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橘川幸夫の深呼吸学部

橘川幸夫の活動報告、思考報告などを行います。 ★since 2016/04 2024年度から、こちらが『イコール』拡大編集部になります。 『イコール』サイトはこちらです。 h… もっと読む
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橘川幸夫の深呼吸学部(私塾)参加者募集

●はじめに 私は1972年に音楽雑誌ロッキング・オンの創刊に参加し、創刊の10年間を編集スタッフとして過ごしました。雑誌を出すために写植という技術を学んで写植屋を開業は、70年代は、私の住居がロッキング・オンの編集部であり、写植屋の作業場でした。ロッキング・オンは渋谷陽一が編集長で、私は編集室長でした。78年に、今の宝島社で、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊し編集長になりました。70年代の雑誌の時代を、参加型メディアの追求というテーマで動きまわれました。  その後、参加型社会を

深呼吸寄席 橘川幸夫+平野友康 2024年05月03日

深呼吸寄席 橘川幸夫+平野友康

深呼吸する言葉 戦い

『イコール』広告について/企業関係者各位

『イコール』広告について 『イコール』は発行部数の量を追求しません。  ひとりひとりの個人の感性と意思を大事にして、著者と読者、著者と著者の関係性が育まれるようなコミュニティ空間を目指します。ですから、単純なインプレッションの数を求める広告はなじまないと思います。  私たちとは現在のコミュニティの最大のものは企業コミョニティだと思っています。企業活動の活性化を求める企業であれば、共同して未来を追求することが出来ると思います。 『イコール』では、それぞれの企業・団体のテーマと

シェア書店のビジネスモデル

ほんまるの例で考えてみよう。 ほんまる神保町の棚数は、52章✖️7段で、364棚。店側の棚もあるので、販売してるのは全部ではない。家賃は以下である。 大雑把に6000円平均として、300棚が埋まれば、180万円で、家賃と人件費は出るだろう。200棚だときついか。大儲けとはならないな。 販売売り上げは、というと、私の場合、 一週間で、以下。一週間の数字。この調子で、一か月動けば、棚主としては利益がでるが、手数料が5%と安いので、ほんまるとしては大した手数料にならない。 家

編集長日記 ほんまる補充

ほんまるで、自分の本が売れたので、昨日、本をまとめて宅急便で送った。都内だと翌日に着くから、今朝着いて、もう書棚に並んだという通知が来た。速いねぇ。通知も早いが書棚に並べる作業も早い。一般的なシェア書店は、オーナーが店番やることもあるが、さすがに毎日は大変なので、棚主がローテーション組んで、当番制になってる。これも楽しいが、ほんまるは、専従のスタッフがついてる。いろんな意味で対応が早い。ほんまる全国展開の本気度が出てる。 送料は1000円。まあ、直接、神保町に持ち込む手間と

深呼吸する言葉 AI

編集長日記 坂本龍一さん追悼

坂本さんが亡くなった時に、中国のREDで、実にたくさんの中国人が、琵琶やバイオリンやピアノや、それぞれが学んでいる楽器で、戦メリを奏でた。直接面識はないだろうが、時代のメディアを通して一緒に時代を生きた友人を追悼するかのようだった。  坂本龍一さんの追悼特集を決めた。原稿を募集したらたくさん原稿が集まった。五人の投稿を選んだ。それぞれの人生の局面に坂本さんの音楽が流れていたのだ。 直接、交流のあった人にも相談した。 塩崎さんは自民党の元厚労大臣だが、議員時代に彼の出版をて

イコール編集長日記

ほんまる、意外と売れそう。自分の本も売れそうなので、搬入作業。 ロッキングオンの時代のサイン本も用意してみた^_^。

編集長日記

イコールのクラファンが成立した。 ありがたいです。 イコールは新しい雑誌のソリューションを開発しています。それは、近代のビジネスという概念を使いながら、超えていくことを目指します。 通常の雑誌だと、創刊号の企画会議をおこない、内部スタッフと外部プロダクションやライターに原稿発注をして、大量に印刷して、大量に宣伝して、スタートします。 イコールは橘川幸夫の友人に声をかけて、それぞれがやりたいことを相談して、原稿を頼みました。通常のギャラは発生しません。イコールの現物と、キッ

『イコール』創刊1号のご支援ありがとうございました。

 皆様、『イコール』のご支援ありがとうございました。おかげさまで、無事、予定金額に達しました。ただ、創刊号を編集していたら、どんどん面白い原稿や企画が集まるので、創刊1号は192頁になりました、0号は126頁です。これでも入れきれなくて、2号へ回した企画もたくさんあります。強力な連載も何本もはじまり、読者からの投稿もたくさん集まりました。嬉しい悲鳴ですが、印刷費が怖いです(笑)  雑誌は「雑多な人が集まる場」です。それぞれが自由に自分の目指す方向で頑張っている人たちが、密か

ほんまるの深呼吸書店、開店3日目で黒字になりそう(笑)

神保町の「ほんまる」が4月27日にオープンしたが、開店3日めで黒字になりそう(笑)。 家賃は、9350円の一番高い棚だが、3日で4冊売れて総売上が9518円。手数料が5%とやすいので、こちらの売上は9043円。 深呼吸書店は、基本的にオリジナル出版物なので、うまく進めば、利益出そう。あとのコストは搬入費。 『イコール』の創刊号も完成したら、並べてよう。

編集長日記 5月1日

私には20代から30代に知り合ったメンターが何人かいて、いずれもメディアを通して知り合った人ばかりだ。高山英夫さんは、私が読書人という新聞に投稿した原稿を読んでくれて連絡があった。真崎守は、彼のマンガの私は熱烈なファンであった。岩谷宏はロッキングオンを一緒に作りながら、彼の文章を介して信頼を高めた。林雄二郎は、彼の本を読んでファンレターを出したことで知り合った。地縁血縁学校職場縁とは無関係にメディアという飛び道具で関係をつないだ。 業界の情報通とは無縁な、さまざまなことをメ

イコール編集長日記 批評とコラム

真崎守の全仕事を整理している。最中さんが土日や休日に事務所に来てくれて整理作業を続けてくれている。昼間、事務所に行って打ち合わせ。マンガの原画整理も貴重だが、真崎さんは、文章の達人だと思う。60年代にCOMで、峠あかねの名前でマンガ評を連載していて、その文章を読んでいた僕は、最初、マンガ評論家を目指した記憶がある。 COMは、マンガ界のもう一人の巨人である白土三平さんや、気鋭のつげ義春さんらを抱えるガロに対抗して、手塚治虫さんが作りたかったと言われている。その雑誌で、虫プロ