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2020年4月から毎日1枚”般若心経”の写経やってます。 目下の”推し”は、弘法大師・…

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2020年4月から毎日1枚”般若心経”の写経やってます。 目下の”推し”は、弘法大師・空海さん。 東京都西荻窪在住。

最近の記事

【続いてる写経 1504日め】見どころだらけ、春日大社、元興寺@奈良

久しぶりに奈良に宿泊し、秘仏・観音&『空海展』@奈良国立博物館の旅、2日め。 午後は本格的な雨模様となりそうなので博物館を後に回し、午前中は他の奈良駅周辺スポットへ。 奈良公園の鹿さんたち 奈良公園を突っ切ると、奈良の鹿さんたちというよりも、 ”奈良の鹿さんに、鹿せんべいをあげる外国人観光客の方々”が名物な感じがしてきます。 必ず”がっつく”タイプの鹿さんに付き纏われる人が居て、その対処方法を見るのが面白いというか、国民性が現れているというか。 この鹿さんたちは、元は

    • 【続いてる写経 1503日め】観音様ご縁日・秘仏ツアー@神呪寺、道明寺、葛井寺

      兵庫県西宮市にある甲山神呪寺。 ここのご本尊である如意輪観音像、年一回のご開帳日5月18日にあわせ、観音様ご縁日ツアー敢行。 早朝新幹線で新大阪へ。 今日も富士山はきれいでした。 新大阪駅で大阪在住のAちゃんに拾ってもらい、車で神呪寺へ。 年一回となると、混んでいる❗️ 神呪寺のある甲山の形はお椀をひっくり返した形。 如意輪観音像は、空海さんが神呪寺開祖の如意尼(真名井御前)をモデルにして彫ったと言われてます。 艶かしい。 また、こちらの弘法大師像も本人に相当近

      • 【続いてる写経 1502日め】読み上げ機能の"耳読書"の困りごと

        "写経"にあてている分、減ってしまった"読書"の時間を捻出するため、取った手段は"耳読書"。 専用のオーディオブックではなく、電子書籍をiPhoneの読み上げ機能を利用しています。 利用してるのは主にAmazon Kindle unlimitedです。 この中から自分が読みたかった本を探して読んでます。 ただし、いくつか難点があるのです。 漢字を正しく読んでくれない これはもう仕方ないというか、自動読み上げで読んでくれるから許容範囲ではあるのですけど、時々❓が頭に

        • 【続いてる写経 1501日め】”写経”時間で減った、”読書”時間を取り戻すために

          そもそもワタシが写経を始めたのは、コロナの緊急事態宣言が発令され、自宅に篭らざるを得なくなったからでした。 写経を始めた理由 今までやりたくても時間がなくて、 家でできて、 かつ、コロナが蔓延するこの社会に対してポジティブなアクションは何か…。 それが”般若心経”の”写経”でした。 というのも、平安時代に疫病が蔓延した時、空海さんが嵯峨天皇に般若心経の写経を浄書することを勧めたエピソードが頭の中にあったからです。 下のリンクに解説あり。 自分なりの”祈る姿勢”とし

        【続いてる写経 1504日め】見どころだらけ、春日大社、元興寺@奈良

        • 【続いてる写経 1503日め】観音様ご縁日・秘仏ツアー@神呪寺、道明寺、葛井寺

        • 【続いてる写経 1502日め】読み上げ機能の"耳読書"の困りごと

        • 【続いてる写経 1501日め】”写経”時間で減った、”読書”時間を取り戻すために

          【続いてる写経 1500日め】やっぱり"大吉日"だった

          5月15日のこよみは、藤本宏人先生の”こよみメール”によると、 5月の中でも”大吉日”。 細かく見ると、 今日は大吉日ね!よしよし、と気分よく出社。 本日は職場の懇親会を兼ねたランチ会だったのです。 しかしながら、、 なんだか電車に乗る時からあまりよろしくない傾向が。 ・電車が5分遅延していた ・そのせいで車内が混雑していた ・荷物が重いので座りたかったけど、結局座れなかった… うーん、ちょっとまずいなあ…。 通勤電車での出来事は1日の傾向を見る指針となっているので

          【続いてる写経 1500日め】やっぱり"大吉日"だった

          【続いてる写経 1499日め】久しぶりに”濃い”世界に浸かった、フラメンコの夕べ

          夫に誘われ、久しぶりに”フラメンコ”の舞台を家族で観に行きました。 タイトルは『ロルカの愛したフラメンコ グラナダ タブラオの夜』。 スペインの詩人、ガルシア・ロルカの詩に載せ、フラメンコのギター、歌と踊りが繰り広げられる舞台でした。 最初にギターが鳴り、詩の朗読が始まると、そこは一気に映画で見たスペインの乾いた大地が現れました。 あー、この声は、、ちょっとヤバいぞ…。 とんでもない声量というだけではなく、異国の言葉で意味はわからなくとも悲痛さが伝わる歌詞、ダイレク

          【続いてる写経 1499日め】久しぶりに”濃い”世界に浸かった、フラメンコの夕べ

          【続いてる写経 1498日め】『大吉原展』、”背景”は至って真剣だった

          鑑賞後のもやっと感が強かった『大吉原展』。 開幕前からの炎上事件の記事やら、それに対する東京藝術大学大学美辞術館側の広報、さらに今回展覧会の学術顧問である田中優子先生のご著作『遊郭と日本人』にも目を通して見ました。 「『大吉原展』開催にあたって:吉原と女性の人権」という資料 展覧会の一般公開前に、プレスに対して田中先生による「『大吉原展』開催にあたって:吉原と女性の人権」という資料が出されていたそう。 大事な内容なので全文引用。 ご著作『遊郭と日本人』にも上記と同様の

          【続いてる写経 1498日め】『大吉原展』、”背景”は至って真剣だった

          【続いてる写経 1497日め】『大吉原展』、一体何を見せたかったのか

          東京藝術大学大学美術館で開催中の『大吉原展』を観賞。 展示作品数がとても多く解説も細かいため、観るのに時間がかかり、さらに大混雑で、展示物の前で押し合いへし合い。 入ったのが夕方だったのもまずかった、、急ぎ足でなんとか全部見切りました。 見終わること前提になってしまったのが良くなかったのか、 結局、この展覧会何を示したかったのかな?? 何にも残ってませんでした。 ワタシ自身、歌麿の浮世絵を観たかった程度の気持ちで出向いてしまったのも、浅はかだったなあ…と反省。 最

          【続いてる写経 1497日め】『大吉原展』、一体何を見せたかったのか

          【続いてる写経 1496日め】最後に"オモロい人生"だったと言うために

          藤本宏人先生の『こよみナビゲータ養成講座』の最終回はグループセッションでした。 講座では日本に伝わる古暦の情報の読み解き方を伝授していただきましたが、 とにかく情報量が膨大で、ワタシはまだまだ生かしきれてない状況。 セッションでは講義で浮かんだ疑問点や、今後について少人数で直接相談できました。 まず先生から提示された話は、 鑑定に正解はないこと。 正解を求めて、これで合ってますか?と問われることが多いのだそう。 鑑定して出した結果が、 他人と異なっていたらどうしよ

          【続いてる写経 1496日め】最後に"オモロい人生"だったと言うために

          【続いてる写経 1495日め】當麻寺は、秘伝薬発祥の地でもある

          當麻寺には、色々な興味深いエピソードがあります。 その一つは、授与所にバーンと展開されている医薬品、”中将湯”。 これは、”中将姫”様のお名前にあやかってつけられた生薬かと思いきや、もっとちゃんとした理由がありました。 中将姫が當麻寺に入山する前にお世話になった藤村家とは、現在のツムラ(津村順天堂)の、初代津村重舎氏の母の実家だそう。 藤村家に代々受け継がれていた婦人薬を、現在飲みやすくし売り出したのがツムラの初代。発売から100年以上のロングセラー商品なのでした。

          【続いてる写経 1495日め】當麻寺は、秘伝薬発祥の地でもある

          【続いてる写経 1494日め】奈良”當麻寺”、二つの宗派のオトナの事情?

          写経を始めてから、奈良の現地で写経できるお寺を調べました。 代表的なお寺は、 ・薬師寺:写経勧請を始め、一般に広めたお寺 ・海龍王寺:”隅寺心経”と呼ばれる写経群が発見されたお寺 ・當麻寺:中将姫が『称讃浄土経』の写経千巻を成満したのち、観音様に導かれ入山したお寺 詳しくは下↓ 當麻寺の中将姫のエピソードに心を打たれ、 勝手に中将姫様を”写経の大センパイ”とリスペクトし、 真っ先に向かったお寺。ワタシにはとても思い出深いお寺なのです。 そんなわけで、ワタシの中の公式は

          【続いてる写経 1494日め】奈良”當麻寺”、二つの宗派のオトナの事情?

          【続いてる写経 1493日め】4TBの仏教の叡智、公開中

          『法然と極楽浄土』展で度肝を抜かれた一つに、浄土宗大本山増上寺の所蔵する『三大蔵』がありました。 『三大蔵』は古代インドから伝わる仏教教典を編纂したもので、中国の宋版、元版、高麗版の三種があり、その三種すべて保管しているのは増上寺だけ。 製作された時代の印刷技術の粋を集めたそうです。 こんな感じの木版です。 さらに凄いのは、増上寺さんこれをすべてデジタルアーカイブとしてネット上に公開しているのです!! 経典の検索もできるので、改めてこの『三大蔵』にある『般若心経』を調

          【続いてる写経 1493日め】4TBの仏教の叡智、公開中

          【続いてる写経 1492日め】『法然と極楽浄土』展、後半展示に驚いた

          これまでの経験から、トーハク平成館の特別展は、”てんこ盛り系”と、”スペースの割に展示少ない系”とあります。 ”スペースの割に展示少ない系”は稀で、9割は”てんこ盛り系”。 しかも国宝や重要文化財が一堂に会する豪華さの饗宴。 よって、入って左側の最初の第一会場だけで、たいていとんでもなく消耗します。 第二会場に入る前に、ショップにちょっと立ち寄って気分を改め、後半戦に臨むのです。 そして、だいたい第二会場は、”大物”(巨大展示物)が待ってます。 『法然と極楽浄土』もこ

          【続いてる写経 1492日め】『法然と極楽浄土』展、後半展示に驚いた

          【続いてる写経 1491日め】みっちりと、『法然と極楽浄土』展

          GW最終日、『法然と極楽浄土』展@東京国立博物館へ行きました。 今回はレクチャー付きチケットゲット。 まずは當麻寺奥院 川中教正副住職が解説する国宝「綴織當麻曼陀羅」絵ときを大講堂で聴講しました。 奈良県葛城市にある當麻寺。 過去2回訪れたことがあります。とても美しく由緒ある寺院です。 さすが関西のお坊さんというのは、話が上手いというかオモロイ。 當麻寺所蔵の国宝「綴織當麻曼陀羅」は、修復後初めて奈良県外で公開。 この曼荼羅、藤原家の中将姫が當麻寺に入山し、尼となった

          【続いてる写経 1491日め】みっちりと、『法然と極楽浄土』展

          【続いてる写経 1490日め】たまには”お上りさん”をやってみる

          元は東京住民だった旧友が、大阪から遊びにきてくれるそう。 もう長らく西のほうに住んでいるので、すっかり気分はそっちの人です。 待ち合わせは新宿だったので、 たまには東京見物的なことしてみる?と、思いついたのが、 東京都庁の展望台。ここ、無料なのです。 東京都庁が現在の新宿副都心に引っ越してきた当初、長蛇の列で大人気でした。 新しくなった当初東京タワー、スカイツリー、池袋サンシャイン、六本木ヒルズ、渋谷スクランブルスクエアなどなど、展望施設は多々ある東京ですが、202メート

          【続いてる写経 1490日め】たまには”お上りさん”をやってみる

          【続いてる写経 1489日め】たまにはお花をひたすら愛でる

          わが子が、「ネモフィラ、一回みてみたい〜」というので、 今年のゴールデンウィーク、混んでいそうなところに突っ込んでみる企画。 第2弾はネモフィラと藤のお花見バスツアー。 なんと、今回はどこの神社仏閣も立ち寄りなし。 近年のワタシの旅で、このようなツアー参加はあったろうか…。 ひたち海浜公園内に神社とかないのかしらん?なんて思っていたら、 ナニアレ?と窓際のわが子。 車窓に現れたのは、 牛久大仏様でした!! で、でかいね。やはり。 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥

          【続いてる写経 1489日め】たまにはお花をひたすら愛でる