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ねこカードに魅せられて
それは、確か、2000年ころ。アメリカ中西部の田舎町の、ウォルマートでのことだった。
当時の私はことあるごとに日本に手紙やカードを出していた。
インターネットがまだLANケーブルを繋いだパソコンからのもので、ピーヒャラヒャラヒャラといって回線をならして時間限定だったころ。
今ならいえるけど、そうして手紙を書くことで弱音をどこかに置いてこなくちゃ、その弱音の重さに押しつぶされそうだった。
倹約
口は目ほどにものをいう?
日本をでて、いろんな違いや共通点に気がつくようになるけれど、そのひとつが「美意識」だ。
最近きいてびっくりしたのはJapandi(ジャパンディ)ということば。
どうやら北欧のインテリアスタイルを表すScandi(スカンディ)から派生してできたことばで、「日本の美意識を取り入れた、北欧のインテリア」ということらしい。
そのジャパンディが、コロナによって家にこもる時間がふえたことで、静寂や簡素といっ
マイナー好きなあなたのためのロンドンみやげ8選
ちょっとだけシリーズぽく。
さて、ロンドンに住んで10年も過ぎると、だれもみな、「日本のおみやげカルチャー」に苦しめられるようになる。だってもうネタが尽きちゃったもの!
ああ、今年も帰省の季節がやってきた。
トワイニングもフォートナム&メイソンも日本で買える。
東インド会社やらウィタードの紅茶もカバーした。
ショートブレッドもウォーカーズだってスーパーのPBだって買っていった。
料理好きの友達
#私の作品紹介、させてください
イースターとはキリスト教でクリスマスと並ぶ重要な祝日。
そして、イギリスでは唯一の金・土・日・月で4連休になる週末だ。
金曜日はキリストが十字架にかけられた日。なぜか「Good」 Fridayと呼ばれる。(一説にはGod's Fridayから転じたとも)
そして一日おいた日曜日にキリストが復活した、ということでEaster Sundayと呼ばれる。
翌日のEaster Mondayはいわば振替休
アコースティック・カフェ
ミネソタ州のミネアポリス=セントポール国際空港。
そこからインターステート94号線をまっすぐ。
州境のミシシッピ川を越えたところに、小さな大学町がある。
そのメインストリートにあるのが、アコースティック・カフェ。
ドアを開けると、目の前には手書きのメニュー。
サンドイッチや、スープ。
コーヒーやホットチョコレート。
キャロットケーキやクリスピー・バー。
客席の真ん中には大きな暖炉がしつらえて
ニッコリ笑って、うっちゃって
「インディージョーンズ」の子役ショーティ。そしてなにより「グーニーズ」のチビッコ発明家データ役で、80年代に鮮烈な印象を残したあのキー・ホイ・クァン。
昨年「Everything Everywhere All at Once」でアカデミー助演男優賞を受賞し、その復活が話題になったけれど、彼の名前がこの春、ふたたびメディアにのぼることになった。
ちょっと残念な理由で。
ミラー紙やエクスプレス紙