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カイエ(わたしの非哲学)

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ランダムなテーマの断章的なあらゆるわたくし。 非哲学としての思想。 いわゆる孤高の雑記帳。
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#科学

カイエ【第一章】



『ゆきゆきて神軍』の奥崎謙三さんのような人間が今こそ必要なんだと思います。
彼のような生き方は、損をする生き方だ、とは思わない。
孤高を気取ってるとも思えない。
勇気を促す人間だと思った。



心地の良い破調の歌とは何か。
定型と内在律とのせめぎ合いの中で生まれてくる、ギリギリのレトリックを浮き上がらせた歌であろう。
破調の数寄屋造りや破調の茶器も同じであり、内在律という個人的なリズ

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カイエ【第二章】



【書きたいことを書けばいい】

言うなれば、
小説家を目指してる方は、
小説は自分の書きたいことを書いていればいいのである。

小説家を目指していない方にも通用する根本的態度ではないだろうか。
文学はとくにそういったキャパシティを本源的に所有している。

ブコウスキーや梶井基次郎は、
とにかく自分の書きたいことだけを書いた。
ブローティガンなんかもそのケがあるし、
西村賢太もそうであろう。

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