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過去作 vol.41

永遠に汚れないもの好きな子が振り向いてくれなかっただけの

地続きの過去と未来を芸術は死を乗り越えて歩み続ける

リコリスを毎年同じ場所に生み季節の腕に抱かれる大地

大地から有象無象を生み出して春は人智が及ばぬ獣

社不だから通知が溜まりまくってて特に養父が手に負えないよ

高額なスマホばかりで生活が生活必需品で苦しい

お客さんよう食べはるなあ如何ですここの名物よもつへぐいは

人間の価値に磨かれ名物は数多の人を見届けている

暴力を学んでしまい暴力を学んでいない頃を想った

見上げても雲ひとつなく指切りも給与所得もちっぽけである

両親を許したいけど今回も私はただのきょうだい児 嗚呼

揺れ 推しの無事を確認できたから眠れないけど横なれたよ

球根に全て託したリコリスもしずかに夏へ走り始めた

長雨に降られし過去は消えぬまま野生の霞草はかがやく

道徳を全部覚えたはずなのに上手に生きることができない

やりとりの再開後から育ててた再生野菜が今日咲きました

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