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たまねぎ書評

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最近読んだ本とそれにまつわるあれこれについて。
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記事一覧

Noteの文章がすべて自動で書かれる未来が来るか?

ロアルド・ダールの『あなたに似た人』という短編 (I・II)がとても面白い。ロアルド・ダールと…

福原たまねぎ
3週間前
48

さくらももこさんと飲尿 - 健康とは信仰である -

今回はすこーし綺麗でない (というか汚い) 内容を含みます。先に謝っておきます。でもなかなか…

福原たまねぎ
7か月前
81

ちびまる子ちゃんと帰国子女コンプレックス

さくらももこさんの『あのころ』というエッセイがとっても面白かった。きっとご存じの通り、さ…

福原たまねぎ
7か月前
116

集中力が9割 - なぜ村上春樹さんは毎日走るのか? -

2冊の本を読んだ。村上春樹さんが走ること、そして小説を書くことについて書いたエッセイだ。 …

福原たまねぎ
9か月前
221

ぼくらはせまい水槽から出ないといけない - 介護とメジナの話

酒井穣さんという方がどれだけ知的でカッコいい大人か、ということについては魂を込めてこちら…

87

東大にだけは行きたくなかった - さかなクンのエッセイと

こう、なんか頭をレンガでぶん殴られるような。そんな衝撃をもらえるような本に出会いたかった…

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日本語のエッセイが読みたいのだ - 村上春樹のエッセイと

小さな故郷アメリカに移住する、ということが決まったときに自分の中で静かに決意したことがある。それは「もう日本語を使わずに英語だけ使う生活にしよう」ということだった。せっかく日本を離れてアメリカに来るわけだから、英語はばっちりにしたい。「もう英語ペラペラになっちゃうもんね」って意気込んでいたわけだ。きっと海外移住や留学をした方なら同じようなことを考えた人もいるんじゃないかと思う。 ただ結論から申し上げると、ぼくの場合は移住して早々と白旗をあげた。というかもっと厳密にいうと「日

アメリカ行きをプッシュしてくれた本

神保町が好きぼくは20代の多くの時間を神保町のあたりで過ごした。住んでいたわけではないので…

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