みきにゃん

2014-18、パート勤務しながら通信制芸大を卒業したおばちゃんです。 現在も放●大科…

みきにゃん

2014-18、パート勤務しながら通信制芸大を卒業したおばちゃんです。 現在も放●大科目履修生。 働きながら学んだ体験や、好きな美術展など、気ままに書いてます。

最近の記事

【お気に入りの美術館】ちょっとアクセスの悪い美術館と博物館

参加させて頂いている「オトナの美術研究会」の月イチお題、4月のお題は「お気に入りの美術館」。居心地のいい好きな美術館はいろいろありますが、今回は自宅近くのちょっとアクセスが悪い、行きつけの美術館と博物館を紹介します。 1.町田市立国際版画美術館 我が家から一駅で行ける一番近い美術館で、大人になって初めて自分の意思で行った思い出深い美術館でもあります。 館名に「版画」とうたっているように、国内外の版画・印刷物を幅広くコレクションしている美術館です。浮世絵のコレクションはなか

    • 【旅と美術館】北海道卒業旅行の思い出

      参加させて頂いているメンバーシップ「オトナの美術研究会」で先月から始まった「月イチお題note」。3月のお題は「旅と美術館」なんですが… 生来出不精で、猫を飼いだしてからは、近場の日帰りがほとんど。 そんな私の数少ない遠出の旅、北海道卒業旅行での神田日勝記念美術館の思い出を書きたいと思います。 そうだ、卒業旅行に行こう 2019年6月、私は初めて北海道の地に降り立った。場所はとかち帯広空港。前年秋に通信制芸大同期卒業した横浜の学友さんと卒業旅行に出掛けた。 きっかけは同期

      • 【思い出の展覧会】「浮世絵大武者絵展」@町田市立国際版画美術館

         参加しているメンバーシップ「オトナの美術研究会」で始まった「月イチお題記事執筆企画」。2月のお題「思い出の展覧会」にギリギリになりましたが投稿します。  2003年開催なのでもう20年も前になってっしまいました。初めて自分で行こうと思った展覧会なので感慨深いです。その後江戸絵画一般に興味が出て、現在に至るきっかけになりました。 1.浮世絵が好きになったきっかけ  私が浮世絵好きになったきっかけは京極夏彦の著作『巷説百物語』でした。この本(ハードカバー)のブックカバー裏

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          富士山の写真

        【お気に入りの美術館】ちょっとアクセスの悪い美術館と博物館

          【美術展で考える】対話鑑賞を考える

          2023年が始って早10日。なかなか書き終わらずお正月も終わってしまいました。本年もつたない記事となりますが、どうぞよろしくお願い致します。 今回は昨年12月に参加した東京国立近代美術館MOMATコレクションの所属品ガイドから「対話鑑賞」を考えみたいと思います。 1.対話鑑賞とは 美術好きの方なら「対話鑑賞(対話型美術鑑賞)」という言葉は一度は聞いたことがあるかと思いますが、改めて対話鑑賞とは何なのか? 東近美のHPではこのように説明されています。 artscapeでは

          【美術展で考える】対話鑑賞を考える

          【美術展に行く】心に残る展覧会2022

          2022年もいよいよ押し詰まってきました。まだコロナの影響が続いてはいますが、人々の日常が戻りつつあるようです。私自身はおっかなびっくりではありましたが、今年は14の展覧での集客の多い展覧会は避けきましたが、新美の李禹煥展や静嘉堂文庫美術館はやっぱ行けばよかったかなぁと後悔も少しあります。この中から心に残る3つの展示会を紹介します。 1. 今年のベスト1 「篠田桃紅展」@東京オペラシティアートギャラリー(5/7) 100歳を超えて水墨による抽象作品を作り続けた篠田桃紅

          【美術展に行く】心に残る展覧会2022

          【通信制大学での学び 第9回】学びを気分転換にする

          また見て頂きありがとうございます。GWが終わって以降公私ともに忙しくなってしまい、投稿が遅れてしまいました。すいません。今回は学ぶことで気分転換しませんか?という話です。 学習する毎日は辛いですか?5月に入って必死に書いたレポートを提出したり、4月のレポート評価が返却されたりしていると思いますが、皆さんいかがでしょうか。なかなかうまくいかないことも多いと思いますが、まだ始まったばかりですから、そう簡単にいかないこともあります。いや、大体簡単じゃないですよね。日々学習も「しな

          【通信制大学での学び 第9回】学びを気分転換にする

          パンデミック下でのリアリティの無い死について考える

          コロナ禍は間違えなく昨年より状況は悪くなっている。 昨年の今頃不足していたマスクや消毒液などは普通に手に入るようになり、スーパーや小売店、飲食店にはソーシャルディスタンスを保てる設備も付いて久しいのに、変異株の発生もあり感染はまた急拡大している。 なぜそうなってしまうのか。 自分がコロナに罹患することや、またそれによる死の危険性を、私達がリアルに感じられないからではないだろうか。コロナによる死に対するリアリティの無さは、自分でも驚くくらい希薄だ。 リアリティのない死一つの病

          パンデミック下でのリアリティの無い死について考える

          【通信制大学での学び 第8回】「わからなさ」にまみれる

          また見て頂きありがとうございます。 GWになりましたがまだまだパンデミックな日々が続いています。どうぞお身体に気を付けてお越しください。今回は大学の学習での「わからない…」についてです。 私が大学に入学して学習を始めた時は、テキストを読むにしても動画を観るにしても、新しい物事に触れる面白さが多くて、苦労というより楽しさが先にきていました。「あぁ~そうだったのか~」とか「全然知らなかったわぁ、それ」とか。そうインプットは楽しんですよ、すごく。でも学んだ結果をレポートにするアウ

          【通信制大学での学び 第8回】「わからなさ」にまみれる

          【通信制大学での学び 第7回】時間は少しだけ無理して作る

          また見て頂きありがとうございます。世間ではまた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置云々が出て閉塞感が漂っていますが、どうぞ皆さんご自愛してください。今回は学習時間の確保と習慣化についてです。 学習って思ったより時間が掛かる件 通信制大学は学習時間が自由にとれる半面、自己管理が必要になります。 今までの生活習慣を変えて学習時間を捻出しなければいけない。そして習慣化しなければ続けられないです。 だけど社会人はそれが大変です。 日々の仕事や家事・育児・介護などで一日が目一杯。だけど

          【通信制大学での学び 第7回】時間は少しだけ無理して作る

          【通信制大学での学び 第6回】レポートは悩ましい(その2 考えること・書くこと)

          また見て頂きありがとうございます。 今回はレポート作成でとっても悩ましい部分、「考えること」と「書くこと」について私の経験から書いていきます。 レポートの作成は大体次のような作業になると思います。 1.テキストを読む、または動画・配信の授業を受ける    ↓ 2.設問(自分で立てた問い)に対する調査・取材 テキスト・参考文献などから重点部分の抜き出しやデータの収集、フィールドワークなど実施し、自分なりの資料をつくる。    ↓↑ 3.考える(上記から自分の考察を下書きにま

          【通信制大学での学び 第6回】レポートは悩ましい(その2 考えること・書くこと)

          【通信制大学での学び 第5回】レポートは悩ましい(その1. 型と作法)

          また読んで頂きありがとうございます。 前回シラバスの重要性について書きましたが、京都芸術大学通信教育部のサイトで恩師野村朋弘准教授がシラバスについて話されている動画が上がっていました。 今回はレポート作成について書きたいと思います。 レポートは悩ましい大学生は授業を履修すれば必ずレポートを作成することになります。 でもレポート作成に全然抵抗がないという人は少ないですよね。 私も入学してまとまった文章を書くのは正社員時代以来だったので、最初に書いたレポートは下手なビジネス文

          【通信制大学での学び 第5回】レポートは悩ましい(その1. 型と作法)

          【通信制大学での学び 第4回】シラバスを読み込む

          また読んで頂きありがとうございます。 今日から4月。 いよいよ今日から学習を始める方も、 入学許可後すぐにレポートを作成された方も、 ご入学おめでとうございます。 そして昨年度から継続して学習されている方もお疲れ様です。 大人の学びを楽しんでくださいね。 今回はシラバスを読み込むことが大切という話です。 学習を始める時、まず読むのが受講する科目のシラバスです。 近大の場合はこんな冊子になっていますし、大学の学習サイト内にありますよね。 シラバスには以下のようなことが記載さ

          【通信制大学での学び 第4回】シラバスを読み込む

          【通信制大学での学び 第3回】学習ガイドを学習する

          こん〇〇は。 また見て頂きありがとうございます。 今回は通信制大学では学習(履修)ガイドがすごく大切だよ!ということお伝えします。 通常大学に入学するとすぐに入学ガイダンスが行われます。 ご存知のように大学側が学生に対し学生生活を送るのに重要な情報を伝えるイベントですが、この内容が「学習(履修)ガイド」になっています。 私が卒業した京都芸術大学芸術教養学科(以下芸教)の場合は学習サイトairUの中にありますし、修了した近畿大学図書館司書課程(以下近大)ではこんな冊子を頂きま

          【通信制大学での学び 第3回】学習ガイドを学習する

          【通信制大学での学び 第2回】大人が大学に入学したら最初にする一番大切なこと

          こん〇〇は。 2回目も見てい頂いてありがとうございます。 今回は私が思う入学したら最初にする一番大切なことをお伝えします。 それは、 「卒業する!」と決意すること えっ!とお思いかもしれません。まだ入学したばかりで何も分からないのに…とか、入学したけど仕事や家事・育児・介護が辛くて卒業どころじゃない!とか思っている人が多いかもです。 でも私は最初に卒業を意識することが、大学で学習を続けていく上でとても大切と思っています。 そう思う2つの体験がありました。 1.入学前にダ

          【通信制大学での学び 第2回】大人が大学に入学したら最初にする一番大切なこと

          【通信制大学での学び】芸術教養学科を卒業しました

          はじめまして。みきにゃんと申します。 もうすぐ還暦を迎えるパート勤務のおばさんです。 思うところあって2014年に京都造形芸術大学(現京都芸術大学)通信教育部芸術教養学科に入学し2018年に卒業しました。 卒業から2年半が過ぎ、今更ながらこの場で通信制大学での学びの経験を残そうと思ったのは、未だ治らないコロナ禍だから。 ステイホームを余儀なくされた昨今、多くの人が通信制で学び始めているようです。 しかし通信制の学びは始めるのに敷居が低いですが、学びの進行を自分自身でコントロ

          【通信制大学での学び】芸術教養学科を卒業しました