ふくのり@元不登校

中学1年生で不登校に。一年半引きこもり、フリースクールに通い、通信制高校を卒業する。現…

ふくのり@元不登校

中学1年生で不登校に。一年半引きこもり、フリースクールに通い、通信制高校を卒業する。現在は二児の父。 僕の不登校の気持ちをYouTubeで→https://www.youtube.com/@user-fukunori

マガジン

  • ホームスクーリング中の息子のこと

    息子のホームスクーリングを通して過去の自分を見つめ合い、思うことなど書いています。

  • 家族こと 両親への気持ち

    家族についてや、親への気持ちなどをまとめています。

  • 学校フリースクールを卒業してからの話

    学校やフリースクールを卒業してから、アルバイトして一人暮らしを始める。就職して結婚をする。不登校をしても、学校に行っている他の人と変わらない平凡な生活です。 学校に行ってないことで困ったことや困らないことなどをまとめています。

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不登校だった僕のおすすめの8冊の本

不登校関係での本をまとめてみました。 リンクから購入してもらってもいいし。 図書館で借りて読んでもらうの良いと思います。 ちなみにぼくは図書館で借りて読んで面白かったら買う派です。 「フリースクールを考えたら最初に読む本」どんなフリースクールが我が子に合っているかのヒントが書かれている本。 僕も読んでみて、そうだなって思うところがたくさんありました。最初に出会う場所でフリースクールのイメージが変わってしまう。いろんなフリースクールがあるので一度読んでおいてもいいかも。

    • 不登校になった頃のはなし2

      教室に入ると不安と緊張で 心が押しつぶされそう。 授業中、何度もトイレに行きたくなった。 教室にいちゃダメって、 感情が訴えかけてくる。 次の日は普通の体に戻って欲しい と願ったけど それは叶わなかった。 次の日も 教室に入る。 大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせる。 チャイムがなり授業が始まると 僕の中のスイッチが「カチッ」と入り 教室が牢屋の鍵が閉まる音が聞こえる。 僕はもう自分の意志で教室を出ることが 許されない。 あー昨日の感覚を 思い

      • あたりまえに苦しめられていた〜不登校だった僕の話〜

        僕は当たり前に苦しめられていた。 みんなの当たり前 学校に行くこと 勉強をすること 友達をたくさん作ること そんな当たり前が 不登校になり出来なくなった 僕は罪悪感に苦しめられて 生きていることさえ苦しくなった。 フリースクールに出会い 世界を見て 僕が当たり前だと思っていたものは 当たり前じゃなかった。 その当たり前から解放されたら 僕は楽になった。 ただ楽しく生きているだけで どんなに幸せなことか 一番大切なことに 気づかせてくれた

        • 不登校になった頃のはなし 1

          中学一年生の梅雨の時期だった。 学校にも慣れはじめ クラブも決まり これから中学生活が始まるって時 僕の体に変化が現れた その頃の記憶は曖昧だ それは突然やってきた 授業中に黒板に向かって先生の話を聞いている時 急に言いようのない不安が僕を襲ってきた 体が熱くなり目の前が白く この教室にいたくない。 いられない。 どうにかなってしまう 心臓の鼓動がはやくなり どうしたらいいかわからなく 少しパニックになっていると トイレに行きたくなった。 黒板を見

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        不登校だった僕のおすすめの8冊の本

        マガジン

        • ホームスクーリング中の息子のこと
          8本
        • 家族こと 両親への気持ち
          7本
        • 学校フリースクールを卒業してからの話
          15本

        記事

          不登校になる前の環境は・・・ 〜不登校だった僕のはなし〜

          僕は人が好きで嫌い 近所で挨拶しすれ違う関係が 僕にとってちょうど良い。 気が向けばお喋りするような。 深い関係を望まない。 僕が中学に入ると環境が一変する。 友人関係 上下関係 部活関係・ルール 校則 暗黙のルール いろんな関係が僕を取り巻く 僕に深く関わろうとしてくる。 今までの小学生 生活とは違い しがらみが 僕に覆いかぶさってくる。 他のみんなはこの世界で なんとか出来ているんだから 僕も出来るだろうって思った。 今考えると、僕の特性もあり 他の人

          不登校になる前の環境は・・・ 〜不登校だった僕のはなし〜

          僕はどんな子ども?〜不登校だった僕の話〜

          僕は中学一年生から不登校になった。 今でも本当の理由はよくわからない。 でも、ドクターストップをかけてくれたのは 僕の体。 精神的な頻尿がひどくて教室に入れなくなったから。 心と体がボロボロになって行けなくなった。 僕は元々HSPの特性を持っていたんだと思う 。 不安が強くて、視野がとても広い。 困っている人に気づいてしまい 声をかけて助けたくなる 周りには良い子と思われて、 友達もたくさんいた。 たくさんの友達も楽しいけど本当は 心の知れた数人友達だけで遊ぶ

          僕はどんな子ども?〜不登校だった僕の話〜

          不登校の僕にとって必要な場所なんてわからなかった

          不登校になったのあの頃 僕にとって必要な場所なんてわからなかった。 だから母に連れられいろんなとこに行った。 適応指導教室、整体院、寮のある学校 フリースペース、いろんな病院。 いろんなとこに行った。 初めは「学校に行けるようになるかもって」 頑張れた。 でも、行っているうちに 僕が求めている場所なんて見つからない 無いんだって思った。 そう思い、出掛けるのが億劫になった 出掛けるのが嫌になった。 一年半必死に探し続け 僕は途中あきらめた けど母

          不登校の僕にとって必要な場所なんてわからなかった

          どこにでもいる 普通おじさんおばさん〜不登校だった僕のはなし〜

          不登校になりフリースクールに通う前 母はフリースクールの説明会にいった。 そこでで堂々と話す子ども達を見て 僕とは全然違うと思っただろうな。 SNSで元不登校の輝いて 堂々と発信している人を見るのと 同じように 母はあんな子に達にみたいになれないけど 少しは元気になればいいって そう思ってくれてたんだ。 僕もそんな子達を見て違うなって すごいなって憧れて、 僕はあーいうふうになれないって思った。 年月が流れ あの頃の友達と SNSで繋がって近況を見て って大体が普通

          どこにでもいる 普通おじさんおばさん〜不登校だった僕のはなし〜

          不登校とゲーム〜電車が動かない〜

          僕にとって必要だったんだなって 改めて思う。 不登校の頃のゲームの存在って ただ学校を思い出さないように ゲームに向けているだけだと感じていた。 もちろん楽しいからだけど。 でも、違う側面も あったんだなぁって思う。 ・1つは自己コントロール 家に一人でいていると、選択がぐーんと減る。 自分を生きていない感覚。 ・2つ目は小さな成功体験 人に言ってもらうのではなく 自分自身で「僕ってやるなって」気持ち 家の変化のない生活で減ってしまう。 成長できていない自分が不安だ

          不登校とゲーム〜電車が動かない〜

          罪悪感を手放せた場所〜不登校だった僕はなし〜

          僕が不登校になり 罪悪感を手放せた場所 僕の場合はフリースクールが そんな場所だった まだ心の奥底で 学校に行かない罪悪感を抱えてた 僕はどこか後ろめたさを感じて 楽しむことができなかった そして、フリースクールに通った そこで、同じ不登校友達と 楽しいことをたくさんした。 トランプやバスケ、ピアノやギター 友達とたくさん話しいろんなとこに出かけた。 学校に行かなくても楽しい事をしても良いんだと 心の底から安心した。 僕のどんな小さな声でも 大切に聞いてくれた

          罪悪感を手放せた場所〜不登校だった僕はなし〜

          母との思い出の味〜不登校だった僕のはなし

          不登校になった僕は 頻尿がひどいので泌尿器科に行った でも、原因はわからなかった。 ※不登校の頃気持ちを詩にしました。 歌詞はふくのり 曲と歌はsuno AIです。 それから何ヶ月かに一度、 総合病院の心理に通った。 病院が好きではなかったけど 診察後のレストランが楽しみだった。 その頃ほとんど家を出ず 家の中の小さな世界にいた僕は 母を独り占めにして 出かけることがうれしかった。 メニューのショーケースを見てワクワク 悩んでいるのが幸せで いつま

          母との思い出の味〜不登校だった僕のはなし

          向き合っていると辛くなるそんな時は同じ方向を見て笑ってほしい。〜不登校だった僕の話〜

          僕は不登校だった頃 自分に向き合うのが辛かった。 人とと比べて 何一つ自分に誇れるもがなく ダメなとこばかり目がいき 辛くなってしまう。 見たくなくても、時間を持て余すと そんなことばかり考えてしまう。 人の目を通してまで 自分を見つめてしまっていた。 通りすがるおじさんやおばさんを見て 僕のことを学校に行っていないダメな子 だと思っているではないかと そんなことわからないのに 思ったないはずなのに 誰でもなない僕自身がそう思っているから 他人の目を通してそう

          向き合っていると辛くなるそんな時は同じ方向を見て笑ってほしい。〜不登校だった僕の話〜

          思春期の不登校はややこしい〜不登校だった僕の話〜

          不登校になり始めた僕は 「もう学校行かなくていいんじゃない」 「無理して勉強しなくていいんじゃない」 そう言われた僕は 「なんでそんなこと言うの!!」 「僕は必死に行こうと努力しようとしているのに!!」 言ってしまった。 側からはそうは見えなくても 必死に学校に行けるように考えて 模索して、 それで、思えば思うほど 考えれば考えるほど 行けない自分に傷ついていた そんな傷ついている僕を見て 母はそう言ってくれたんだどと思う。 けど、めんどくさい思春

          思春期の不登校はややこしい〜不登校だった僕の話〜

          卒業・中学3年生の今の時期・・・〜不登校だった僕のはなし〜

          中学3年生、今の時期は 僕はフリースクールにいた。 表面上は通信制高校に入学する。 父の強引な選択で入学するが すぐに辞めるつもりだった。 僕は学校の教室が怖かった。 二度とあんな気持ちになりたくなかった。 学校の教室に入り授業が始まると 心が布団圧縮袋のように 一瞬で締め付け追い詰められる不安と恐怖 襲いかかってくる。 必死に思考の中で逃げようと 考えないようにしようと思えば思うほど 逃げ道がなくなり、追い詰めらていく。 自分ではどうしようもなく

          卒業・中学3年生の今の時期・・・〜不登校だった僕のはなし〜

          母が理由で学校に行かなかった訳ではない。〜不登校だった僕の話〜

          学校・家・友達との世界 僕はいろんな世界に生きていて いろんな顔を持っていた。 僕は学校の世界が合わなくなると 全ての世界が影響した。 僕が守ってきた世界が 変わっていく。 影響を避けようと 僕は学校を思い出すものを 無意識に避けていた。 でも周りの大人は学校に結びつけようと 見えない糸を張り巡らせている。 そんな時、母の気持ちが変わり見えない糸が 薄くなって消えていった。 僕は楽になり ゆっくり休めるようになった。 不登校だった僕が次に動き出そうと 思うために

          母が理由で学校に行かなかった訳ではない。〜不登校だった僕の話〜

          悪い面ばかり見ている頃は良い面が全然見えなくなる。そんな僕が変わったのは・・〜不登校だった僕のはなし〜

          不登校だった頃 僕はいつも自分の悪いところ ばかり目がいくようになっていた。 学校へ行けない自分 勉強できない自分 トイレばかり気にして 何もできない自分。 悪い面ばかり見ている頃は 自分の良い面が全然見えなくなる。 みんなが出来ることが僕にはできない 普通ではない。常識がない。 どんどん落ちていく。 普通に囚われ 常識に囚われていく そんな僕が変わっていったのは フリースクールのスタッフが何気なく言った 「新しいことは非常識なこと」という 言葉だった。 僕

          悪い面ばかり見ている頃は良い面が全然見えなくなる。そんな僕が変わったのは・・〜不登校だった僕のはなし〜