河北博光 ファンドマネージャー

ヘッジファンドマネージャー。国内大手資産運用会社国内株式担当部長、シンガポール独立系運…

河北博光 ファンドマネージャー

ヘッジファンドマネージャー。国内大手資産運用会社国内株式担当部長、シンガポール独立系運用会社日本株CIOなどを経て、日本株ヘッジファンドの設立に参画。本気で資産形成を目指したい方に、長期投資のリアルを分かり易く伝えることを目指しています。

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約30年のファンドマネージャー経験から得た知識と考え方を分かりやすく伝えます。①長期投資について学び本気で資産形成を目指したい個人投資家の方、もちろんプロ投資家も、②長期投資家の考え方を知り、投資家との対話に活かしたい企業の方などに、ぜひ読んでもらいたいと考えています。 毎週末に出す「週末に考える投資アイデア」と各種有料記事をお読みいただけます。

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    シンガポール在住FPの花輪とシンガポールでヘッジファンドマネージャーの経験がある河北が世界標準の資産運用について語るマガジンです。月数回程度更新予定です。

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    プロの機関投資家として約30年株式投資を行ってきました。今後は、私の知る投資のノウハウをお伝えしていきたいと思います。これは株式投資のテクニックといったHow to物ではありません。私の考え方から個々人にあった投資手法を生み出すためのヒント集にするつもりです。

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      <マーケットチェック>株価 日米ともに株式市場はさえない動きとなっています。金曜日にはMSCIの入替もあったので、その影響が大きく、週明け以降の動きを見ないと物色動向も判断が難しい感じです。何度も書いていますが、日本企業の今期業績予想は想定よりも低く、マーケットでは会社予想が保守的と言われていますが、市場が前提としてた為替の部分を調整しても弱いと思います。業績の上方修正は中間決算を待つ必要があり、4-6月期決算が出てくるころまでは業績予想の下方修正が続くと見ています。 6

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        <マーケットチェック> 株価 米国株はNYダウが40000ドルを達成した後、大幅に下落しました。下落の場面でも好決算を発表したNVIDIAの株価は強く、半導体株もNVIDIA以外は弱いといった形で一極集中が強まっています。 最近の米国株はPMIやCPIでかなり動いています。しばらく、マーケットは金利上昇方向のヘッドラインで一喜一憂する展開になりそうです。 最近米国の景気関連の指標はネガティブサプライズの連続で、PMIは久々のポジティブサプライズでしたが、相場の連想は

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        • 株価指標の基礎 PBRを考える

          株式投資を行う上で、将来業績の見方が重要なのは皆さんもよく認識されていると思いますが、業績が完全に予想できたとしても、それだけではその企業の株価が割安か割高かは分かりません。 適正な株価を見つけるにはバリュエーション(企業の利益・資産などの企業価値評価)指標について理解する事が不可欠となります。 少し株式投資について勉強すると、すぐに株価純資産倍率(PBR)や株価収益率(PER)、配当利回り、などの指標について習うことになると思います。 計算式や使い方については、どこに

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          <マーケットチェック>株価 日米ともに株式市場はさえない動きとなっています。金曜日にはMSCIの入替もあったので、その影響が大きく、週明け以降の動きを見ないと物色動向も判断が難しい感じです。何度も書いていますが、日本企業の今期業績予想は想定よりも低く、マーケットでは会社予想が保守的と言われていますが、市場が前提としてた為替の部分を調整しても弱いと思います。業績の上方修正は中間決算を待つ必要があり、4-6月期決算が出てくるころまでは業績予想の下方修正が続くと見ています。 6

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          <マーケットチェック> 株価 米国株はNYダウが40000ドルを達成した後、大幅に下落しました。下落の場面でも好決算を発表したNVIDIAの株価は強く、半導体株もNVIDIA以外は弱いといった形で一極集中が強まっています。 最近の米国株はPMIやCPIでかなり動いています。しばらく、マーケットは金利上昇方向のヘッドラインで一喜一憂する展開になりそうです。 最近米国の景気関連の指標はネガティブサプライズの連続で、PMIは久々のポジティブサプライズでしたが、相場の連想は

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          週末に投資アイデアを考える (5/12~5/18)

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          <マーケットチェック>株価 今週はこの絵がXに掲載されたところからスタートしました。 Roaring Kittyが載せたこのツイートは直接的に株に言及しているわけではなく、今後の相場に影響を与えるかは全く分かりません。 ただ、2021年に起こった事をのことを振り返ると、ファンダメンタルLong/shortのGrossレバレッジが低下、ショートを個別株から先物などマクロプロダクトへの移行させる動きが出ました。一方でヘッジファンドのネットレバレッジはそこまで低下しません

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          週末に投資アイデアを考える (5/5~5/11)

          「スタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

          このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 マーケットチェックは、詳細な市場解説は他でもあるので、あえてラフに解説し、どの程度の深度で市場を押さえておけば、長期投資に耐えうるのかを示そうとしています。 注目したニュース記事は、

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          もし日銀がETF売却を始めたら?

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          歴史は繰り返さないが、韻を踏む。 これは「トム・ソーヤーの冒険」で知られる米作家マーク・トウェインの言葉と言われている。 先日、伝説のファンドマネージャー坪田さんとの会話の中で「日銀がETFの売却を行ったら」、という話があった。 まだ、少し早いかもしれないが、過去の事例からどんな手順が踏まれ、市場にどの様なインパクトがあったのか、勉強しておきたい。 ちなみに、私はこういう事を始めるのが、やや早すぎる傾向にある。 マイナス金利に関しては、大学時代のゼミの教授に教えていただい

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          ゴールデンウィークに10年周期で相場を考えた

          「スタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

          先日、伝説のファンドマネージャー坪田さんの話でも10年周期という話があったので、1910年代に遡って、10年ごとに相場の動きを見てみた。 景気は循環するもので、好調な時もあれば不調の時もある。 基本的には「好況→後退→不況→回復」の4つの局面が順番にやって来て繰り返されるわけだが、その長さにはその時その時によって異なる。 また、景気循環のサイクルには4種類あるとされていて、その4つが組み合わされて複雑な波を作る。 企業の製品在庫の変動に着目した波は「キチン・サイクル」、

          ゴールデンウィークに10年周期で相場を考えた

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          週末に投資アイデアを考える (5/12~5/18)

          <マーケットチェック>株価 今週はこの絵がXに掲載されたところからスタートしました。 Roaring Kittyが載せたこのツイートは直接的に株に言及しているわけではなく、今後の相場に影響を与えるかは全く分かりません。 ただ、2021年に起こった事をのことを振り返ると、ファンダメンタルLong/shortのGrossレバレッジが低下、ショートを個別株から先物などマクロプロダクトへの移行させる動きが出ました。一方でヘッジファンドのネットレバレッジはそこまで低下しません

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          就活前に読みたい人的資本の開示

          大型連休後「4月に入社した新人がもう辞めた」といった話題がニュースで報じられています。新入社員が「超早期」に退職してしまうのは企業にとっても驚きであり、採用コストも考えると大きな損失です。 辞めていく新入社員にとっても、人生の経験とも言えますが、やはり時間ロスも大きいと思います。 この様なお互いのミスマッチによるロスをどうしたら避けられるか、企業側ではなく新人の立場から考えてみました。 自分の志向に合う企業と出会い、マッチするかどうかを見極めるためには、企業への理解が必

          就活前に読みたい人的資本の開示

          ファンドマネージャーに聞く②

          経営者の世代交代に期待 今回は元アムンディのファンドマネージャーで、現在は協働対話フォーラムで企業に対するエンゲージメントなどで活躍されている鎌田博光さんに、低PBR問題や、日本企業の課題と期待などについてお話を伺いました。 鎌田さんは、1983年に山一證券に入社。その後、山一投資顧問、ソシエテジェネラルアセットマネジメント、アムンディ・ジャパン(いずれも社名変更)で日本株式のファンドマネージャーとして2020年末まで28年間、日本株運用の第一線で活躍されました。 鎌田

          ファンドマネージャーに聞く②

          週末に投資アイデアを考える (5/5~5/11)

          このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 マーケットチェックは、詳細な市場解説は他でもあるので、あえてラフに解説し、どの程度の深度で市場を押さえておけば、長期投資に耐えうるのかを示そうとしています。 注目したニュース記事は、

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          歴史は繰り返さないが、韻を踏む。 これは「トム・ソーヤーの冒険」で知られる米作家マーク・トウェインの言葉と言われている。 先日、伝説のファンドマネージャー坪田さんとの会話の中で「日銀がETFの売却を行ったら」、という話があった。 まだ、少し早いかもしれないが、過去の事例からどんな手順が踏まれ、市場にどの様なインパクトがあったのか、勉強しておきたい。 ちなみに、私はこういう事を始めるのが、やや早すぎる傾向にある。 マイナス金利に関しては、大学時代のゼミの教授に教えていただい

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          ゴールデンウィークに10年周期で相場を考えた

          先日、伝説のファンドマネージャー坪田さんの話でも10年周期という話があったので、1910年代に遡って、10年ごとに相場の動きを見てみた。 景気は循環するもので、好調な時もあれば不調の時もある。 基本的には「好況→後退→不況→回復」の4つの局面が順番にやって来て繰り返されるわけだが、その長さにはその時その時によって異なる。 また、景気循環のサイクルには4種類あるとされていて、その4つが組み合わされて複雑な波を作る。 企業の製品在庫の変動に着目した波は「キチン・サイクル」、

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          週末に投資アイデアを考える #2 (4/28~5/4)

          このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 マーケットチェックは、詳細な市場解説は他でもあるので、あえてラフに解説し、どの程度の深度で市場を押さえておけば、長期投資に耐えうるのかを示そうとしています。 注目したニュース記事は、

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          日銀金融政策決定会合は本当にハト派だったのか?

          日銀金融政策決定会合の結果が据え置きかつ公表文も短く、QT(量的金融引き締め)や利上げの示唆といった、市場期待への「ゼロ回答」の印象が強かったので、早期利上げ観測が後退した。とマーケットでは説明されている。 市場では、事前に国債購入額を減額する方法検討と時事通信が報じていたことから 、注目されていたが、減額を強く示唆する内容ではなかった。 「6 兆円」という数字はなくなったが、「2024 年 3 月」の決定という文言があるため、タカ派とは捉えられていない。今後の金融政策に

          日銀金融政策決定会合は本当にハト派だったのか?

          情報を断捨離したら投資アイデアが湧いてくる

          世の中には経済情報が溢れています。 投資を始めると、勉強しなきゃって思います。 もちろん勉強は必要ですが、、、 なんでもかんでも情報を集めればいいというわけではありません。 投資のために経済情報を学ぶなら、使える情報と使えない情報を分ける必要があります。 使えない情報を思い切って断捨離すると投資アイデアが湧いてきます。 使える情報というは2つです。 1.前提を理解できている情報 2.自分の頭で考えた情報 逆に、使えない情報というのは 1. 理由を理解しないで得た

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          知っておきたい為替の知識「国際収支の発展段階説」ってなに?

          本日は少し落ち着いていますが、為替は激しい動きが続いています。 昨年末時点では、これほどの円安を予想した人は少なかったので、市場の大きな波乱材料です。 海外旅行は旅費も上がっていますが、1ドル100円の時の感覚で買い物をすると、日本に帰ってクレジットカードの請求を見て驚くでしょう。 為替レートが早めに反映される、ブランド品も一昔前とは価格が大きく変わりました。 為替レートはどう決まる? ところで、そもそも為替レートはどの様に決定されるのでしょうか。 為替レートとは

          知っておきたい為替の知識「国際収支の発展段階説」ってなに?

          本日の為替変動の捉え方

          本日は日本の祝日の中、為替が激しく変動しました。 10時半ごろに1ドル=160円台をつけ、 13:00過ぎからは一転、急激な円高で155円台前半に、 その後、少し円安方向に売動きましたが、 16:00すぎから、また急な円高になり154円台に入っています。 今日は遠くまでウォーキングをしていたのですが、途中、外国人の友人からも頻繁にメッセージが入りました。 「日銀はなぜ介入しないの?」 「介入のレベルを決めているのかと思ってた」 など質問攻めで、何度も立ち止まって返信し

          「週末に投資のアイデアを考える!一週間の経済ニュースから見る投資アイデア」

          このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 さまざまな事例をお見せする事で、株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 例えば、グリコのシステム障害でグリコの「プッチンプリン」やキリンビバレッジの「トロピカーナ」出荷停止になったというニュースがありました。 このニュー

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