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週間俺日記

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記事一覧

愚か、でも頑張れ

愚か、でも頑張れ

最近仕事量が多すぎて疲れてしまい、日に日に夜型になっている。

毎朝起きるたび、あとちょっと、あとちょっと……と言いながら溶けた巨神兵みたいな動きでアラームを止めて二度寝をして、起きると業務開始ギリギリ5分前という、社会人として最悪、かつギリギリセーフという状態で日々をやりくりしている。

思えばいつもそうだった。
テストの25点以下は追試ですよと言われたら、26点を取ってギリギリセーフにする。

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最近の気付き2024

最近の気付き2024

何事にも代え難いレベル大好きなTwitter(Xくん)だが、

たまたまバズったツイート先で、やれデブだの、やれ痩せないとダメだの、お前らはデブだから似合う服がないだの、私の発言とはかけ離れた次元のケンカが勃発しており、そこにまた多くの人が「もっと痩せなきゃ〜」だの「158センチ40キロ、デブです」みたいなツイートが飛び交っており、眩暈がしてツイートを消した。

当然だが、私はそんなふうに誰かを傷

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久保帯人よりも詩人になれ

久保帯人よりも詩人になれ

初めて読んだ詩集は金子みすずだった。
言葉の優しさや伸びやかさが音になって聞こえてきて、白黒印刷された文字の中、あたたかいという温度さえ感じる。それが楽しくて、私は「詩」というものを好きになった。

しかし、どういうわけか思春期において「詩」というものは嘲笑の対象だった。
ポエマーというのは今で言うところのチクチク言葉で、詩集を読んでるということがバレたらクラス中からバカにされると中学生の私は理解

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見返りを求めてんじゃねぇこのボケナス

見返りを求めてんじゃねぇこのボケナス

「運気は回すもの」と言う、謎の信仰が私にはある。
最近ついてないなとか、うまくいかない事が多いなと感じたら、必ず「誰かにラッキーを与えて、自らの運気を回していく」という、ルールを持っている。

なんでそんなルールを設けて始めたのか、今となってはさっぱり忘れたけど、たしか「禍福は糾える縄の如し」という言葉の意味を知った時、「すんごいわかる!!!」と電流が流れ、今自分の運気があんまり良くないなら、どん

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あなたの孤独は何色か

あなたの孤独は何色か

連休中、たくさん映画を観た。買ったまま読んでなかった本も何冊か読むことができた。私は一個の作品を見終わると、気になったことを調べたり、登場人物に想いを馳せたりなどして余韻に浸るのが好きだから、沢山と言っても片手に収まるほどしか見れていないが、先月はすごく忙しかったから、久しぶりに創作物の世界に浸れて魂が息を吹き返した感じがある。

1番良かったのはゴジラ-1.0だ。
見たいと思ってずっと見れていな

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好きな旅行系YouTuberについて語る

好きな旅行系YouTuberについて語る

GWだというのに体調を崩してしまい、家でゴロゴロしている。

5/4はスターウォーズの日ということで、私にとって特別な思い入れのある映画•エピソード1 ファントム・メナスが初めて4K上映されるという、特別なチケットを購入していたにもかかわらず、不穏な咳が止まらないため映画館に行くのを諦めた。
今日のためにユニクロでエピソード1Tシャツを購入してコーデまで組んでいたのに!!クソクソクソ〜〜ッッ!!!

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あなたが嬉しいと、私も嬉しい

あなたが嬉しいと、私も嬉しい

毎日毎日、ありえないようなことがたくさん起こる。
ニュースはあんまり見ないようにしてたけど、それでも戦争、裏金、男女差別、法律改正、もうそれはマシンガンのようにありえない出来事とかありえない判決とかが、ものすごい速さで私の心を貫通していく。数分Xを眺めれば心は即死。無視するのも怒るのも、考えて意見を述べるのも、とっても体力がいるように思う。現代社会を生きるのって、すごいことだよ。マンモス追いかけて

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最近のXくんについて

最近のXくんについて

最近、Xのアルゴリズムが変わったのか、やたらとRTが増えて、フォロワーが増えた。

『フォロワーの数は、頭に突き付けられた拳銃の数』と古くから言われており、わたしは現在、約5000人から銃口を突き付けられている状態となっている。 

「その数でビビりすぎでしょ」と鼻で笑う人もいると思うが、5000人の前で話をしてるんだと思うと私は怖い。5000人は普通に多い。嬉しいけど、普通に怖い。だって、普通に

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砂漠が俺を呼んでいる

砂漠が俺を呼んでいる

「インドに呼ばれる」という、有名な言葉がある。

元を辿れば三島由紀夫の言葉らしいが、インドには行ける人と行けない人がいて、行くべき時が来たら自然とインドに行かことができる、みたいな話らしい。
私はまだインドに呼ばれたことがないのだが、なんとなく「国に呼ばれる」という感覚はわからなくもない。

以前ネパールに行った時も、特別興味があったわけじゃないのに、ひょんなキッカケで気になってからは、まるで招

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大人認定がおりたぞ

大人認定がおりたぞ

週末、両親に会って、行きたがってた上野公園に連れて行ったり、飲みたがってたスタバのフラペチーノを奢ったりなどしたところ、田舎に帰った母から「大人になっていて、頼もしかったです」とLINEが来た。

今まで散々自立しろだの、ちゃんとしなさいだの言われてきたが、初めて「大人になったね」と言われた。36歳にしてようやく大人認定をもらえて、恥ずかしながらとても嬉しかった。結婚していた時でさえ、あんた大丈夫

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幸せな暮らし図鑑

幸せな暮らし図鑑

兄弟の家に行った。
私の生活と比べると、兄はかなり豪邸に住んでいるし、優しくて賢くて素敵な奥さんと生活していて、本当に絵に描いたような幸せな生活をしている。本人達にはもちろん本人達にしかわからない苦労や努力があるのはわかっているんだけど、あまりの素敵さと、兄夫婦2人の優しくて、穏やかで、ほんわかとした居心地の良い雰囲気に、嫉妬心なんて一切出てこなくて、ただただ「楽しい〜〜〜!」と思ってのんびり過ご

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沈黙はお洒落

沈黙はお洒落

電車で面白い人を見つけた。

向かいに座った上品そうなお爺さんが、仕立ての良いトレンチコートの膝の上にハンカチを広げて、そそくさと取り出したカップ酒を背筋よく飲んでいた。
こんなにシャンと背筋を伸ばして、エレガントにカップ酒を飲む人を初めてみたので、なんだかすごく面白かった。公共の場でお酒を飲むのはあまり良しとされないが、このお爺さんに至っては、まるで高級寝台列(ななつ星とか、カシオペアみたいなや

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空母みたいで安心する

空母みたいで安心する

最近、部屋に大きな姿見を買った。

一目惚れして買ったくらいだから品物自体はとっても気に入っているんだけど、毎日自分の顔をよく見るようになってしまい、現在、爆裂に鬱。

自分の顔ってあんまり好きじゃない。お世辞にも可愛いとは言えないし。世間のルッキズムに対する嫌悪感を拗らせてしまって、一年くらい前から「可愛い」に対する執着みたいなものを無理矢理にでも断ち切って、直視しないようにしていた節があったん

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2月の神に嫌われている

2月の神に嫌われている

毎年2月はろくなことがない。
特にバレンタインデーの前後がひどい。交通事故にあったり、会社を突然クビになったり、尿路結石をやったり、生牡蠣に当たったり、インフルエンザにノロウィルス、付き合ってた人にバレンタインのチョコを届けに行ったら不審者に追いかけられて、泣く泣く彼の家まで行ったらその不審者が彼の父親だったりなど、多種多様な災難が訪れる。今年は、有給を取って念願だったガーラ湯沢にスノボしに行こう

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