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涙もろさは強さ?弱さ?

プロフィール記事にも書いたが、私はかなり涙もろい。絶望的な位、涙腺が弱く、ちょっとしたことでも、涙がこぼれ落ちてしまう。子供のころから泣き虫だったので、年齢とともに涙もろくなったというわけではない。

涙がでてしまう一番の理由は、映画を観たり、本を読んだりして感動した時。実社会で自然災害や戦争、痛ましい事件・事故のニュースをみても、涙がこぼれる。昔、飛行機の中で、「ベイマックス」(Big Hero 6)を観た時も大泣きしてしまい、CAさんに振り向かれるなどとても恥ずかしい思いをした。
 
涙をぐっとこらえるという表現があるけれど、私に限って言うと、涙ってこらえることができるの?という感じだ。

 涙腺が弱い人の特徴をグーグルで検索してみると、以下の項目がヒットした。(参照:mgram性格研究所、(株)心理オフィスKのウェブサイトから)

・人の気持ちに敏感である
・優しい心を持っている
・感性が豊か
・ストレスに弱い
・弱さを認めることができる
・ストレートな性格
・感情移入しやすい
・マイナス思考
・気分が揺れ動きやすい

 
「ストレスに弱い」「マイナス思考」以外すべて当てはまる、笑。
 
確かに、自分のことではないのに、人の気持ちが移ったかのように、自分が体験したかのように感じる時がある。
よって、様々な出来事に対して敏感に反応してしまう。
 
本当に悲しい時って涙がでない、という人もいるけれど、私に限ってそれは当てはまらない。

数年前、父親の死に直面したとき、ずっと泣き続けて、母親に「いつまでも、くよくよしないで」とたしなめられた程だ。
思い出話と感謝の気持ちを延々と綴った10枚に及ぶ手紙も棺にいれた。

間違いなく、私は激情家だ。
 

この涙もろさをどうとらえるか。弱さなのか、それとも強さになり得るのか?


自分でいうのも恥ずかしいのだが、いろいろな人から、「(あなたは)人間味があるから、好きだ」とよく言われる。喜怒哀楽がはっきりしていて、わかりやすい性格は一部の人からは好感を持ってとらえられているようだ。

一方、嬉しいことがあると、無邪気に喜ぶ姿をみて、「いい年して、大人気(おとなげ)ない」と思われることもある(ようだ)。
 
よく人に弱さを見せたらダメ、と言われる。涙=弱さともとられかねないため、そういう場面になると、私にとっては不利だ。涙腺が弱いだけなのに、弱い人間と思われるのは、腑に落ちない。
 
どんなに辛いときでも、上を向いて涙をこらえられる人になれたらいいな、とは思うけれど、私にとって、かなりハードルが高い話だ。

 
https://x.com/ATF_TOKYO
 
 

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