いしか

感じたこと思ったことを文章に。 そんな中で閲覧してくれた誰か一人にでも刺されば本望で…

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感じたこと思ったことを文章に。 そんな中で閲覧してくれた誰か一人にでも刺されば本望です。 基本的には優しく、でも時に素直で、何気ない毎日も、自分のペースで綴っていけたらと思っています。 たまに毒も吐きます。 オタクも発動します。 不定期で、『寝る前、エッセイ』始めました。

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  • 短編小説 まとめ

    短編小説のまとめです。

  • 恋愛 短編小説

    企画参加させて頂いた時に書いた、主に恋愛を題材にした作品を纏めています。

  • 猫 エッセイ

    猫ちゃんに関するエッセイのまとめです。

  • 食 エッセイ🍞

    食べ物に関するエッセイのまとめです。

  • 寝る前、エッセイ

    不定期で更新し始めた『寝る前、エッセイ』のまとめです。 おやすみ前に、良ければどうぞ。

最近の記事

1滴、貰います 995文字#新色できました

僕がしている仕事は、少し…嫌、だいぶ変わっている。一年中割と忙しい仕事ではあるが、1番忙しくなるのが夏だ。 毎年夏になると、社員は皆大きい鞄を持参し、鞄いっぱいに試験管と危険ではない特殊な液体を詰める。 そしてパソコンやスマホを取り出し、各々が担当する事になっている会場へと出発していく。 今回の僕の担当は、野球場。 甲子園をかけた戦いが行われている場所だ。 「毎年のことながら、何だか複雑だな〜」 同じ部署で、一緒の班の先輩が言う。 「そうですね…、けど、ソレを貰

    • 帰りたい場所… 1859文字#青ブラ文学部

      「河瀬さん、今日飲みにいきませんか?」 ………また来た。 冷たくて冷酷かもしれないけれど、私は声をかけられて直ぐにそう思った。 「今日は、両親と晩御飯を食べる約束をしているんです。」 何となく浮かんだ理由を伝える。勿論、絶対に信じてもらえないというのも分かって言っている。 けれど、心の中では思ってる。 この理由を聞いて、納得して欲しいって…。 「そうなんですか?……じゃあ、仕方ないですね」 私を誘ってきたのは、風の噂で私の事を好んでいるらしいという後輩男性社員

      • ……かなしっ!(短めエッセイ)

        朝早くに出かける日があり、私は朝早くに家を出た。 その日はたまたまゴミ出しの日で、多い荷物を持ちながらのゴミ出し。 私の地域のゴミ出し場所へ行くと、そこには地位猫ちゃんが! この子と初めて会ってから、もう3年以上になると思うが、ご飯を貰って暮らしている家のご主人以外には、地域猫、及び、野良猫らしく警戒心ビンビン! 私がやって来た事に驚き、警戒のポーズ!そんな猫ちゃんの姿を見た私は、 『何もしないからね。大丈夫だからね〜』 なんて言いながらゴミを出そうとしたものの…

        • 炭酸好きなのにな…(エッセイ)

          暑い時や疲れた時、私は炭酸を飲みたくなる。普段はあまり炭酸を飲まない私なのたが、先程書いたように暑さや疲れを自分が感じていると、炭酸を体が欲するのだ。 けれど、炭酸を飲もうと思うと、私はコンビニかスーパーに行かなければならない。 何故なら、冷蔵庫にいつも炭酸が常備されている訳ではないからだ。 けれど、いざ炭酸を飲みたいから買いに行こうとすると、ある気持ちが襲ってくる。 『なんか、飲みたいけど…め、面倒くさい…………』 一番家から近い飲み物が買えるところは、自販機だ。

        1滴、貰います 995文字#新色できました

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          18本
        • 寝る前、エッセイ
          4本
        • シロクマ文芸部 投稿
          43本

        記事

          久し振りに…?胃がもたれしまい 『キャベジン』を飲むことに。 飲んだのは粉末タイプだったのだが、思った何倍も苦くてビックリ!!(笑) 『うっわ〜!!にっが〜〜〜〜!!』 『うえっ〜〜、にが、苦すぎる〜!!』 と、一人悶絶。 良薬口に苦し、でした……。 トホホ(;´д`)

          久し振りに…?胃がもたれしまい 『キャベジン』を飲むことに。 飲んだのは粉末タイプだったのだが、思った何倍も苦くてビックリ!!(笑) 『うっわ〜!!にっが〜〜〜〜!!』 『うえっ〜〜、にが、苦すぎる〜!!』 と、一人悶絶。 良薬口に苦し、でした……。 トホホ(;´д`)

          眼鏡をかけたくなる時もある(エッセイ)

          私はまだ眼鏡をかける必要のない視力を維持しているものの、スマホをいじるようになってから、視力は悪くなった。 両親ともに眼鏡をかけているが、私は未だ眼鏡をかける事なく、学生の頃は視力が良いのが自分の中でちょっとした自慢でもあったのに…。 スマホ、恐ろし………。  話が逸れたので話を戻すが、そんな私は、オシャレアイテムとしても眼鏡をかけることは全くなかった。 そんなある時。 生まれて初めて右目にものもらいが出来た。 朝起きて鏡を見たらビックリ!右目の瞼の端っこが赤く腫

          眼鏡をかけたくなる時もある(エッセイ)

          写真が苦手な私。(エッセイ)

          車で30分の所にある大きいファミリーパークでイベントが行われていた。 本を持ち込み、出店されているお店で珈琲やお菓子を買って、それを楽しみながらパーク内で読書を楽しもうというイベント。 ファミリーパークというだけあって、子供連れの人達が多かったのだが、ファミリーパーク内にはフォトスポットがあり、そこで写真を撮っている親子が居た。 『〇〇、可愛いよ〜こっち向いて〜』 何て声が聞こえてくると、小さい子供は可愛くポーズをとって親御さんが写真を撮るのを待っている。 そんな光

          写真が苦手な私。(エッセイ)

          君に届かない 1375文字#青ブラ文学部

          「私は、上原みたいな人…絶対に好きにはならない」 「私は、私が1番大切だから…」 彼女に言われた言葉は、今でも俺の頭と心に残ってる……。 ◈◈◈ 「上原〜、お前また女の子振って泣かしたんだって〜?」 大学の近くにある居酒屋に高校時代からの友人、松下と飲みに来ている。 「ふってねーよ。俺が振られたんだよ」 「でも、そのお前を振ったっていう女の子、泣いてたって言ってぜ?」 「………とにかく、もう別れたんだから、別れた後は分かんないし、知らない」 「はあ〜、相変わら

          君に届かない 1375文字#青ブラ文学部

          もう戻れない、この感覚(エッセイ)

          上の詩は、私が小学生の頃に書いたであろう作品だ。 上の言葉をネットで探してもみつからないのだから、多分、いやきっと、小学生の頃の私が書いて作ったものだと思う。 大人になってこのノートの1ページを見つけて読んだ時、『私、自分ながら凄い詩かいてるな〜』と思った。 そして今の私には、もうこの時の様な純粋な感覚も見え方も出来なくなっている事にも気が付いてしまった。 ………何だか、少し悲しい。 同じ様に見えている筈なのに、感じる部分が変に大人になって現実的になってしまった。

          もう戻れない、この感覚(エッセイ)

          生理前と特売日(エッセイ)

          生理前になると、ほんの些細な予感が頭によぎる事がある。 そして、そんな予感は時に現実になる。 と言っても、必ず実現する訳では無いし、確率自体も、全体を通したらあまり高くない。 と、思っているが…私的には中々の的中率だと思う。 ……どんな予感なのか? 本当に小さくて些細な事だが、我が家の砂糖の残量がもう残り少なくなっていた「あ〜、買い物ついでに買ってこなくちゃ…」なんて思っていた私。 けれど、いつも行くスーパーでの砂糖の値段は、思っていたより高く… 「えつ!!? 

          生理前と特売日(エッセイ)

          夜明けの色と香り #色のある風景

          三羽烏さんの企画に参加させて頂きます 🌒🌔🌗 「はあ……疲れた…」 ズボンのポケットから電子煙草を取り出し口へと運ぶ。 息を吸うと電子煙草の味がして、少し不味いな〜なんて思いながら、深い紺色をした夜空に、夜空の紺色と電子煙草の白い息が混ざり合って灰色の煙に変わる。 俺は、都会の街の端っこで『深夜の喫茶店』を営業している。 営業時間は夜の8時から翌日の朝4時まで 祖母の家にあった沢山の本を譲り受け、どうしようかと迷っていた時に考えついたお店だった。 ほんのお試し営

          夜明けの色と香り #色のある風景

          今、君に会えたなら(エッセイ)

          母方の実家には、『マリン』というマルチーズの女の子が居た。 けれど、マリンが生きていた頃の私はまだ幼く小さかった為、祖父母の家に行くたびに『ワンッ!ワンッ!』と吠えるマリンを、私は少し怖く思ってしまっていた。 そんなマリンは、13歳まで犬生を全うし、虹の橋を渡っていった。 けれど…そんなマリンと遊んだ記憶は、今の私には全然残っていない。 段々成長してきて、大人になった今… 私はそれを、とても後悔している。 犬としての性質である吠える声を、怖く思ってしまっていた事も

          今、君に会えたなら(エッセイ)

          ほのぼのしたい。 猫ちゃんを感じたい。 癒やされたい。 ほのぼのとしたお話と、優しいイラストのタッチと色使い。 読んでいると、可愛すぎで悶えてしまう…! そして、作者さんと猫ちゃんの絆にジ~ンとする。 もし、機会などありましたら、手にとって頂きたい。 そんな作品です(^^)

          ほのぼのしたい。 猫ちゃんを感じたい。 癒やされたい。 ほのぼのとしたお話と、優しいイラストのタッチと色使い。 読んでいると、可愛すぎで悶えてしまう…! そして、作者さんと猫ちゃんの絆にジ~ンとする。 もし、機会などありましたら、手にとって頂きたい。 そんな作品です(^^)

          今日で、毎日投稿は一区切り! 溜まっていた下書きを消化し続けました(笑) 私の毎日投稿したnoteにスキをして下さった方、見てくださった方、ありがとうございました☺

          今日で、毎日投稿は一区切り! 溜まっていた下書きを消化し続けました(笑) 私の毎日投稿したnoteにスキをして下さった方、見てくださった方、ありがとうございました☺

          ガチャガチャが、私の懐かし!心を突いてくる(エッセイ)

          少し時間があった時、いる場所がショッピングモールだったのでガチャガチャを見てみることに。 最近のガチャガチャはクオリティーが高い。高い分値段も結構高い。 子供の頃の100円、200円のガチャガチャを回して育って私には、今のガチャガチャの値段は一回回すのでさえ良く考えてから回している。 そんなガチャガチャには紐の硬い私だけれど、最近のブームなのか、平成アニメのガチャガチャが数多く登場してきている。 ……これが私にはぶっ刺さる。 ショッピングモールのガチャガチャを見てい

          ガチャガチャが、私の懐かし!心を突いてくる(エッセイ)

          永久欠番の恋 2390文字(永久欠番のあなたへ)#青ブラ文学部

          女性は恋を上書きして、 男性はファイル別の保管をする。 よく、男女の恋愛においての記憶の仕方を、上の様に例える。 俺に限って言えば、その通りだな…なんて思う。 ⚓⚓⚓ 「はぁ〜、まだ先は長いな…」 俺はクルーズ船の船員をしている。 俺の乗るクルーズ船は半年で始発地から目的地へ行き帰ってくるクルーズ船で、その半年は休みなく働き、残りの半年は、ほぼ休暇になる。 だから、まあ、大変だけど、楽といえば楽だな〜と、自分では思っている。 「すまん!林原…」 林原、俺の名字

          永久欠番の恋 2390文字(永久欠番のあなたへ)#青ブラ文学部