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自分の詩と掌編小説を発信しています。Cirは「サー」って読みます。X:https://twitter.com/Literature_Cir Bluesky:https://bsky.app/profile/cirpoem.bsky.social

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  • Cirの文学夜話

    私の作品を気に入って頂けた方がさらに楽しめるような内容を投稿します。頻度は、詩や小説の解説部分を合わせて、月10回以上です(記事当たり千~二千字)。 具体的には次の内容を投稿します。 ・自分の各作品の背景となったエピソードと解説 ・作品を読んでもらうためにしている工夫(内容面・SNS運用面) ・未公開作品 ・好きな他の人(詩人・小説家・フォロワー)の作品の分析 ・収益化に関して考え、実践していること ・収益化と関連するメディア論、経済的視点 ・自分や他人の詩論・文学論 ・文学関係の最新の話題 ・プライベートな話(創作と関係する範囲で) ・フォロワーの反応で気づいたこと ・その他(ご要望があれば考えます) お手頃な値段(月120円)で、初月無料(加入月の月末まで無料)、いつでも購読停止可能です(月末日23:59までに購読停止すると、その月までで購読停止)。 ぜひお試しください (^^♪

  • Cirの詩

    最近の自分の詩をまとめています。

  • Cirの掌編小説

    Cirの掌編小説を集めたマガジンです。

  • エッセイ

    ああだこうだいうところ

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  • 固定された記事

文学系の定期購読マガジンを始めました!

私の作品を読んで下さっている皆さま、いつも有難うございます。おかげさまで勇気をもらい、投稿を続けられています。 気が付けば、noteで詩の投稿を始めてから一年が経ち(詩作は25, 6年ほど前からちょこちょこやっていますが)、フォロワー数も5月17日時点で note、X、Blueskyを合わせて1万人になって、たくさんのスキ・いいねを頂くようになりました。大変有難いことです。 詩作は趣味でやってきましたし、妻も温かく見守ってくれていますが、本業で稼ぐ時間を結構削ってやってい

    • 【詩】幼い頃に

      ベランダで 外を眺めながら 風を感じていた いくつもの雲が 通り過ぎていた さみしさも何度か 通り過ぎていた あっ、ママー! って手を振った ____ 以下、この詩の背景となったエピソードと 工夫した点についてお話します😊

      • ✩ 文学夜話 ✩ 理想的・現実的なフォローとフォロワーの比率(1)

        文学関連の創作をしている人に限った話ではないですが、PVや新たな読者・フォロワーを増やす上で、理想的な、そして現実的な、フォローとフォロワーの比率は何かについて、複数のプラットフォームを運用しながら気づいた点に基づき、お話したいと思います。 文学をやる人の中には、そういう戦略的な話を嫌う人もいるかと思いますが、読者は少ないより多い方が良いと思っている方にとっては参考になるかなと思います。 私がnoteとXでぼちぼちと作品の投稿を始めたのは約1年前からですが、本腰を入れて投

        • 【詩】スーパーマン(過去作)

          ぼくはただのおっさん 仕事から帰ると 華麗に変身する 息子を肩に乗せ ジェットコースターに変身! 部屋中を飛び回る 息子 大爆笑 飛行機にも変身! スーパーマンにも変身! 息子 大爆笑 からだはヘトヘト でもその笑顔のためなら 空の果てまでひとっとびさ! その時に見せた 君の目の輝き いつか君は こんな毎日の大騒ぎも パパがスーパーマンだったことも きれいさっぱり忘れるだろう でもね 君は楽しい表情を浮かべていたよ 君は確かに愛されていたよ ***** *

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        • 【詩】幼い頃に

        • ✩ 文学夜話 ✩ 理想的・現実的なフォローとフォロワーの比率(1)

        • 【詩】スーパーマン(過去作)

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        記事

          【詩】世界ってのは(過去作)

          知識人やら、有識者やら 世界はとても複雑で 難しいって言うけどさ 俺に言わせりゃ 世界ってのは単純明快だよ 君と君以外しかないんだから _______ * このページのタイトルの書き方と画像を変えました。 以下、この詩の背景となったエピソードと、工夫した点についてお話します。

          【詩】世界ってのは(過去作)

          ✩ 文学夜話 ✩ なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(2)

          前回の記事「なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(1)」では、定期購読マガジンを始める理由を詳しくお話しました。 この記事では、それぞれのエッセイを単体の有料記事にするやり方もあるのに、そうせずに定期購読マガジンを始めた理由についてお話します。

          ✩ 文学夜話 ✩ なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(2)

          ✩ 文学夜話 ✩ なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(1)

          記念すべき、定期購読マガジンの第1回の記事です。いや、「文学夜話」なので第一話というべきでしょうか😊 この投稿では、なぜ定期購読マガジンを始めたのか、なぜ有料記事というやり方にはしなかったのか、についてお話したいと思います。 このマガジンを始めた理由について「文学系の定期購読マガジンを始めました!」の記事で次のようにお話しました。 マガジンを始めた理由は以上の通りなのですが、「色々考えた挙句」の「色々」を説明しないと、理由の全貌が分からないと思いますので、そのお話をした

          ✩ 文学夜話 ✩ なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(1)

          【詩】恋心

          空を見上げていたら 顔が浮かんだから 目を逸らした

          【詩】恋心

          【詩】めぐり合い

          風が運んで来たのだろうか 種をまいた覚えのない 美しい花々が 庭に咲いている 運命の巡り合わせだろうか 前触れもなく現れた 素敵なあなたと 共に暮らしている

          【詩】めぐり合い

          【掌編小説】おしっこが黒い

           朝起きて、トイレに入り、欠伸をしながらしょんべんをする。  尿が真っ黒だ。  うん? 黒?  え・・・黒??  どういうこと?  黒って・・・マズイだろ!  何かの病気か?  近藤は、青ざめた顔で近所の泌尿器科クリニックへ駆け込んだ。  採尿をお願いしますと紙コップを渡される。  やっぱり黒いのが出た。  コップの中身を見て、看護師がびっくりする。  診察室に通される。 「血液が尿に混入して時間が経つと黒っぽくなることがあります」医者はそう言いながら首を傾げた。「でも、それ

          【掌編小説】おしっこが黒い

          【掌編小説】彼女の選んだ未来

          1.未来が見える人  アメリカ合衆国初の女性大統領になったアリサ・マックウェルは、幼い頃から未来が見えていた。  日本人の母とアメリカ人の父のもとに生まれ、ボストンで育ったアリサは、よくフリーズしたように立ち止まって、ブラウンの瞳でどこか遠くをじっと見つめる少女だった。  親も周りの人たちも、彼女がなぜそうするのか不思議だったが、アリサは自分の予知力について誰にも話さなかった。親に打ち明けようとしたことはあったが、話そうとした途端、知らない大人たちの施設に監禁される未来が浮

          【掌編小説】彼女の選んだ未来

          【詩】集合場所で

          こっちを見つけて 人目を気にせずに 大きく手を振る君 すごく嬉しいのに 少し恥ずかしくて 小さく手を振った

          【詩】集合場所で

          【掌編小説】バスでナンパ

           バスに乗ったジョイは、座席に腰を下ろしながら背負っていたリュックを膝の上に置こうと手首と腕を動かした。  ところが狭い所でやったもんだから腕に肩ベルトが絡まり、それを変な角度でほどこうとしたら、手の甲が前の座席の人の後頭部に当たってしまった。  前の人が険しい顔で振り返りながら「なんなの?」という目をしてきた。  おっ、しかめっ面だけど、なかなか綺麗な女性。 「ごめんなさい。リュックを動かしていたら手が当たっちゃいました」  彼女は、あきれた表情に切り替わり、無言のまま顔を

          【掌編小説】バスでナンパ

          【詩】ブルー

          空が青すぎて 青みがかっている 白いはずの 開いたカーテン 白いはずの 部屋の壁 白いはずの ベッドシーツ それとも そう見えるのは 君がいないからかな

          【詩】ブルー

          【詩】異性の友達

          本当はね 好きじゃないんだ あの子のことを 君が嬉しそうに話すの

          【詩】異性の友達

          【掌編小説】宇宙検問所

           地球の軌道上に浮かぶ宇宙ステーションに、長旅を終えた宇宙船がドッキングした。そして大小の様々な形状をしたエイリアンたちが続々と検問所に入ってくる。  チーフ検問官のジャックは、かけた暗いサングラスの裏で目を光らせながらその様子を黙々と監視していた。  そして行列の中、ある一体のエイリアンがソワソワしているのに気がついた。クジラのような大きな瞳と銀色の皮膚を持つヴスタ星人だ。目が大きいから、目が泳いでいるのがはっきりと分かる。  いよいよそのエイリアンの番になった。大きな輪の

          【掌編小説】宇宙検問所