ドストエフスキー「地下室の手記」
「カラマーゾフの兄弟」については、2年ほど前にnote記事として感想文を4回に分けて投稿しました。
「地下室の手記」は、その前に残念ながら中途で読むことに挫折していました。
本来であれば、本書を読んでから「カラマーゾフの兄弟」を読むべきだったかもしれません。
逆になってしまいましたが、本書を読んで「カラマーゾフの兄弟」の登場人物の激しい性格の根拠を見出したようにも思います。
本書は、目次として「1.地下室 Ⅱ.ぼた雪に寄せて 」(安岡治子訳 光文社古典新訳文庫)に分かれてい