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映画レビュー

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映画レビューをまとめたマガジンです。
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記事一覧

映画レビュー『シティ・オブ・エンジェル』(1998)天使が人間に恋をしたら

ニコラス・ケイジが演じた 天使の物語'87年に公開された ヴィム・ヴェンダース監督の映画 『…

いっき82
10日前
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映画レビュー『ゴジラ-1.0』(2023)これぞ王道のゴジラ!

これぞ王道のゴジラ!アカデミー賞視覚効果賞を 受賞した話題作で、 山崎貴監督の作品も好き…

いっき82
11日前
27

映画レビュー『キッド』(1921)「かわいい」は武器である

チャップリンが はじめて手掛けた長編作品ゴールデンウィーク中は、 チャップリンの映画を い…

いっき82
2週間前
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映画レビュー『カラオケ行こ!』(2024)ヤクザが中学生にレッスンを受ける?

ヤクザが中学生に レッスンを受ける?原作のマンガが以前から 気になっていました。 (以前…

いっき82
1か月前
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映画レビュー『キングスマン』(2014)ぶっ飛んだアクションシーンが満載!

見た目は上品な紳士、だが強い10年前に公開され 大ヒットした作品で、 今では人気シリーズに…

いっき82
1か月前
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映画レビュー『THE FIRST SLAM DUNK』(2022)『スラムダンク』挫折組の私が観た感想

『スラムダンク』挫折組の 私が観た感想『スラムダンク』は '90~'96年に『週刊少年ジャンプ…

いっき82
1か月前
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映画レビュー『ロッキー』(1976)このおもしろさを知らない人は人生を損している

※3000字近い記事です。  お時間のある時に  お付き合いいただけると嬉しいです。 偉大な功績を残した名作映画好きを公言しておきながら、 いくつかの超有名作品を 観ていない私です。 『ロッキー』もその一つでした。 子どもの頃に『ロッキー4』を 観たことがあったのですが、 それ以外の作品は 観たことがなかったのです。 名作と言われる作品ですから、 いつか観ようと思いながら、 ずっと先延ばしになっていました。 そして、満を持して観た 1作目の『ロッキー』は、 実際に

映画レビュー『ちひろさん』(2023)ぼくらはみんな違う星から来た

元・風俗嬢、今は弁当屋さん原作は2013~2018年に 月刊女性マンガ雑誌 『Eleganceイブ』に 連…

いっき82
3か月前
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映画レビュー『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2024)リアルのバレーボール…

※2500字以上の記事です。  お時間のある時に  お付き合いいただけると嬉しいです。 最近の…

いっき82
3か月前
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映画レビュー『LAMB/ラム』(2021)オチにはあまり期待しない、むしろ鑑賞後に想像が…

北欧映画の波が静かにきている?アイスランド、スウェーデン、 ポーランド合作の映画です。 …

いっき82
3か月前
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映画レビュー『ゴールデンカムイ』(2024)生い立ちも目的も異なる二人が力を合わせる

原作もアニメも知らない私が 本作を観た理由『ゴールデンカムイ』観てきました。 原作は読ん…

いっき82
3か月前
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映画レビュー『シン・ゴジラ』(2016)防災とも深いかかわりがある作品

防災とも深いかかわりがある作品5年前にブログで書いた 書籍レビューを再掲載しました。 こ…

いっき82
4か月前
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映画レビュー『マイ・エレメント』(2023)王道を斬新な手法で描く

彼女の夢とは火・水・土・風の エレメント(元素)たちが 暮らすエレメント・シティを 舞台に…

いっき82
6か月前
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映画レビュー『線は、僕を描く』(2022)奥深き水墨画の世界

いかにして青年は絵師になったか本作は主人公(横浜流星)が、 涙を流しているシーンから はじまります。 彼が見ていたのは、 一枚の大きな水墨画でした。 そこには椿が描かれていました。 彼がたまたま見た水墨画に、 ここまで心を惹きつけられたのは、 理由があったのです。 その理由は徐々に、 作中で明らかにされていきます。 奥深き水墨画の世界本作は家族を失い、 一人になってしまった 主人公が水墨画と出会い、 その道を歩むことで、 希望を掴んでいく 物語になっています。