ほりそう / 堀 聡太
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推さないWebサイト「osanai」を作りました。
2022年8月15日、映画テキストサイト「osanai」をリリースしました。
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何を提供するサービスなのかosanaiとは、推さないという意味です。
推す・推し活といった言葉が頻繁に使われている昨今、個人の好き嫌いでない視点が大切だと思いました。
いろいろな映画作品についてのテキストを掲載しています。映画を観た感想、映画に関する取材など。他にも、映画について深く考えたり、解釈したり、映画
額を数針縫う怪我をしました。
本日、額を強打して、数針縫う怪我をしました。
ボリュームのある仕事を終えて、息子の学童&保育園送迎を終えて、ひと息ついたタイミング。経緯はあまりに恥ずかしいので割愛しますが、額を切った直後はポタポタと血が流れ、流血に慣れていない僕はそれだけで卒倒しそうになりました。(わりとハードなスポーツを経験してきたけれど、すり傷程度で済んでおり、流血沙汰は初めての経験でした)
18時半だったので、近くの総
不安だから準備する。
中日ドラゴンズの福谷浩司投手が、「準備」に関するnoteを書いていた。
僕はライターとして仕事をしているので、取材や打ち合わせの機会が多い。
ライターとは「書ければいい」わけではなく、「書くべき」ものを適切に捉えることが大切なわけで。つまり、取材や打ち合わせを行なうことによって「書くべき」ものを引き出さなければならないのだ。
「あなたにとってプロフェッショナルとは?」
という問いは、超有名
「東京に行く」という個別課金がちょうどいい。
タイトルは、前回記事に倣って。
2024年3月末に引っ越して、早2ヶ月。すっかり今の生活にも慣れた。
「引っ越してどうですか?」と聞かれるが、仕事はもともとリモート中心だったので全く問題ないし、生活に関しても車があるから不便はない。東京に比べると朝と夜は若干冷えるせいか、たまに家族も体調を崩すことはあるけれど、まあ想定の範囲内である。(むしろ夜間に咳き込むことの多かった次男は、引っ越してからピ
「ホテルビーナス」にも出会い直した。
大学生の頃に鑑賞した、思い出の映画「キル・ビル」。
上記のnoteでも書いたが、大学生になって初めて「デート」という名目で映画館で観たのが草彅剛さん主演の「ホテルビーナス」だ。
フジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組「チョナン・カン」は全く観ていなかったけれど、2004年以前から草彅さんの演技力は高く評価されていて。どんな作品から知らなかったけれど、まあ流血シーンはなさそうだし、「デート
市原隼人というギャップマシーン(「劇場版 おいしい給食 Final Battle」を観て)
全くノーマークだった、テレビ東京のドラマ「おいしい給食」。
仕事の箸休め的に鑑賞したが、思わず笑ってしまうシーン多数でハマってしまった。市原隼人さんの突き抜けた演技がいい。
現在、劇場版3作目も公開中ということで、うっかり観に行ってしまいそうな勢いである。
「劇場版 おいしい給食 Final Battle」
(監督:綾部真弥、2020年)
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給食LOVEな、厳格な教師市原さん演じる厳
「適当でいい」という伝統。
引っ越してからの変化として、地域の方々とのやり取りの多さが挙げられる。地域ごとに「自治会」があり、さらに「班」に細分化される。
先週、回覧板が回ってきて(東京住まいのときには回覧板もなかった)、「5月26日、8時〜に一斉にゴミ拾いする」と周知が記されていた。集合場所の明記もなく、新参者には「はて?(©️虎に翼)」の思いに駆られる。
妻に相談すると一大事になるので(心配性の妻なので、知り合いのマ
2024年5月24日
4〜5月の陽気を鑑みると、2024年の夏は、例年をはるかに上回る暑さになるのではないかと感じている。
2ヶ月前に住んでいた東京では、なんと真夏日(30度)を記録したそうな。
東京よりも少し北に位置する我が家も、今日はとても暑かった。
僕はいつも、部屋の窓をあけて、網戸の状態で仕事をしている。20度前後の過ごしやすい中で、窓から吹き込んでくる風。昼過ぎにはあまりに心地よくて眠気に誘われるが、今
物語がない「物語」で、なにかが物語られようとすること。(映画「悪は存在しない」を観て)
先週金曜日、映画メディア「osanai」で映画「悪は存在しない」を紹介しました。書き手はエッセイスト/ライターの碧月はるさんです。
僕は鑑賞した直後、「何をみせられたのだろう」と、正直困惑しました。
濱口竜介監督だから、ちょっとしたフィルターがあって皆が賞賛しているのかもしれない。あれを新人監督が撮影していたら酷評される類の作品ではないだろうか。
そんなことを思っていたのですが、碧月さんのテ
「声」をめぐる衝突。
映画「her/世界でひとつの彼女」(監督: スパイク・ジョーンズ、2013年製作)のファンとしては、とても残念なニュースが飛び込んできた。
映画「her/世界でひとつの彼女(以下「her」)」は、AI社会を前提にした近未来を描いている。
本作は2013年に制作された。つまり当時の「近未来」が「現在」に追いついてきたといえるだろう。とりわけChatGPTが盛り上がってきた昨年は、「her」が話題