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わたしと子育て

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子育てを通じて考えたこと、子どもに教えられたこと。時には育児に関するニュースなどについても。
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夫婦生活におけるNGワード「なにか手伝おうか?」について考察してみた

夫婦生活におけるNGワード「なにか手伝おうか?」について考察してみた

私が夫婦生活において絶対に言わないようにしている言葉というのがいくつかあります。

そのうちの一つが「なにか手伝おうか?」です。

これ、実はかなり取り扱い注意なダイナマイト・ザ・ワードです。

とくに家事や育児においては、禁句(タブー)。

なぜならこの言葉には、踏んではいけない地雷が埋まっているから。

「いやそれぐらい分かるよ」とお思いのアナタ。

地雷は三つ埋まっています。

「えっ、三つ

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冷め切ったピザが、子育てに熱い「軸」をくれた話。

冷め切ったピザが、子育てに熱い「軸」をくれた話。

私はいま、5歳と2歳の子どもを育てています。
そんな中で、大切にしている子育ての「軸」がいくつかあります。

そのうちの一つが、

子どもの人生に、親である自分が "線" を引かない

です。

このことを考えるとき、いつも思い出します。
「冷め切ったプルコギピザ」を。

今日は、後輩社員とのピザパーティーの経験から、
私の子育てに対する「軸」について書きます。

それでは最後までよろしくお願いし

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子どもの「できたことリスト」を作って、良かった4つのこと。

子どもの「できたことリスト」を作って、良かった4つのこと。

お父さん、ぼく、新しい漢字、書けたよ!
「できたことリスト」に入れておいて!

いつものように、5才の長男は嬉々として駆け寄ってきます。

隣では2才の長女が、靴下を履いています。
あれ?ひとりで履けるようになったの?

そうして私は、子どもたちの「できたことリスト」を今日も更新します。

今回は、私が子育て中のお父さん、お母さんにオススメしたい、
「できたことリスト」
について書いてみます。

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相手の家事は数えられない #家事分担の気づき

相手の家事は数えられない #家事分担の気づき

「#家事分担の気づき」という投稿企画があったので書いてみます。

私は現在、妻と、5歳の息子、そして2歳の娘と共に暮らしています。
妻には専業主婦をしてもらっています。

生活において家事や育児も分担して行っていますが、そんな中でまさに「気づき」と言える発見がありました。

その気づきとは「相手の家事は数えられない」ということです。

家事や育児を分担されている方にとって、何かの参考になればと思い

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息子の「こわい夢」を吸い続けたら、たし算ひき算を覚えた。

息子の「こわい夢」を吸い続けたら、たし算ひき算を覚えた。

「お父さん、こわい夢、吸い取って!」

私は今日も息子の全身から「こわい夢」を追い出す。
今日は、なんと14匹。
大収穫だ。

「ここ最近でいちばん多かったんじゃない?」
「そうだね。吸い取ってもらえてよかったー。」

「じゃあ、おやすみ。」

これは私が毎晩、4才の息子を寝かしつけるときにしているお仕事です。

もうかれこれ半年くらいはこわい夢を吸い続けているのですが、
いつの間にか息子が足し算

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もうすぐ2歳になる娘に、お誕生日カードが届いた。

もうすぐ2歳になる娘に、お誕生日カードが届いた。

「こぐま社からのお誕生日カード」を知っていますか?

我が家では、毎年子どもの誕生日が近くなると、可愛らしい描き下ろしイラストの「お誕生日カード」が届きます。

これ、子育てしている人でも意外と知らないかもしれないので、
今回はこのカードと、私オススメのこぐま社絵本を紹介します。

お誕生日カードを貰うにはお誕生日カードを貰う方法は簡単です。
「こぐま社の絵本の中に入っているハガキを送る」
これだ

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すべてが無料化する世界を、子どもたちはどう生きるのだろう

すべてが無料化する世界を、子どもたちはどう生きるのだろう

もう20年近く前のできごとになります。
学校の帰りにTOWER RECORDに寄って、CDを買いました。

BUMP OF CHICKENの4番目のアルバム『ユグドラシル』です。

3,000円は、お小遣いの中から出すにはかなりの痛手で。
でもバスの中で歌詞カードを読むと、ワクワクが止まらなくて。

あ、ONE PIECEの新刊も買わないとな。
来月発売するテイルズオブシンフォニアも買いたいし、お

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4〜5才の子どもにオススメしたい「図書館絵本乱読法」

4〜5才の子どもにオススメしたい「図書館絵本乱読法」

我が家は図書館のヘビーユーザーです。
特に絵本は凄まじい勢いで借りていて、平均して月に30冊くらい。
長男がもうすぐ5歳なので、少なく見積もっても1000冊は借りています。

今回はそんな私が未就学児向けにオススメする絵本の選び方。
名付けて「図書館絵本乱読法」を紹介します。

図書館絵本乱読法「図書館絵本乱読法」とは、そのままですが、

「図書館の絵本を無目的に借りてきて読むこと」

を指します

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おしりたんていに熱狂する息子と、憤慨する祖母と、無表情の僕。

おしりたんていに熱狂する息子と、憤慨する祖母と、無表情の僕。

「子供たちを下品なもので夢中にさせて、お金を稼ごうだなんて!」

4歳の息子の中で『おしりたんてい』がちょっとしたブームになっています。

私が昔読んでいた「かいけつゾロリシリーズ」に近い読み応えですね。

「もうこういった本も楽しめるようになったのか!」という我が子の成長を喜ぶ気持ちと共に頭に浮かんでくるのは、冒頭に紹介した祖母(私の実母)の言葉。

祖母はいま、小学校で学童保育のボランティアを

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「毛筆の授業は要らない」と思いますか?

「毛筆の授業は要らない」と思いますか?

ABEMAprimeに面白い放送回がありました。

内容を簡潔に述べると、
・ある国立小学校で不適切指導があった
・同校は学習指導要領を守らずに独自のプリントで授業を行った
・例えば毛筆を一切行わない、理科を学ぶ年次を変更するなどした

というもの。

今回は「毛筆の授業の是非」について、新渡戸稲造『武士道』を引用しつつ私見を述べてみます。

毛筆より生成AIを学ばせるべき?今回の議論で象徴的な問

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「大人も子どもも一緒に楽しめる雑誌」の購読を始めました

「大人も子どもも一緒に楽しめる雑誌」の購読を始めました

この1月から『ナショナル ジオグラフィック(以下、ナショジオ)』という雑誌の定期購読を始めました。

どういった雑誌なのかといいますと、

と公式ホームページにあるように、
「地球の今」を、他の雑誌や新聞、テレビでは見られないような現地の写真と取材で紹介する。
というコンセプトの月刊誌です。

例えば2024年1月号であれば、アマゾンの奥地や、オランダの無人島、メキシコで愛されるチョウチョなどのキ

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『カクレンボ・ジャクソン』という絵本が良かった

『カクレンボ・ジャクソン』という絵本が良かった

絵本についてnote内で情報収集するのにハマっています。

今回は事前にこちらの記事を読ませていただいて。
紹介されていた『カクレンボ・ジャクソン』が読みたくて、今日図書館で借りてみました。

これがとても好きな絵本だったので紹介します。
なお、手に入りにくく購入は難しい状態にありそうなので、図書館で探してみて下さい。
3歳くらいから楽しめると思います。

基本情報作家はイギリス人のデイヴィット・

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5才までにやっておきたい「子どもが勉強嫌いにならない」ための種まき

5才までにやっておきたい「子どもが勉強嫌いにならない」ための種まき

皆さんこんにちは、みどりです。

今回は、私が先日ふと思いついて現在実行中の、「将来子どもが勉強嫌いにならないための“種まき”」について書いていきます。

いま、就学前のお子さんがいて、将来勉強嫌いになってほしくないと思っている方にとって参考になればと思い、書き残しておきます。

「ぼく、勉強きらい」
「ゲームばかりしてないで勉強しなさい!」
「勉強なんて何のためにするの?」

これらは、ほとんど

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4歳の息子が突然、ポロポロと泣き出して。

4歳の息子が突然、ポロポロと泣き出して。

はじめて見る泣き方だった。

夜、いつものように「トイレに行こうね」と言うと息子はうつむいた。
ポロポロと涙を流しながら、ゆっくりと幼稚園のことを打ち明けてくれた。

息子が涙を「一粒ずつ」こぼすのを、はじめて見た。
こっちまで泣きそうになった。
なんて切実な悩みなんだろう。

大人にとっては、ささいな悩み事のように感じられる。
でも4歳児にとっては、自分を揺るがしてしまうほどの、大きな大きな悩み

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