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信頼の力:苦境を乗り越えて夢中の先へ#夢中ing

「夢中になる」
その瞬間にはどんなエピソードやストーリーが詰まっているのでしょうか。
ゲームエイトスタッフの「夢中」な時間について迫る#夢中ing。第4弾は管理部の経理マネージャー、平井未来(ひらいみらい)さんが登場です。


目標を見つけて入社したゲームエイト。入社後に感じたギャップと女性ならではの課題とは

-まずは、自己紹介をお願い致します。

管理部経理グループのマネージャーを務めている、平井です。
地元である大分県で、自動車関連の会社で生産管理や総務、労務経理の補助をしたのが社会人キャリアの最初でした。その後税理士法人へ転職して、バックオフィス全般を担い職務の基礎を固めました。
いつからか「地元を出て知らない土地で挑戦してみたい!」と思うようになり、これまでのバックオフィスの経験を生かせる仕事を東京で探しました。
そんな中でゲームエイトと出会い、2019年7月に経理スタッフとして入社し、2023年4月からマネージャーに着任し、現在に至ります。

-なぜゲームエイトに入社しようと決めたのですか?

バックオフィスの業務は、どのような会社にも存在しているので、折角挑戦するのであれば自分の好きなことに少しでも関わりたいと思い、ゲーム、服、雑貨等を扱っている会社を中心に探していて、ゲームエイトには比較的早い段階で辿り着きました。
私の前任のマネージャーだった方に面接していただいたのですが、もうビビっ!ときて、この人の下で働きたいなと直感的に思いました。嬉しいことにその方にも一緒に働きたいと言ってもらえて、そのまま入社。なので入社のきっかけとしては、ゲームエイトの事業について深く調べてというよりは、ゲームが好き+目標となる人がいたから、ということになります。

-入社後に感じたギャップはありましたか?

想像と違う方向に何倍も大変でしたね(笑)。
親会社であるGunosyが上場していて、且つゲームの攻略サイトとして自分も周りもすごく活用していたので、体感として知名度も高く、「きちんとした会社だろう」「私が持っている知識や常識は全て叩き直されるんだろう」という覚悟で入りました。
でも実際は、ルールや規則ができたばかりで浸透していない中、先輩や上司でも関係なく指摘しながら、請求書の提出をしてもらうために追いかけ回し続けてどうにか経理が処理できる状態へ持っていくことから始まるという状況でした。尚且つ、上場企業の子会社の水準が求められる…
なるほど、これは大変だと気合を入れ直しました。

-女性ならではのやりづらさとか、葛藤みたいなものはありましたか?

当時からやりづらさを感じたことはあまりないですね。最終的な目的は揃っているのに意見が食い違う際に、「これは男女の考え方の違いなのかな?」と思う瞬間があったり、男女で伝え方を工夫したりする事はたまにありますが、女性だから発言力が低いといったことは感じないです。バリューの「Based on flat」の通り、皆思ったことはきちんと伝えている印象です。
ただ、女性特有の悩みについては最初は少し相談しづらかったです。管理部はここ数年で女性比率が高くなり、また上司の理解もあるので相談しやすい環境になりましたが、今でもある程度は相談のし辛さはあるのではないかと気になっています。例えば、毎月の体調不良や、産休育休等についての相談ですね。
少しずつの積み重ねで変わっていくものだと思いますが、その積み重ねの1つとして、女性マネージャーである私が制度を活用しながら今後も活躍を続けていくことで、皆の心理的ハードルが少しでも下がればと思います。

経理目線でのゲームエイトの変化と自分の変化

-ゲームエイトの環境や雰囲気は入社当時から今も変わらないですかね?

大きく変わった部分と、変わらない部分が存在していると思います。
「創業期はサークルの延長のような雰囲気だった」と当時からのメンバーからよく聞きますが、私が入社したのはそこから大きくレベルアップしようとしている時期だったのかなと思います。
「前はこのやり方でよかったのに」というような混乱が各所で起こっていたような印象です。
現在は当時の目標レベルには到達していて、更に上を目指して常にレベル上げをしている状態だと思います。それが管理側と現場側で相互に求められる分、大変ですが成長しやすい環境になったと感じます。
その中で、フラットに話せる雰囲気や、挑戦を応援する風土が、創業時から変わらず残っているのはとてもいいことだなと思います。

-当時から最も変化した部分はなんだと思われますか?

会社全体としては「規模が大きくなった」というところですね。
管理部に絞った話をすると、会社の規模が大きくなるにつれて、さまざまな処理が走るようになりました。業務の難易度が上がり、それに対応するために管理部全体がレベル上げと業務範囲の拡張を続けています。その結果、他部署から相談してもらえる機会が増え、当時よりも他部署に寄り添えるようになりました。
個人として最も変化したのは、「全体効率や全体幸福を考えるようになった」という部分です。
入社当時は経理や管理部の工数しか見えていなかったので、今思うと、現場の皆はルールを押し付けられているように感じていたのではないかと思います。
今は会社全体の工数を見て「これが本当に全員にとっての最適なのか」ということを考えてから口に出すようになりました。

-なぜ自分の中でそういった変化があったのですか?

会社全体の解像度が上がったからだと思います。
分からない物事や人に対しての最適解を出すのは難しいので、会社全体のことが分かっていなかった当時は自分の周りのことしか考えられなかったのだと思います。
そこから、働く中で会社全体の解像度がだんだん上がってきて、その上でどうすればいいか考えられるようになったので、全体効率や全体幸福について考えられるようになったのではないかと思っています。
あとは、今の上司である管理本部長の舘林さんの影響も大きいです。舘林さんは全体効率を常に考えていて、その上で私に任せた方が良いと判断したものは大きな裁量で任せてくれます。その結果効率が上がったり、そのときは時間がかかっても、経験によって後から効率が上がっていったりすることが非常に多いと実感しているため、自然と任せた方が両者にとって良いもの、管理部が巻き取った方が良いもの等を判断するようになったのだと思います。

経理グループの行動指針

やり切ることが、夢中になること

-それでは、今回の本題です。平井さんがゲームエイトで夢中になるのはどのような時ですか?

「夢中になる瞬間」とは少し違うかもしれないですが、何かをやり切った時、振り返ると夢中になっていたなと思うことが多いです。
そういう意味で、この会社に入社してから今までで一番やり切った=夢中になっていた瞬間を思い返してみると、多分入社のきっかけになった前任の方がいなくなってから、初めて一人で期末決算を終えた時だったのではないかと思います。
入社2年目くらいに前任の方が退職され、それからは一人で経理をしていました。更に当時、経理以外のバックオフィス業務もほとんど私がやっていたので、とにかく忙しかったです。
「誰にも助けを求められない」「現場に経理の都合を押し付けるわけにもいかない」と思い、精神的にも工数的にも追い詰められていて、正直かなり辛い状況でした。
でも嘆いていても何も変わらないし、自分しかいないので、月次の決算のたびに試行錯誤しながら業務の改善を続けて、工数削減をし続けました。そしていざ、一番の難関である期末決算に挑んだ時、想定していたよりも3〜4時間早く終わったんです。その時に、ちょっと報われたなと思いました。自分の我慢と努力が実を結んで、周りにもすごく褒めてもらえて、それで今後も頑張っていこうと思えました。「すぐに成果が見えなくても、やり切ってみないと分からないことがある」「見ていてくれる人がいる」という気付きがありました。

-やり切るためには何が必要だと思いますか?

人からの信用だと思います。「信じてくれているから、その気持ちに応えたい」という思いが原動力になります。

-夢中になったその先に、ゲームエイトで叶えたいビジョンはありますか?

自分が誰かにとっての目標となる存在になれるといいなと思います。
私が入社するきっかけになった方のように「この人みたいになりたい」「この人に任せたい」と思われる人になりたいです。

平井未来からみたゲームエイト

-最後に、ゲームエイトは一言でいうとどのような会社ですか?

バリューにもあるのですが「フラット」だと思います。
誰が相手でも指摘するときはする、褒めるときは褒める、良いアイディアは受け入れる。
フラットじゃない会社だと、例えば何か改善点がある時に「それを指摘して嫌われたらどうしよう」等の感情が先行して指摘できず、ずっと改善できないっていう状態になることがあると思います。ゲームエイトだとそういう場面を見ることがあまりないかなと。
例えば、業務改善の際はわかりやすいですね。
「これ、なんでこういうやり方なんだっけ?」っていう「なぜなぜ」を皆口々に言っている印象です。長年やってきたやり方を変えるのって面倒なこともあると思うんですけど、新しく入ってきた人に指摘されても嫌な顔をせず「それって他に良い方法があるってこと?考えてみよう」となっている印象です。
みんなが「会社としての成果/目標」に向かって最善を考えている結果なのかなと思うので、バリューや今回のテーマである「夢中」にも繋がっている気がします。なので、ゲームエイトに今後ご入社いただく方は素直な人がいいなと個人的には思っています。変な嘘をつかない人。
日々の業務についてや、挑戦したいこと、嫌なこと、何でも素直な気持ちで対話できる人と一緒に、今後もゲームエイトを盛り上げていければいいなと思っています!

-素敵なお話しありがとうございました。

ゲームエイトでは、様々な経歴を持つ多様なチームが、日々新たな挑戦に立ち向かっています。私たちのミッションや理念に共感し、一緒に成長し、アイデアを実現したい方を歓迎しています。新しい仲間と共に、業界の先頭に立ち、世界中のゲームプレイヤーにワクワクを提供する体験を生み出し、共に夢中になりましょう!
興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
HRマネージャーとのカジュアルな面談も随時受け付けています!


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