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呑みながら思うこと

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シリーズ「日々の雑記」をまとめたものです。呑みながら、あちらこちらに拡がる思考はどこへでも行けるようで、案外同じ場所にいたりします。
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記事一覧

酒のコペルニクス|日々の雑記 #98

仕事中もお酒を呑んでいたいのです。 日頃、はっきりしない態度で主張も控えめ、うすぼんやり…

豆千
3日前
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チル系|日々の雑記 #97

キッチンの窓辺に飾った椿、起きると花が落ちていました。崩れぬよう優しく掬い上げ、ごみ箱に…

豆千
3週間前
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花と酒|日々の雑記 #96

入社式の会場に飾られていた花を頂いて帰りました。紫のピンポンマムと桜。お気に入りの花器と…

豆千
1か月前
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プレイについて|日々の雑記 #95

豆料理が好きなので、自然と「煮る系」のメニューが多くなります。 例を挙げれば白いんげん豆…

豆千
1か月前
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夢で呑む酒|日々の雑記 #94

雨の千駄ヶ谷、ほろ酔い気分で駅に向かいます,夜の空気と雨粒に微かな春。もうちょっと呑みた…

豆千
2か月前
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料理と写真|日々の雑記 #93

「お酒は注いだそばから口で迎えに行くのが礼儀ですし、料理はできたてを口に運ぶのがよろしい…

豆千
2か月前
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新しい暦|日々の雑記 #92

月の満ち欠けに基づいた太陰暦 太陽の動きと連動した太陽暦 その二つを組み合わせた太陰太陽暦 この人類が築き上げてきた暦の文化に、新たに「大飲太酒暦」を加えんとする四十五歳がここにいます。 ああ、またあの酔っ払いがおかしな事を言い出したよ。 呑ませるとロクでもないことばかり考えるんだから。 まったく誰だよ?あいつに酒出したの。 そんな頭の中の声たちを、ビールで黙らせ発車オーライ。酔いという名の空想鉄道333に乗って、今夜も一緒に終点まで乗り過ごしましょう。トバシた記憶の分

道草のたしなみ|日々の雑記 #91

ほら、年初から新NISAや株高やらで、投資の機運が高まっているじゃないですか。勤め人の皆さん…

豆千
4か月前
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少し、足りない|日々の雑記 #90

年の初めですから、目標のひとつやふたつ立てようと思ったんです。 真新しい手帳を広げ、さあ…

豆千
4か月前
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夜の波音|日々の雑記 #89

年の瀬が近づき、夜の街で呑む機会が増えてきました。 お世話になった人たちからのお誘いがあ…

豆千
5か月前
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罪の正体|日々の雑記 #88

遅い時間にカップ焼きそばが食べたくなったのです。 そのままお湯を注げばいいはずなのに、な…

豆千
5か月前
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現実的な理想|日々の雑記 #87

私が理想とする暮らしです。 多くを望んでいる訳ではないですが、日常ってやつはどうにもやる…

豆千
6か月前
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いつまでたっても|日々の雑記 #86

幼い頃、風邪をひき、熱にうかされ見上げた天井。 滲んだ染みが人の顔に見え、こちらを覗いて…

豆千
6か月前
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味覚の変化、甘い誘惑|日々の雑記 #85

何かと無理が利かなくなってきました。 集中力はすぐに途切れますし、お酒は少量でも後に残ります。いくら眠っても疲れは取れず、ともすれば色々なことが億劫に。やはりこれは年齢のせいかと思いましたが、よくよく考えると若い頃からそんな感じでした。つい、昔を良かったことにしてしまうのは、人間の悪い癖です。 加齢による現実的な変化は、記憶力が低下したこと、物が見えづらくなったこと、あとは歯茎が下がってきたことですかね。 最初、歯茎が下がったのではなく、歯の方が「伸びた」のかと思いました