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À fleur de peau 〜繊細な肌の持ち主の私へ〜
今日という1日が終わる前に、素敵な曲をBGMにしながら、ちょっと嬉しかったことをシェアして眠ろうと思います。 1ヶ月前にエステ時代の同期生と旅行に出かけました。 後日、1番お世話になっている年上の友人から 「zoéちゃんがお化粧品をとても大切に使ってくれていて、スキンケアをきちんとしていることに感心して私も見習わなくちゃと思ったのよ。」 とメッセージをもらいました。 私が使っている化粧水は、1000円もしない安くて大容量のもの。惜しみなく丁寧につけて、手のひらが肌に吸い付くまでつけます。 その後のお手入れは、とっておきのスクワランオイルとクリームだけ。お気に入りのスキンケアラインはもう10年使っています。 皮膚は人間最大の臓器。そして心に直結している感覚器でもあります。 こんな私でも肌のお手入れだけは絶対に手を抜かないと決めています。だってスキンケアは本当に自分を大切にできて癒される時間だから。 友人はそんな私をそっと見てくれていたのですね。 BGMの曲は、Stella Jangさんの『L’amour, les baguettes, Paris』です。 美しいフランス語なのでフランス人かと思ったら、韓国の方でした。 直訳すると、愛、バゲット、そしてパリ、でしょうか? フランスでエステの修業を頑張っていた頃を思い出しました。 そして今日のタイトルは、私が勤めていたエステサロンの名前です。 それではおやすみなさい🌙
オーメン ザ・ファーストを見たけど…
多分10歳にならないくらいの頃に、金曜ロードショーか何かで『オーメン』を見たことがあるんですよね。 1番最初のオーメンは名作!と言われているらしいのですが、幼い私からしたらいろんな人がとにかく悲惨に死んでいくし、ダミアンは頭に666っていうアザがあって悪魔の子なんだ、ということがとにかく怖くて眠れなかった記憶があります。 (自分にもアザがないか探しましたよ、ま、7月生まれですが) おまけに兄が私が怖がっているのを知ってて、毎日「オーメン、オーメン、オーメン」って言いながら私を起こしにくるようになり、怖さ倍増、みたいな記憶しかありません(嫌な兄貴だ)。 オーメンはその後も続編などが作られたらしいのですが、今回『悪魔の子はなぜ生まれたか?』という前日譚の映画が公開されるというので見に行ってきました。 しかもレイトショー。(帰り、大丈夫そ?) 見た感想としては、2.5/5点という感じ。 大人になったからでしょうか? あんまり怖くなかったです。 もちろん不気味なシーンや人が死んでいくシーンが結構あるんですが、イマイチ理解不能な箇所がありました。 時代と共に人々の信仰心が薄れていく中で、カトリック内の急進派が再び人々が教会に目を向けるように悪魔の子を生み出そうと画策しているという話なのですが、その悪魔の子はどうやら男の子じゃなきゃダメらしいんですよね。「なんで?」って思いました。 ちょっとネタバレになるんですが、主人公のこの女性も実は6月6日6時に生まれた、人間と獣の血を引く子。つまり悪魔の子なのです。 教会は男子の悪魔の子を望み、悪魔の子を邪悪な形で作り続けるのですが、女子ばっかりだったり、そもそも種が違うから異形の子が生まれたり死産だったりする。そしてたまたま健康体で生まれた彼女ともう一人の女の子は、次なる悪魔の子の母となるために育てられているのでした。 男子の方が教会という権威のもとに世界を征服できるって思っているということなんですかねぇ。(知らんけど) 私は人が次々不気味な死に方をすることより、出産シーンがめちゃくちゃリアルで怖いなあと思いました。信仰という名のもと、悪魔の子を生み出すために捧げられた女性のまぁ多いこと。そういうところにちょっと痛みを感じました。 そして全然ホラーではないけど『スポットライト』という映画を思い出しましたね。 スポットライトは、ボストンの新聞社がカトリック教会の神父たちの児童性虐待を暴き出すという実話を元にした映画なのですが、それに近いものを感じました。 信仰という大義名分の元、誰かを痛めつけたり犠牲にしているにも関わらず、教会の権威は守りたい(取り戻したい)みたいなところが共通点かなと。 結局信仰ってなんなんだよ?って思い、オーメンも悪魔は人間の心の中に住まうのだろうなと思いながら、劇場を後にしました。 私がはじめて見たオーメンが1976年公開なので、約50年の時を経てダミアン誕生秘話がわかりました。でもなんとなく続編がありそうな終わり方だったような…。 私はオーメン2、3を見ていないので、ダミアンがどうなったかはわかりません。 ただ小さい時の怖さは今作を見て払拭できたかも! 久しぶりに映画館に行きましたが、やっぱり音が違いますね(すごい単純な感想ですいません。) ドアがギーって開く時に思わず振り返っちゃいました。 興味のある方はぜひ!以上映画レビューでした。