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リュディア書評

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記事一覧

書評 わが投資術 市場は誰に微笑むか

リュディアです。わが投資術 市場は誰に微笑むかを読みましたので感想です。

清原達郎をご存じの方、あるいはサラリーマンで初めて長者番付1位になった人がいたことを覚えている方は読んでみると面白いと思います。当時、サラリーマンが長者番付で1位になることが想定されていなかったので個人情報が新聞に公開されてしまいました。本件があってから、長者番付というのはなくなったわけです。

清原氏は本当に投資が好きな

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書評 光と影のTSMC誘致

リュディアです。光と影のTSMC誘致を読みましたので感想です。

陰謀論やとんでも本とまでは言わないですけど、厳密な取材に基づいた渾身のルポではなく、読む必要のない書籍だと思います。事実と合致するのは半導体製造には大量の水が必要という部分くらいではないですかね。

では、ごきげんよう。

書評 ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実

リュディアです。ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実を読みましたので感想です。

水曜スペシャルに対する愛にあふれた、というか何というか。水曜スペシャルをリアルタイムで見ていた方は読めば面白いと思います。その当時の時代背景などを知っておいて読めば面白いという意味です。そういう方にはお勧めします。

では、ごきげんよう。

書評 仏教の歴史

リュディアです。仏教の歴史を読みましたので感想です。

著書のジャン=ノエル・ロベール氏はフランスを代表する日本仏教学研究の第一人者とのことです。私は宗教に関する書籍に比較的興味がある方で今までにも多数の書籍を読んでいるとい自負があります。しかし外国、特に西洋の方の視点で書かれた仏教に関する書籍を読むのは初めてです。

思いもしないこと、考えもしなかったことが多く書かれていました。このような視点で

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書評 ゴリラ裁判の日

リュディアです。ゴリラ裁判の日を読みましたので感想です。

ゴリラ目線で世の中を見ている光景が不思議な感じがしました。ある事件が発生してゴリラが人間に法廷で戦いを挑むストーリです。終盤にあるゴリラのセリフは人間には厳しいものも多いですが面白い本でした。ぜひ、一読をお勧めします。

読書中はなぜか以前に読んだダーウィン事変のチンパンジーの映像が浮かんでいました。

では、ごきげんよう。

書評 <私>を取り戻す哲学

リュディアです。<私>を取り戻す哲学を読みましたので感想です。

表紙になぜスマホを見続けてしまうのかというコピーがあるのですが、これにとらわれてはいけないです。この書籍は正直、期待していたより大あたりの本でした。自分で読みながら、自分で考え、自分で自分を見つめなおすというプロセスを味わいました。このようなことを考えながら読書をしたのは久しぶりです。お勧めです。

では、ごきげんよう。

書評 2030年 お金の世界地図

リュディアです。2030年 お金の世界地図を読みましたので感想です。

ジムロジャーズ氏も定期的に書籍を発行されますが、もうこの本で私が読むのは最後かなという感じですね。予言する未来が近すぎて誰でも予測できそうな内容を形式ばってまとめているだけですし、得るものもありません。

では、ごきげんよう。

書評 なんかいやな感じ

リュディアです。なんかいやな感じを読みましたので感想です。

思ってたのと違いました。私には単に読みづらい文章の羅列で、途中からは斜め読みになってしまいました。人によると思うので、あくまで私の感想ということで。

では、ごきげんよう。

書評 妻の実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話

リュディアです。妻の実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話を読みましたので感想です。

これは面白かったです。妙なビジネス書みたいに、自慢や後出しじゃんけんでストーリーを作った感じでもないですし。私も昔にザク豆腐を買いました。変わった豆腐屋があるもんや、と思ってたら、その豆腐屋さんの社長が本を出したので読んだら面白かったというわけです。お勧めです。

では、ごきげんよう。

書評 歩くひと 完全版

リュディアです。歩くひと 完全版を読みましたので感想です。

少し前に亡くなられた谷口ジロー氏のコミックスです。もはやコミックスと呼べるのかどうか微妙なところです。とにかく読んでください。なぜ谷口ジロー氏が偉大なのか理解できると思います。

では、ごきげんよう。

書評 ガラスの天井を破る戦略人事――なぜジェンダー・ギャップは根強いのか、克服のための3つの視点

リュディアです。ガラスの天井を破る戦略人事――なぜジェンダー・ギャップは根強いのか、克服のための3つの視点を読みましたので感想です。

ガラスの天井という言葉をご存じですか?英語のglass ceilingの日本語訳です。職場で上位の役職へ出世する際に、人種、性別、出自など自分ではどうにもならない理由、つまり見えない天井で阻まれることを言います。

ただこの書籍にあるような考え方は転職が容易で人種

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書評 照子と瑠衣

リュディアです。照子と瑠衣を読みましたので感想です。

タイトルからしてテルマ&ルイーズへのオマージュなんでしょうね。現実離れしたストーリですが、元気なおばあちゃんを描いたファンタジーだと思えば楽しめます。軽い読み物としてどうぞ。

では、ごきげんよう。

書評 天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで

リュディアです。天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術までを読みましたので感想です。

青色LEDの材料の1つである窒化ガリウムを中心として基礎から応用分野まで書かれています。すごく丁寧です。時間をかけて読めば高校の化学の授業が分かる程度のレベルで理解できるのではないですかね。ほんと、もったいないくらいの丁寧さで感謝です。よい本に出合えました。

では、ごきげんよう。

書評 元ヤクザ弁護士: ヤクザのバッジを外して、弁護士バッジをつけました

リュディアです。元ヤクザ弁護士: ヤクザのバッジを外して、弁護士バッジをつけましたを読みましたので感想です。

内容は驚きの連続でしたが、本当に奇跡のような人生を歩まれているのだと思いました。作り話と言われても驚かないくらいにすごい人生を送られています。もっとも印象に残っているのは、時間の観点で規則正しい生活が重要、ということでした。詳しくは本書をご覧ください。お勧めです。

では、ごきげんよう。