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「みんなのデザイン進化論」ロゴデザイン制作のプロセス

「みんなのデザイン進化論」ロゴデザイン・モーション担当の福原あいです。

今回は、みんデザのロゴが何を意味しているか、なぜアニメーションが必要だったか等、制作のプロセスをお話したいと思います。


みんデザの立ち上げを初めて聞いたとき、L4Dメンバーとの新しい取り組みにワクワクしたと同時に、「みんなって誰?」「進化論って何?」「そもそもデザインってなんだっけ?」
と色々と疑問を抱いたことを覚えています。今、振り返るとここで純粋に思った疑問を見逃さなかったことが後々アイデアにつながりました。

立ち上げメンバーの想いを聞きつつ、自分の中で自問自答しすることで、少しずつ疑問はクリアになり、一つの言葉に辿り着きました。

それは「生き物」です。
疑問をクリアにしつつ、ロゴのアイデアを考えていく中で「デザインって生きてるみたいだ」と感じるようになり、「生き物」をロゴのメインコンセプトにしました。

人が姿・形を変えて進化してきたように、デザインも進化し続けてきました。デザインは装飾的な役割から人に伝える力・人を動かす力まで持っています。現在ではデザイン経営・デザイン思考・組織デザイン・キャリアデザインなど、目に見えないデザインの重要性もより高まっています。

もっというとデザインされてないものは無いのでは?と思うくらい、デザインは意識していない日常の中でも溢れています。このように。時代や環境に合わせて変化に適応してきたデザインは、まさしく「生き物」だと感じました。

コンセプトは「生き物」ですが、ロゴの形はできる限りシンプルにし、時代を感じさせず、長く使えるデザインが良いと考えていました。そこで辿り着いたのが、太く力強い「デ」のマークです。「真っ直ぐ強く、みんデザの活動がみんなに届いてほしい」という想いで作っています。


モーションロゴは、みんデザWEBサイトよりご覧いただけます。
https://minnanodesign.studio.site/

また、「生き物感」も欲しかったので、今回モーションロゴも合わせて制作いたしました。

WEB媒体という観点でも、モーションは相性がいいので、社内で提案の際にロゴデザインと合わせて、モーションロゴの提案も行い、「生き物」・「シンプル」・「強い」・「真っ直ぐ」という抽象的な言葉も、モーションで可視化しました。様々なデザインや人が集まってみんデザが出来上がり、ここからさらに広がっていくイメージをモーションで制作しました。

途中、「デ」のロゴがちょっと控えめに、でも気づいてほしいくらいのモジモジした動きも見ているとちょっと愛着が湧いてきます。見てもらえると嬉しいです。

デザインは見る人・使う人・感じる人がいて初めて生きる(意味がある)と思っています。

みんデザもこれから読んでくれる人、関わってくれる人がどんどん増えて、生きるデザインになっていくように、L4Dメンバー皆で育てていきたいです。


⚫︎この記事を書いた人
福原 あい(ふくはら あい)/ L4D / デザイナー
兵庫県神戸市出身。グラフィックデザインを通して、多岐に渡る企業ブランディング案件に携わる。趣味のサウナと水泳を行っている時にアイデアを考えがち。



▼みんなのデザイン進化論のサイトはこちら

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