会社、baigie(ベイジ)さん。 代表の枌谷(そぎたに)さんはじめ、社員の方が積極的にSNS上でノウハウを公開し、界隈の方の支持者も多数。 そんなbaigieさんにお仕事お願いしたいな、という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか? はい、僕もその1人でした。 結論からいうと、 ・WEBサイトリニューアルを依頼    

          baigieさんに依頼したら断られたので、自力でやったら成果が出た話

          鮨屋をDXした話。

          DX(デジタル トランスフォーメーション)。 新型コロナウィルスの影響もあり、業務のデジタル化がさらに求められる中で、最近良く耳にするワードだ。 今、自分はBtoBのSaaSサービスを提供している会社で働いており、 まさにクライアントの業務のDXを進めるサポートをしている。 ただ、けど「DX」ってワードは先行しているが、 それってどういうことだっけ?というのをわかりやすく伝えられないかな、 と思案していた時に、ふと思った。 自分が、前職の鮨屋でやっていたことが、 まさに

          鮨屋をDXした話。

          他責にしない

          昨日、とある公開プレゼンの場で、自分は4人中3位だった。 自分なりに準備をして、想いを込めたプレゼンだったので、 その結果が出たときは、めちゃくちゃ悔しかったし、 正直全然納得いっていなかった。 挙句、ジャッジされた方の審査基準に、「そんなのオリエン時には 重視されてない。そこが一番の審査基準ならちゃんとオリエン時に 明確にすべきだ!」憤っていたり、1位の方の提案内容に対しても、 「あれが1位で本当に良いの?」と正直思っていた。 他にも、、、、数え出したらキリがなく、愚痴

          田端大学を訴える。

          このnoteを読んでいる皆さんは、 田端大学というオンラインサロンをご存知だろうか。 この記事によると、【ビジネスマンの“脳味噌の スポーツクラブ”的存在】大いに注目を集めているようだ。 このオンラインサロンの主催者は、 ZOZO執行役員 田端信太郎氏。 Twitterのフォロワーは20万人を超え、 度々Twitter上で炎上を起こしている。 田端大学は、そんな田端信太郎氏の著書 「ブランド人になれ!」のプロモーション (=田端氏の利益の為)の一環でスタートした。 に

          田端大学を訴える。