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地域とまちづくり

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山口県生まれ福岡県在住の20代男性からの目線で、地域やまちづくりに関する記事をまとめたり、自分なりの意見をまとめています。
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2020年6月の記事一覧

"公共"を作るのは行政か?市民か?〜「ポイ捨て」は私さえ良ければいいという個人主義の現れでは〜

先日、コンビニの前で、タバコを吸いながらお菓子などを食べている集団の、流れるようなポイ捨てを見て、嫌な気持ち(残念な気持ち?)になったので、なぜ嫌な気持ちになったのか考えてみた。 ポイ捨てに賛成か、反対かと問われれば、多くの人が反対だと答えると思う。でも、それはなぜか? 道が汚れるから?条例で禁止されてるから?ポイ捨て禁止の標識があるから?変な目で見られるから? どれも正解だと思う。 ただ、僕が感じた違和感は、ポイ捨てする人たちは、絶対に家ではポイ捨てしてないだろう、

福岡市はAppleと同じ?住んでる地域は自己表現である

山口県下関市から福岡市に来てから(大学進学を機に移住)、8年目になります。 福岡市はシビックプライド(=都市に対する市民の誇り)がとても高い街なんですが、 どうも、福岡で生まれ育った人と、スタートアップなどが盛り上がってきたぐらいに移り住んだ僕とでは、 「誇り」や「愛着」は全然違うことがわかってきました。(当然といえば当然なのですが。) シビックプライドはこちら 今日は、福岡に小さい頃から住んでいる大学生2人と、大学生になってから福岡に移り住んだ僕の3人で色々と話し

地元の歴史を大人になって改めて学ぶ〜知らないから興味がないのであって、知れば興味が湧く〜

「地域に愛着はない、あるのはそこにいる人への愛情だ」 ぐらいに思っていた私は、山口県下関市出身です。 地元にそこまで思い入れはないし、知り合いが下関に行くと聞いても、よくある「おすすめスポット」を紹介する程度には地元に愛着はないわけです。 それでも、地元に愛着があって、地域をこよなく愛している人がいる事実が少し不思議で、僕は下関の歴史に少し目を向けてみることにしました。 ご存知の方も多いと思いますが、下関市は歴史コンテンツが豊富な街です。 ・平家と源氏の最後の戦い「

「目の前のもやもやを放置せずに向き合う」分校Cafe haruhi 中林さんの"勇気"と"魅力"

宮崎県日南市で油津商店街の再生を手掛け、今は地元福岡県那珂川市でまちづくりを手掛けている木藤亮太さんに、これからの時代を創る若者である学生にまちづくりのリアル・地方創生のリアルを知ってもらいたいと思って、木藤さんにお願いして立ち上げた「木藤ゼミ」 ※木藤さんについてはこちらをぜひ 「危機感」と「応援」がシャッター商店街を変えた。宮崎県日南市 油津商店街の再生物語 https://www.elecom.co.jp/brand/article/03.html 昨日は、木藤ゼミ