そらまめ

noteはじめました。続けられるかな。色々やってみたいです。

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  • フォント屋”蚕豆堂”

    いらっしゃいませ! 個人利用、商業利用問わずお使いいただけるフォントデータを公開・販売しております。 基本的に、新作フォントは1週間、無料で公開したのち、有料での公開に切り替えます。 気になる作品がございましたら、お早目にお試しください……!

  • アウトサイド ヒーローズ

    ポストアポカリプス・サイバーパンク・ローカルヒーローSF活劇小説シリーズです。 1話完結のエピソードを掲載していきます。

  • ガリバー"法螺吹き"男爵の冒険

    毎日更新中の創作SF小説を一部加筆修正し、「まとめ読み版」としました。ご覧ください。

  • アウトサイド ヒーロー

    文明崩壊世界でヒーローが頑張る話です。 全4章構成です。 第1章 「ライジング」 第2章 「フォロウィング」 第3章 「イヴェント」 第4章(最終章) 「ピリオド」 そして 「アウトロダクション(エピローグ)」 「リ・イントロダクション(補遺、あるいは再導入)」 を公開し、完結しました。(7/26, 2021) よろしくお願いします。

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オリジナルフォントを無料配布します(5/26まで)

商業利用、個人利用問わずお使いいただけるフォント、"Space Porter"のデータを、2024年5月26日(日)まで無料で配布いたします。 利用上の注意事項は、添付の"readme"ファイルをご参照ください。

    • オリジナルフォントを無料配布します(5/26まで)

      商業利用、個人利用問わずお使いいただけるフォント、"Sorcery Rhyme"のデータを、2024年5月26日(日)まで無料で配布いたします。 利用上の注意事項は、添付の"readme"ファイルをご参照ください。

      • アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-3

        ティアーズ オブ フェイスレス キラー  吹き抜けの断崖に張り付く街が、地の底へと続く地下積層都市ナゴヤ・セントラル・サイト。その中央部にぽっかりと開いた、一際大きな縦穴。  それは、いまだ発掘が続く文明復興の最前線、最下層まで続く垂直回廊。そして住民から“ステーション”と呼ばれるナゴヤ最大の繁華街。  日がな一日たむろする若者たち、仕事の合間にやってきた勤め人。安全帽を被った発掘作業員たち、更にその先へ降りて遺跡の安全確保と引き換えにオーバーテクノロジー遺物を漁る“遺跡

        • オリジナルフォントを無料配布します(5/12まで)

          商業利用、個人利用問わずお使いいただけるフォント、"Carbon Circuit Unbalanced"のデータを、2024年5月12日(日)まで無料で配布いたします。 利用上の注意事項は、添付の"readme"ファイルをご参照ください。

        オリジナルフォントを無料配布します(5/26まで)

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          オリジナルフォントを無料配布します(5/12まで)

          商業利用、個人利用問わずお使いいただけるフォント、"Carbon Circuit"のデータを、2024年5月12日(日)まで無料で配布いたします。 利用上の注意事項は、添付の"readme"ファイルをご参照ください。

          オリジナルフォントを無料配布します(5/12まで)

          オリジナルフォントを無料配布します(5/12まで)

          商業利用、個人利用問わずお使いいただけるフォント、"Rococo Japonesque"のデータを、2024年5月12日(日)まで無料で配布いたします。 利用上の注意事項は、添付の"readme"ファイルをご参照ください。

          オリジナルフォントを無料配布します(5/12まで)

          アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-2

          ティアーズ オブ フェイスレス キラー 「見つからない、って……」  アマネが納得いかない、とばかりに声をあげる。 「どういうことです? 重要参考人がいるんですよね?」 「おっと、言葉が足りなかったようです。申し訳ない」  芝居がかった身振りで肩をすくめるメカヘッド。アマネはイラっとしたが、この程度はいつもの事だ。ひとまずメカヘッドの説明を待つことにした。 「それぞれの事件を捜査する中で、疑わしい人物を目撃した、という具体的な証言が挙げられています。防犯カメラに、

          アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-2

          アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-1

          ティアーズ オブ フェイスレス キラー  錆びついた金具が動き、立てつけの悪い扉が軋みながら開く。ローティーン向けのひらひらしたワンピースを着た少女が、転がり込むようにワンルームのアパルトマンに入ってきた。  大きな音を立てて扉を閉め、底の平たいローファーを脱ぎ捨てる。  娘は激しく脈打つ心臓に手を当てて、乱れた息をついた。 「はあーっ! はあーっ! はあ……」  背中を丸めてわずかにうつむき、よろめきながら暗い部屋の中に入ると、女性はまとっていたワンピースを勢いよく脱

          アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-1

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-14(エピローグ)

          ディテクティブ インサイド シティ 「ごちそうさまでした!」  真っ白いベッドの上でキシメン・ヌードルを勢いよくすすっていたアマネが、空になったボウルをテーブルに置いた。きびきびと歩き回りながら病室の片付けをしていたナースが、入院患者の声を聞いて振り返る。 「あら、もう食べちゃったんですか!」 「えへへ、昨日は一日点滴だけだったから、つい……」  アマネは恥ずかしそうに笑いながら、空の食器を手渡した。小柄なナースは微笑んでボウルを受け取り、入り口近くに停めていたワゴ

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-14(エピローグ)

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-13

          ディテクティブズ インサイド シティ  ナノマシンのヴェールに覆われた水球が、内側からの力で激しく波打つ。 「この……!」  マギセイラーは水球を抑え込もうと、両手に力をこめた。吹き飛ばされそうなほどの強烈な水圧に、両脚を踏ん張って耐える。  水の中ではミュータントが死に物狂いでもがき、ナノマシン防壁を内側から殴り続けていた。 「くそっ、動くなっ! もうっ!」  ミュータントは四肢と尻尾を振り回して暴れ続ける。とうとう、光る水球を内側から突き破り、鱗に覆われた拳が飛

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-13

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-12

          ディテクティブズ インサイド シティ 「うおおお!」  男たちの太い叫び声が路地に響いた。雨に濡れたアスファルトが投光器の光を浴びてギラギラと輝く。 足元に揺れる光の帯を踏みつけて水しぶきをあげながら、プロテクターに絶縁装備を重ね着した“イレギュラーズ”の班員たちが一斉に駆け出した。 「がああああ、あああああ!」  包囲されていることに気づいた有鱗ミュータントが、怒り狂った声をあげる。振り回そうとした両腕に、踏ん張ろうとした両脚に黒尽くめの戦闘員たちが一斉に取りついた

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-12

          アウトサイド ヒーローズ;エピソード13-11

          ディテクティブズ インサイド シティ 「……ウス」  カジロ班長の声に応えたのは、反対側のブロックで待機していた第2班のミワ班長だった。巨漢のミワは眼帯を外すと、路地の前に仁王立ちで陣取った。  トンネルのように細い道からカジロが躍り出ると、滑り込むように転がってミワの股ぐらを潜り抜ける。 「うっひゃああああああ! ……ぐえっ」  逆転を目指して本陣へと斬りこむヤキュー・サムラーイのごとく、カジロは雨に濡れたアスファルトの路面を滑り込んで……レストランの裏手に並べられ

          アウトサイド ヒーローズ;エピソード13-11

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-10

          ディテクティブズ インサイド シティ 「どうしたんだい、お昼ご飯はまだ……」 「しらばっくれんな!」  薄っぺらな模造タタミ・シートが敷かれた室内に上がり込むと、息子は激しくがなりたてた。 「探偵を使っただろう! テメエ何しやがんだ、このクソババア!」  若干呂律の怪しい悪態とともに吐き出される、酒臭い息。大柄な体がわずかに揺れている。昼間から相当呑んでいるようだった。 「すまなかったねえ、勝手に話して……」 「うるさい、うるさい!」  男はわめきちらしながら

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-10

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-9

          ディテクティブズ インサイド シティ 「特効薬? “ミュータント風邪”の?」  キリシマは大仰な身振りで首をすくめながら、すっとぼけた調子で訊き返した。 「そんなものが、何の関係が……」 「この薬は、元々は野生のダガーリンクスを狩るためにつくられた鎮静剤だったそうです。ただ、オーサカではモンスターの被害が多くなかったので、倉庫に大量に保管されていた。一般に販売されることもなく……」  アマネは端末機をポケットに戻すと視線を逸らすキリシマに声を荒げることもなく、淡々と

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-9

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-8

          ディテクティブズ インサイド シティ  児童公園の木立を揺らして舞い上がるとアパルトマンの屋根を飛ぶ、薄ピンク色の風。湿気を含み始めた晩春の空気を裂いて屋根の波を走っていき、路地裏に飛び込むと、つむじ風はピンク色の光の粒子となって消え去った。 「……ふう」  渦巻く風が消えた先、物陰の薄汚れたゴミ箱の上に立つのは、ぱりっとしたスーツに身を包んだ若い娘。ナゴヤ・セントラルの上級捜査官であることを示す、星型に開いた花のバッジが胸に輝いた。  管区の保安官・軍警察組織を監査す

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-8

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-7

          ディテクティブズ インサイド シティ 「盾はいらん、プランA! 直接確保だ!」  PMC特殊部隊のリーダーが叫ぶと、ほころびかけた警ら隊の防壁をすり抜けて、黒い影たちが走る。  黒尽くめの傭兵集団は透明シールドの前に飛び出すと、一斉に大口径の銃を構えた。 「KShaaaaAAAarh!」  粘液に覆われたミュータントは血走った目で周囲を見回すと、鋭い声で叫ぶ。 「総員、距離取れ! 一斉に……」  リーダーは包囲網の周囲を走りながら、部下たちに指示を飛ばした。興奮し

          アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-7