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最近読んだ本 【 その2 】

読んだ本の感想(というかメモ)を随時公開します。基本、完読して面白かった・参考になった本のみ。

らも 中島らもとの三十五年(中島美代子)#007

中島らもの奥さんの手記。フリーセックス、ドラッグ、ロックンロール、夫らも氏の出世と成功、ドロドロの人間関係、アルコール依存、そして最期の日まで・・滅茶苦茶な生活が赤裸々に淡々と書いてある。表紙の写真がすごく良い。

写真アルバム 北多摩の昭和 #008

地元の無名のアマチュア写真家が残した昭和時代の地域の姿。図書館の「郷土資料」みたいな棚には大抵この手の写真集が置いてある。自分の見知ったあの街角が昭和 30 年代にはこんなだったのか・・などと、タイムマシンに乗ったような楽しさが。

一汁一菜でよいという提案(土井善晴)#009

ホンダ スーパーカブ -世界を駆けるロングセラーの軌跡(小林謙一)#010

資料的な大判本。昔のカタログがヤバい。最初期のカブは自転車に小型エンジンを付けるタイプで、そのエンジンの名称がカブだったのかな??

ワルボロ(ゲッツ板谷)#011

舞台が昭和時代の立川だったので手に取る。昭和のヤンキー青春群像。この人の文体は割と好き。ところどころ刺さる箇所もあり、続編の『メタボロ』の方も読んでみたい。

ウィズ・ザ・ビートルズ(松村雄策)#012

私が思う「日本一のビートルズファン」松村雄策氏が亡くなったと聞いて。初来日の武道館公演を生で観た人はもうそんなに生き残っていないらしい。
ビートルズは特に 90 年代以降、後追い伝承で現役の時以上に伝説と神格化が雪だるま式にアップデートされていっている気もする。
『リボルバー』を 1966 年に 15 歳でリアルタイムに聴くのはどんな気分なのだろうか。。 

さよなら私(みうらじゅん)#013

「自分探し」をやめて「自分なくし」の旅へ・・さすが MJ である。いい歳をして自意識過剰に自分探求にうつつを抜かしていると病む。短いコラムを集めた本だが、表題のテーマの統一感は無いかも。色即是空。

いじめっこいじめられっこ(谷川俊太郎)#014

谷川俊太郎と子どもの詩です。テーマはいじめ。


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