見出し画像

献立を考える時間と野菜をカットする作業時間を分けるといいのに

さて、昨年度も4.50社の採用に悩める事業所さんのサポートをしました。
その中で印象的だったのが、ほぼ答えのようなものを渡しても
求人を書けない人は書けない。ということ。

このことをあーだこーだと言っても仕方がないので
現実的な打ち手として、考えたのが
①採用担当者を雇う
②採用担当者を育成する
③小宮と会社と外部の人材で採用チームを作る

という3種類。
③がちょっと「?」だと思うので解説すると

例えば、indeedの原稿は小宮が作成する。
そのデータを企業に渡すのですが、
なにせPC作業が苦手で、なかなか公開されない。
そんなこんなで1か月経つ。ってことがあって

これって、PCサポートであって
採用コンサルじゃないなー。というケースがあるんです。
そこで、ある程度のPCスキル、ITリテラシーがある人に業務委託契約で、参加してもらう。
リモート作業で仕事をしたいママさんなんかが最適。

採用のノウハウや指示、プロデュースは小宮がやる。
リモートママさんが企業側の掲載作業や応募者とのメールのやりとりまではやる。
企業は、選考と採用を行う。って感じです。

実はこのケースを昨年から数か所でモデルケースとしてやっているのですが、けっこう上手くまわっています。

①の採用担当者を雇うはですね。
なにせ沖縄で機能する人材はほぼ皆無なので現実的ではないのです。

②は、なんとかなるのですが
ある程度大きい企業じゃないとできない。

③なら、規模や業種問わずできるなーと思っています。

ほいで、これ採用に関わらず
細分化されて多様化していく課題の解決の打ち手としてスモール企業に参考にしてほしいなと思っています。採用以外でも。

ただし、人材を「雇用」しかしてこなかった企業さんは
なかなかこの外部人材の使い方がイメージが湧かないようです。

あれです。
毎晩、献立考えるのって大変じゃないですか?
だから、「献立を考える」時間と「料理をする」時間を分ける。

献立を考えるのは、家族の好き嫌いや、その日のコンディション、近所のスーパーの品ぞろえ環境や、いろんな要素が絡むので自前でやった方がいい。

でも、野菜をカットしておく。煮込んでいるときにコンロの前に立っておく。盛り付けをおしゃれにする。
こういうタスクって、実は「作業」なので料理の経験があれば、いや極端に言えば、料理は素人でも、味音痴だとしても成立するんです。

さらに採用コンサル的に言えば
「我が家の家庭の味を月・水・金だけ代行して作ってくれる2人目のママ募集!」という求人をしたい!って言われたら…諦めてもらうところから始めます(笑)

でも
「空いた時間に野菜をカットしてくれる人」
「コンロの前で鍋を見てくれる人(スマホ見ながら作業可)」
「盛り付けとSNS投稿をお願いできる方」

なら、採用は可能なんです。
あ、採用は可能ですが、こういう人は「求人市場」にはいないので求人メディアに広告出しても、マッチングは難しいのですが、まぁ今日のところはここまで。

献立を考える。みたいな主要なタスクは自社で。
野菜を切る。みたいな作業タスクは外部人材に任せる。
そういう選択肢も持っておくとよろしいかと。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?