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青い鳥の記憶

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ボクが吐き出したウタのイメージに合う曲と曲に触発されて描いたウタを、併せて掲載しています。 ウタと紹介したいお勧めのリンクだけで、曲の無い投稿もあります。 Xになる前のTwit… もっと読む
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記事一覧

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「脳内麻薬が 溢れ出す」生殖本能 スキンシップ

不思議な感覚 不思議な世界

理性と本能の隙間を 愛と性が交錯して

脳内麻薬が 溢れ出す

##本能が愛を振りかざす

本能と後悔のリフレイン・・

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「僕は ボクが嫌い」人間なんて 大嫌いだ

一貫性も無く 勘違いはするし
心にも無いことを 言い
無意識で 嘘をつき
他人を傷つけて 自分が傷ついて

その上 裏表があって
本当の自分は 裏か表かすら 気付かない

僕は そんな人間が 大嫌いだ
だけど・・

##僕は人間

僕は ボクが嫌い

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「想い出」記憶は いつか
記憶の底に 置き去りにされるモノと
記憶の淵に 長く残されるモノとの
二つに 分けられる

記憶の淵に 取り残された儘
どこにも 行き場を失ったモノ達を

ひとは 想い出と云う

##忘れられぬモノ達

想い出は 記憶の淵で 磨かれ
その輝きを 増して往く

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「雨ニモマケテ 風ニモマケテ」雨ニモマケテ
風ニモマケテ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケル

ソレデモ立チ上ガル
丈夫ナ心ヲモチ

慾ヲ無クサズ
時ニハ瞋リ
イツモシヅカニ考エテヰル

泣キタイトキハナミダヲナガシ
四季ヲハダデ感ジ
ミンナニ愛サレ
ミンナヲ愛シ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

色即是空
空即是色

##歩ミ続ケル大自然

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「僕の命の意味」ため息 ひとつ
・・ふたつ

疲れ果てた 歩みを止め 物思う

嗚呼 これまでの 人生は 幻か・・
大空の向こうに 想いを馳せると

すべてが 一陣の塵と化してゆく

僕の人生は 僕以外の者達にも
意味を成すのだろうか・・

##僕の命の意味

風に吹かれるままに。

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「突然 呼び出された」突然 呼び出された

ある時は 病院から
ある時は 警察から
ある時は・・

俺達 もう別れたよね
なんで 俺なワケ

どいつも こいつも
ワケ わかんねえし

##心に津波が押し寄せる

突然 呼び出すんじゃねえよ
そっと しといてくれんかな・・

独りの方が マシじゃん

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「非常な現実」現実は いつも物語を 越えていた

母親が 男を連れ込む話なら
ドラマで 山ほど あったけど

実の父親が 息子を 襲う話なんて
見たことも 聞いたことも 無い

現実が 物語を越えない 日が
訪れることを 願ってる

物語が 現実を越える ことなど無い

##非常な現実

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「愛されたかった・・」僕は いったい なにを求めているんだ

唯 なにも分からないまま
 闇雲に 生きてきた・・

否 ホントは分かってたんだ
 ホントは分かってるんだ・・

認めたくなかった
唯 それだけのこと

##JustWantSomeLove

愛されたいだけ 唯 それだけ

唯 愛されたかった・・

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「じゃ無い方が」「お父さんと お母さんの
 子供に産まれてきて 良かった」

ドラマで よくあるセリフだけど・・

そう 心から思える人って
どのくらい 居るのだろう

僕には 有り得ない言葉だけど
僕からすれば
それが・・

##本当の幸せ

生まれて 来なきゃ 良かった

じゃ無い方が

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「刹那のエビデンス」写真のキミは 刹那のエビデンス

懐かしい 想い出と 一緒に
四角い枠に 閉じ込められて
ピクリとも 動かぬ儘

ボクの 脳裏で 蠢き出す 画像
あの頃 聴いた 音楽と 一緒に

ファインダー越しの キミを
愛おしく感じた ボクの心が
其処に 映っている

##動かぬ証拠

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「置き去りにされた心」流れる雲に なに想う

その流れは 不安 希望
時には
悲しみや 寂しさを 去来させて

お前は 本当に 水の粒なのか
お前には なんの 想いも無いと云うのか

紅く 哀愁を帯びた 夕暮れも
虚しく 黄昏へと 移り往く

いずれ 私も 水の粒・・

##置き去りにされた心

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「学べない歪んだ心」赤い気持ち
黒い気持ち

トゲトゲした気持ち
カリカリした気持ち

殺伐とした 心のまま
キミを 愛そうとしていた

辛い思いをさせて ごめんね・・

##繰り返しても学べない歪んだ心

優しい気持ちに成れた時

君はもう 居なかった。

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「そして 誰も居なくなった」ダメだ もう誰も愛せない
心が そう叫ぶんだ

常人を装った 狂人
凡てを 知って欲しくて
狂った己を さらけ出す

そして 誰も居なくなった

何度も 繰り返される アガサの世界

雁字搦めの 縄を振り切って
狂人の儘 生きろ

そんな声が 耳元で囁いた

##狂人の儘で

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「夢無人の夢」なにかに 成りたかった
何者でも無い なにかから 抜け出して

やりたいことは 手当たり次第 やって来た
やりたいことしか やって来なかった

何者でも無い なにかだった ボクは
何者でも無い なにかの儘

夢の中を 彷徨い続けてる

夢追い人は 夢無人

##夢無人の夢